先週、久々に映画を見に行った。
子供が、『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』を観たいというので、
連休どこにも行けないのは可愛そうに思えたので観に行った。
(土曜日は休出だった)
38歳の自分は、バブルといえば学生の頃だったが、それほど実感したことは
なかったが、映画の中で取り上げられているシーンを見ると、確かに
そうだったなぁ....と思えて楽しめた。
子供には面白くなかったみたいだが、自分が見たいものが観れたので
それなりに満足していた。
家に帰ってきてからカミさんに、スーツを買ったら、と勧められた。
どうやら自分の持っているスーツは、阿部チャンが映画の中で着ていた
スーツと同じような形だというのだ。
確かに、今とは全然ちがってゆったりしていたなぁ。
子供の卒園&入学式もあるから、一着作っておくかなぁ。
大学時代に、U澤に「私をスキーに…」を観ろ観ろと、何度も言われたけれど、チャラチャラしてるに違いないと思い、断固観なかった。
卒業してバブルもはじけて、その後しばらくしてから観たら、思っていたほどひどくなかった。
主人公の二人は純情だし、イカれた仲間も結構必死に友だち助けるし。
でもリアルタイムで観てたらもっと印象悪かった思う。
男性誌って基本的に、わざと下品さと毒を盛り込んでいて、一方映画は女性客をつかまないと興行が成り立たないから、そのへんはうまくバランスをとるために毒の部分は悪役に任せたり、いろいろ工夫してるんだと思います。
それ自体、節操ないですけど。
バブルへGO!ではホイチョイが自分たちの間違いとか含めて、どう当時を振り返っているのか興味があったんだけど、「自分たちが時代をミスリードしたかもしれない」みたいなことはぜんぜん感じてないのかな、と思いました。
でもそれなりに、あれっておかしかったなあくらいには思っているのな。
まったく反省してない様にも見えたし。
いずれにせよ娯楽作品としてはけっこう面白かったし、良くも悪くも全部終わったことだ、という気分になれたのが良かったな。
ホイチョイ礼讃してると思われるとつらいです。
で、それからどうした?
今はドーダカ解りませんが、バブルの頃ホイチョイがスピリッツにトレンドを追ってた連載書いてたじゃないですか。
ある刊に、「流行りのパジェロで流行らなくなったユーノス(ロードスターの事をさすらしい)を首都高でハイビームで追い回す”ユーノス狩り”をするのだ」
みたいな記事を載せてた。
怒りとクダラネ(見下しに近い)がミックスされた気持ちになったもんでした。
俺のホイチョイのイメージはそんな感じです。
あ~そいえば合コンしたねぇ。
その看護学生と待ち合わせしたのが、今の勤務先の最寄り駅というのも、なんだかなーって感じだな。
おもしろかった!
説明的な複線や、繰り返されるフレーズ、どんでん返しのやり方が、まさにザ・ホイチョイムービー。
『私スキー』好きの僕にはたまりませんでした
バブルの中心部ってあんな感じだったのか。
俺たちは端っこのほうにいて、直接あんまり関係なかったと思ってたけど、
確実にさざなみは来ていて、いろんなところで人生に影響してたんだ。と、最近思うようになってました。
そんなところにこの映画だったので、絶対観ようと思っていたのです。
大学の頃、EくんやYくんといっしょに看護婦学校の学生と合コンしたとき、相手の女の子たちはみんな、あんな肩パットの入ったスーツとか着てた。
すっごい嫌だった!!
いまとなってはいい思い出だ。