伊勢原から代々木上原までが55分、同じホームで千代田線に乗り換えて乃木坂までが10分少々!
横浜の外れに住んでいた時と大して所用時間も変化ないのにすっかり足が遠のいてしまった都心界隈だ。
乃木坂駅を上がって新国立美術館を横目に眺めつついつものトンネルをくぐって六本木通りを目指す。
大きなシュールレアリズム展のポスター脇には、何であんなに力む必要があるのかと思うような日本田舎者国家施設にふさわしい警備員たちの制服フォルム!
シュールレアリズムが泣くよと呟きながら、愛好するトンネル内の壁絵にしばし足を止める。
分かっていないヤンキーなガキがこれらの壁絵に恥じの上塗りをすることを恐れているが、まだ明治公園の寺付近の壁絵みたいな厄災には会ってないようだ。
今日は陽射しが春めいてきて壁絵に反射する影がいい。
所用を済ませてTVアサヒの横にある毛利庭園の桜をしばし眺めてから芋洗い坂を上がる。
桜は丁度五分咲きの様子。
ロアビル前の薮蕎麦でカレー南蛮を食べる。
夕暮れの六本木はいかにも閑古鳥が鳴く風情だ。
西端にできたヒルズに町の養分を抜け目なく吸い取られ街の皮膚には20年前以上の疲弊感が漂う。
食後、青山墓地の桜もついでにということで裏路地を辿る。
かっての外苑東どおりを入った「大八ラーメン」跡地近辺のひしゃげた民家をしばし眺める。
星条旗新聞社前から上がる墓地の夜桜も五分咲きである。
闇に浮かぶ桜の仄かな白を取り囲む周辺に人影はない。
時勢ながら静かに桜を内省するとてもよい時代が来たような気分になりつつ、今度は赤坂方面に向かう乃木坂への街路を辿って駅へと戻る。
横浜の外れに住んでいた時と大して所用時間も変化ないのにすっかり足が遠のいてしまった都心界隈だ。
乃木坂駅を上がって新国立美術館を横目に眺めつついつものトンネルをくぐって六本木通りを目指す。
大きなシュールレアリズム展のポスター脇には、何であんなに力む必要があるのかと思うような日本田舎者国家施設にふさわしい警備員たちの制服フォルム!
シュールレアリズムが泣くよと呟きながら、愛好するトンネル内の壁絵にしばし足を止める。
分かっていないヤンキーなガキがこれらの壁絵に恥じの上塗りをすることを恐れているが、まだ明治公園の寺付近の壁絵みたいな厄災には会ってないようだ。
今日は陽射しが春めいてきて壁絵に反射する影がいい。
所用を済ませてTVアサヒの横にある毛利庭園の桜をしばし眺めてから芋洗い坂を上がる。
桜は丁度五分咲きの様子。
ロアビル前の薮蕎麦でカレー南蛮を食べる。
夕暮れの六本木はいかにも閑古鳥が鳴く風情だ。
西端にできたヒルズに町の養分を抜け目なく吸い取られ街の皮膚には20年前以上の疲弊感が漂う。
食後、青山墓地の桜もついでにということで裏路地を辿る。
かっての外苑東どおりを入った「大八ラーメン」跡地近辺のひしゃげた民家をしばし眺める。
星条旗新聞社前から上がる墓地の夜桜も五分咲きである。
闇に浮かぶ桜の仄かな白を取り囲む周辺に人影はない。
時勢ながら静かに桜を内省するとてもよい時代が来たような気分になりつつ、今度は赤坂方面に向かう乃木坂への街路を辿って駅へと戻る。
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