忘己利他

書道をやっています。大切な仲間に恵まれ、ふれあい、共に楽しむために・・・

かりそめ

2014-12-25 23:07:38 | 言葉

クリスマスで
街の中は賑やかです

その賑やかさが、庶民のささやかな喜びのように感じられ、
虚しく響くのは、私の卑屈さからでしょうか


大切な人にすてきな夢や幸せをもたらしますように。

病に苦しむ人が癒えますように。

寂しい人には喜びが訪れますように



私はここ数日、納戸の片付けに精を出しています。
おかげて筋肉痛

納戸の中には、額と作品のまくり(額からはがした作品)があふれ、
収容量を超えていました。

これまでに書いた作品を捨てるのは、
命が削られるようで、
思い切りが必要なのですが、

30点~40点この度捨てました。

でも、半分以上は捨てきれず、
やはり元のとおり納戸に収容のものもあれば、
もしかして麗川会の教室の皆さんの参考にならないかしらと、
お稽古場で皆さんに差し上げようかと思います。

でも、昔書いた作品なので、
駄作ばかりですが・・・
麗川会の皆さんが、貰っていただけると幸いです。

年明けのお稽古場に、少しずつ運びます。




これは、額に入った作品ですが、
かなり前の作品です。
「ゆめか うつつか まぼろしか この世のことは かりそめぞ」


「かりそめ」
私たちの日常、私たちの生活、私たちの存在は、
宇宙全体の天文学的な時間の流れからは、
ほんの微々たるもので、
ほんの一時的なもの、「かりそめ」過ぎません。
幸せであろうが、不幸であろうが、
そんなことは虚しく、些細なことなのかもしれません。

でも、一度きりの短い人生です。
幸せになる、なれる努力をしていきたいと思います。
人生、諦めないで
全ての人に希望をもってもらいたいと
願っています。

全ての人に
メリークリスマス