ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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鍼灸からの翻訳2:理論は臨床より生まれる

2022-06-14 10:41:03 | 診断即治療と虹彩学
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中脘への千年灸



ある男性の会社員ですが、私から考えると「過酷な環境での仕事」と思います。
何が過酷かと言うと、大勢の女性社員(20~30人)の中にたった1人しか男性がいないらしいのです。
私だったら持ちません。(^_^;)

その方が、以下のようなことを訴えてきました。
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・ 最近疲労感がある
・ 右肩が凝る
・ 左肋骨辺りが痛い
・ 鼻詰まりする
・ 自律神経が乱れている気がする
・ 腰痛で力が抜ける感じがする
・ 右大腿外側に熱感がある
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いつものように脈診、脊椎診をしたら「脾虚」が出ている。
で、六臓診をしたら、やはり脾経に異変があった。
念のために「陰陵泉」を押したら、痛そうな顔をしていた。
※ 陰陵泉の後ろには「腎査穴」があるので間違えないようにしてください



陰陵泉と腎査穴


陰陵泉は、鍼灸では一般的に以下のような症状に使います。

・ 胃痛
・ 腸の症状
・ 腰痛
・ 肩凝り
・ 首凝り
・ 下痢
・ 生理痛
・ 臀部痛

それらの症状は全て「脾経」と関係するからです。
しかし、七星鍼法では、肝虚から脾虚になると考えているので、「脾そのもの」と治療することは少なく、「肝」を補します。

たとえばこの方は、
・ 右肩が凝る
・ 腰痛で力が抜ける感じがする
・ 右大腿外側に熱感がある

と、肝からの症状を訴えているので、肝を補す方が早く治せるのです。
もっとも、五行論では「木剋土」と考えるので、とんでもない話かも知れません。
※ 「木剋土」とは、木(肝)が土(脾)を剋するということ

何故なら、たとえば糖尿病の治療には、「肝経」への「補法治療」が大切になります。
つまり、糖尿病になる前に、肝臓が疲労しているのです。
これは実験をしてみればすぐにわかりますし、糖尿病の患者さんを治療してもすぐにわかることです。
「理論は臨床より生まれる」です。


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