バスの終点広場の斜面にがっちりと根を張った大きい辛夷の木がそびえている。
太い幹は五本に枝分かれして、まだ冷涼の残る空へ小枝を羽ばたかせている。
いかにも硬い灰色な繊毛状の包皮を破って乳白の花が反り返って開花を迎える。
光りを浴びて伸びをしてる様子は春を感じる指標にちがいない。
梢の上から下へ向かって段々と開花して、今は三分咲きだ。
東京の桜が昨日、開花して一週間後は満開らしい。
辛夷の花もその時分が満開になりそう。
今年はちょっぴり遅い春のおかげで、辛夷と桜のいずれ劣らぬ競演が楽しめそうである。
人間社会が艱難と痛苦で喘いでいても、自然の自動律は黙しながら季節を代謝している。
パンとコーヒーの朝飯にデザートは窓辺から遠望する辛夷の梢、タンノイⅢLZで聴く西洋のご詠歌、ベネディクト修道院修道士聖歌隊の歌。
「私は水をみた」「ガリアの古いアレリア」
庭先を訪れる背黒セキレイも断続の囀りで春に呼応している。
太い幹は五本に枝分かれして、まだ冷涼の残る空へ小枝を羽ばたかせている。
いかにも硬い灰色な繊毛状の包皮を破って乳白の花が反り返って開花を迎える。
光りを浴びて伸びをしてる様子は春を感じる指標にちがいない。
梢の上から下へ向かって段々と開花して、今は三分咲きだ。
東京の桜が昨日、開花して一週間後は満開らしい。
辛夷の花もその時分が満開になりそう。
今年はちょっぴり遅い春のおかげで、辛夷と桜のいずれ劣らぬ競演が楽しめそうである。
人間社会が艱難と痛苦で喘いでいても、自然の自動律は黙しながら季節を代謝している。
パンとコーヒーの朝飯にデザートは窓辺から遠望する辛夷の梢、タンノイⅢLZで聴く西洋のご詠歌、ベネディクト修道院修道士聖歌隊の歌。
「私は水をみた」「ガリアの古いアレリア」
庭先を訪れる背黒セキレイも断続の囀りで春に呼応している。
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