第99回全国高校野球選手権石川県大会は7月14日に開幕しました
星稜高校は春の北信越地区石川大会で準優勝であったため2回戦からの登場となりました。
なかなか星稜高校野球部の練習試合にも行けないほどの慌ただしさでしたが、今夏はケガ人はほぼなく迎えることができたようです。
石川県大会は雨の順延などがあり、私としては17日(月祝 海の日)だけが帯同できる日程となりました。23日にも帯同予定でしたが、雨のため順延。今大会は全国的各地で雨による順延が多かったように思います。おまけにゲリラ豪雨です。
そして、決勝戦まで駒を進めることができれば、午後を休診として応援に行く予定です
第99回全国高校野球選手権石川県大会 ~2回戦~ 天気;
7月17日(月祝) 石川県立野球場
星 稜 羽咋工業
星 稜 0 0 3 1 0 6 2 12
羽 工 0 0 0 2 0 0 0 2 (7回コールドゲーム)
朝の星稜高校グランドより帯同し、金沢 vs 金沢商業の次の試合でしたので、選手らの身体の動きや表情などを見ておりました。
試合前はゆったりとしたいい雰囲気でした
さて、やはり3年生は夏の大会が最後となり、甲子園がかかった試合ということで緊張しないわけがありません。初戦は特に緊張するものです。その切り替えのスイッチをどこで押すかということなのだと思いますが、選手に話を聞くと、やはり序盤は緊張していたようです。
攻撃では序盤ヒットは出るがあと一本が出ない状況が続きましたが、4番打者の木倉君が3回にランナーを二人置き、レストスタンド場外へ3ランホームランを放ちゲームが動き出しました。完璧な当たりだったと話しておりましたが、久しぶりに力の入っていない美しいフォームと素敵な放物線のホームランを見たなという感じでした いろんな意味でいいホームランでした
その後、6回には相手の四死球、また、この日はバックスクリーン方面から3塁側スタンドに向けてかなり強い風が吹いていました。その風に乗った川岸君のレフトスタンドへのソロホームランなどもあり、一挙6点を挙げ試合を決めました。
この星稜の打線、まだ完成ではないでしょうが、スタンドからみていても、打席での雰囲気というのは相手投手は嫌だろうな~というオーラを放っているくらい打者が大きく見えます。そして迫力があります。
この日は一人だけ例外がいましたが・・・ヒミツ
いやいや、それにしても1番から9番までホームランを狙える打線は怖いと思います。ここに細かい野球も機能していけば、本当に楽しみな打線になって行くかなと思います。
この日は10安打(ホームラン2、二塁打1)を放ち12得点をとりました。
守備では、特に大きなミスはなかったですが、サードを守る2年生の南保君の動きが良かったです。打撃も素晴らしいものを持っていますが、守備においても常に先の状況を読んで積極的なプレーをしていました。彼の成長はこの夏、星稜野球部のチームとしての厚みを作る上で重要な存在なのかなと思いました。
投手は、坂本君が4回、清水君が2回、1年生投手の奥川君が1回投げました。
春の大会に投げることができなかった坂本君と清水君が試合に投げることができて良かったと、心より思いました。マウンドや自分の感覚を確認しながらの投球だったと思いますが、3人とも、そこそこ良かったかなと思います。
坂本君が少し制球が乱れたところを痛打されたり、低めのボールのワンバウンドが多かったことで、バッテリーミスなどあり2点を献上しましたが、いい意味で勉強になり、今後に繋がる投球になったと思います
奥川君は、やはり北信越地区大会での登板とは違う緊張をしたようですが、何か彼の言葉に大器を感じさせる楽しみがありました 面白い1年生投手です。身体もがっちり、身長もあり、球速もこれからまだまだ上がっていくでしょう。球質も重そうです。彼の今後に期待です。
試合終了後は、順当に行けば、準決勝であたる可能性のある日本航空石川 vs 鵬学園を少しだけ観戦し、帰路へつきました。
星稜高校野球部、上々の立ち上がりです
彼らがプレーに集中し、怪我のないように、私も集中してトレーナー活動を頑張りたいと思います
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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