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デュラララ!!×2承 感想。相変わらずのエッジの効いた絵と物語が良い

【ネタバレ】
2015年冬アニメの感想の続きです。

◎「デュラララ!!×2 承」(・・・かける に しょう)(2期 分割3クールの1クール目、全12話)

総合評価4.5点(5点満点)。

2期分割3クールの1クール目。
1期から半年後の池袋での物語。

「放送直前SP デュラララ!!×2 談(DAN)」で神谷浩史さんが、込み入っているので1期(2010年冬春、全24話)を見てからの方が楽しめるだろうという旨を言っていましたが、そうなんですよね(小野大輔さん、福山潤さんとの3人の座談会。豊永利行さん、花澤香菜さん、下野紘さんの3人の座談会もあり、平和島幽(cv岸尾だいすけ)がナビゲーター。)。
「放送直前SP デュラララ!!!×2 音(ON)」も放送され、豊永利行さんがOP曲のOKAMOTO’SとED曲のTHREE LIGHTS DOWN KINGSと対談。

複数の物語が同時進行していて時々時間軸が戻ったりして、それらは基本的には最後につながるのですけれど、でも、そこはそれほど分かりにくい描き方ではないので何とかなるでしょう。
ただ、各キャラの関係や背景を知らないと分かりにくいので、それを知るためにも1期を先に見ておいた方が無難でしょう。1期は全24話ですし、今更ですが2014年秋にスカパー!で再放送していました。今更ですが。

ケンカや悪巧みだけでなく、友情やトラウマや気持ちの変化の描き方も良く、しかもシリアスを交えつつもコミカルに笑えて、言うことなしです。1期が良すぎたので4.5点にしましたが、もっと高くても良いかもしれません。


○ 相変わらずのエッジの効いた絵と物語(音楽は1期の方が良いです。)。2014年秋に1期の再放送を見たときは今でも新しいなと思いましたが、引き続き同様。
ただ、1期の本放送を見たときに、カラーギャング(渋谷にいたチーマーみたいなもの。)という設定自体は古いなとは思いましたけれど、原作の時点では新しかったのでしょうかね?。

1期のメインキャラの多くは出番が少ないですが、1期も2期もほとんどのキャラが魅力的ですが、それでも1期のキャラの方がより魅力的なので、そこが少しだけ不満です。それでも、十分に楽しかったです。



○ 3話。人気アイドル歌手の聖辺ルリ(cv藤田咲)がハリウッドという殺人鬼だと。1期の挿入歌「rain tears」(聖辺ルリが歌う、密かな名曲。)が流れたり、承の挿入歌「little world」が岸谷新羅(cv福山潤)の着信音として流れたり、何よりも、ルリの抑えた震え声とか、笑いながら泣く声とか、御馳走様でした。満腹です。個人的な感情としてはこれだけで総合評価5点をつけたいところですが、そこは冷静に。

Blu-ray2巻のオーディオコメンタリーで、大森貴弘監督は、1期の時点では原作でもここまでは分かっていなかった、どちらかというと歌で選んだと言っていましたが、沢城みゆき さんが「私、これありきの咲ちゃんかと思ってました。」と(1期と2期の間にゲーム収録があったとのこと。2巻のオーコメは、福山潤さん、藤田咲さんを加えた4人。)。


鉄アレイを軽そうに回しながら、ルリが笑い泣きするシーン。とても良かったです。




○ 4話。セルティ(cv沢城みゆき)らの逃亡やら鍋パーティーやらルリが事務所移籍やら。

ルリと平和島幽(cv岸尾だいすけ)はかなりの人気歌手と人気俳優のようですが、2人とも美形ですが表情が乏しいので、何故に人気なのでしょう?。ルリは歌手なので、無表情は魅力になり得ますが、俳優で無表情は、一時的な人気は出ても役の幅を狭めるだけな気も。
(2016年1月6日追記。数ヶ月前に気付いていましたが、幽は演技になると人が変わったようになるのでした。)


○ 最終12話。竜ヶ峰帝人(cv豊永利行)が黒沼青葉(cv下野紘)のグループのリーダーになることにして契約を結ぶとき、契約と園原杏里(cv花澤香菜)を巻き込んだ仕返しとして紙の上に青葉の手を置かせ、その手の甲にペンを刺して血の手形にしていましたが、そのときの顔が落ち着いていて、その怒りを受け入れた青葉に対していつもの少しヘラヘラした感じの帝人に戻りましたが、「普通」な帝だからこそ、「普通」の高校生だからこそ、リーダーになることをあれだけ嫌がっていたのに、ためらいもなく恐ろしいことを平気でする異常さという対比というのはありがちですが、良かったです。

「ガキっていうのは固まってねえから、どんな風にでも変わっちまうもんさ。だからこそガキってのは怖いよな。」(露西亜寿司の店主。)
今後はここが掘り下げられるのかなあ。


○ 折原臨也(cv神谷浩史)も暗躍はしていますが、芸能事務所社長(ルリが移籍前にいた事務所。)の方が暗躍しているようで、より複雑に。
最後に臨也は路上で刺されて倒れましたが、当然、生きているのでしょう。

ロシアの殺し屋や日本のヤクザや銃も出てきて、池袋の10代中心のカラーギャング同士の対立(子供の喧嘩のようなもの。)の物語からかなり大きな物語になりそうで、そこに少し不安を感じますが、夏の続きの「転」も楽しみです。

また、11月1日のパシフィコ横浜でのイベント、昼の部に当たったので、楽しみです。


○ 写真とか。
アニメジャパン2014にて。


アニメジャパン2015にて。



2015年5月、アニメイト池袋にて、折原臨也 生誕祭。コメントコーナーがあったので、平和島静雄(cv小野大輔)の名前で、お祝いになっていないお祝いコメントを残してきました。





濃いキャラ達。






【shin】
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