金融市場が凄いことになってますね・・・
ニュース解説者:
「円が一時110円台まで急落、このまま円高が進むと企業への大打撃ですね。」
さてここで、若い部下から疑問の声が!!
部下(2年目の女の子):(恥ずかしそうに)
「円が安くなってるのに、円高って言ううのがよくわからないんですが、、、」
ボクの心の声:
<おいおい、仮にも金融機関に勤める子が円高の意味が分からないって???
これが、噂に聞くゆとりっ子なのか?(かわいいから許してあげよう(^^)v)>
<「【円高】って呼ぶことに決まってるの!!」って一言で片づけてしまおうとも思ったけど>
<んっ?ちょっと待てよ!!
とわいえ、勤めている子が分からないってことは、一般の人はもっと知らないのではないか?
イカンイカン、金融業界に浸りすぎて自分の中で常識を作り上げてしまっているのかもしれない・・・これは、反省・・・>
<確かに、円の金額が減っていってるのに【円高】って言われたら言葉として、変かも。
円の金額が減ってるんだから【円安】といううべき!!かもしれない。。。>
<よし、ここはお客さんに聞かれてもちゃんと答えれるように教えてあげよう(かわいい子だしね。しつこい・・・)>
ということで、
円の金額が安くなっているのに円高とはこれいかに??をちょっと解説しましょう。
結論から言うと、
これも国債や株と一緒で市場で売買が行われているからですね。
この市場という場所(正確には為替市場)では、
≪円と言う通貨≫を金融商品として売ったり買ったりしてるわけです。
この【金融商品としての円】と【お金の通貨単位としての円】とが【円】と言われているので二つの意味でごちゃごちゃになっちゃうわけですね。
これがわかると
【円高・円安】の円と【金額の単位】の円は別物なんだということになります。
さて本題ですが、
$1.00 = 100円 を基準に考えてみましょう。(今は110円台ですけど分かり易くするためです。)
今日 $1.00 を100円 で買った。
翌日 $1.00 を110円 で買った。
さて、同じ $1.00 が1日で金額が10円変わっちゃいましたね。
(ホントは、こんなに動いちゃったら市場は大荒れ状態)
これは、どういう意味かというと
同じ 1.00ドル札という商品 を買うのに今日なら 100円 でいいのに
明日は、 110円 必要ですよということです。
つまり、1.00$札の商品価値が高くなった。 → ドル高 ですね。
逆に、今日と同じ100円では1.00ドル札を買えなくなったということで
円の商品価値が低くなった → 円安 となるわけです。
分かりましたか?
まだ、イマイチという方に(わかった人は読まなくてOK)、、、
これを分かり易くするために、よくハンバーガーや缶ジュースが使われますね。
ハンバーガー1個が$1.00で買えます(これは固定です。円安だろうが円高だろうが1ドルです。)
今日 1ハンバーガー を100円 で買った。
翌日 1ハンバーガー を110円 で買った。
ハンバーガーは、今日食べても、明日食べてもハンバーガー1個はハンバーガー1個ですね。
なのに今日は100円で買えたハンバーガーが、明日は110円が必要になってしまいます。
つまり、ハンバーガー1個に対する円の価値(強さ)が減ってしまったわけです。
円の価値が安くなった → 円安 となるわけですね。
逆に今日は100円で買ったハンバーガーが、翌日に90円で買えることになると、
今日 1ハンバーガー を100円 で買った。
翌日 1ハンバーガー を90円 で買った。となって、
ハンバーガー1個に対する円の価値(強さ)が高まったことになるわけです。
円の価値が高くなった → 円高 となるわけですね。
これが、どのようにボクたちに影響してくるかというと
円高($1・00=100円が90円)の時:
海外旅行に行って100ドルのバックを買う時に10,000円かかっていたものが9,000円で買えるようになるということです。
円安($1・00=100円が110円)の時:
海外旅行に行って100ドルのバックを買う時に10,000円かかっていたものが11,000円が必要になります。
ということは、円高になった方がいいじゃんということになりますが、
政府はそう考えていません。
どちらかというと、円安の方が国民にとって有益になるんですね。
それは、なぜかといいますと
大きな企業は、日本円だけでなくUSドルでもたくさん資産を持っています。(海外に会社があったりするから当然ですけどね)
例えば、
とある株式会社 《XXX》 が1億ドル持っていたとしたら円高(上記と同じで)になると円に換算すると100億円が90億円に▲10億円も資産価値が減ってしまいます。当然、ボーナスカッッッット!!ってことになるわけです。
逆に円安になると100億円が110億円に10億円も資産価値が増えちゃうので、臨時ボーナス支給となるわけですね。
そのほか、
輸出入が関係する会社は、作った製品だけでなく、原材料についても円高・円安で一喜一憂してしまうわけです。
お分かりいただけましたか!!
次回は、最近はやりのFXの意味についてもお話ししたいと思います。
ニュース解説者:
「円が一時110円台まで急落、このまま円高が進むと企業への大打撃ですね。」
さてここで、若い部下から疑問の声が!!
部下(2年目の女の子):(恥ずかしそうに)
「円が安くなってるのに、円高って言ううのがよくわからないんですが、、、」
ボクの心の声:
<おいおい、仮にも金融機関に勤める子が円高の意味が分からないって???
これが、噂に聞くゆとりっ子なのか?(かわいいから許してあげよう(^^)v)>
<「【円高】って呼ぶことに決まってるの!!」って一言で片づけてしまおうとも思ったけど>
<んっ?ちょっと待てよ!!
とわいえ、勤めている子が分からないってことは、一般の人はもっと知らないのではないか?
イカンイカン、金融業界に浸りすぎて自分の中で常識を作り上げてしまっているのかもしれない・・・これは、反省・・・>
<確かに、円の金額が減っていってるのに【円高】って言われたら言葉として、変かも。
円の金額が減ってるんだから【円安】といううべき!!かもしれない。。。>
<よし、ここはお客さんに聞かれてもちゃんと答えれるように教えてあげよう(かわいい子だしね。しつこい・・・)>
ということで、
円の金額が安くなっているのに円高とはこれいかに??をちょっと解説しましょう。
結論から言うと、
これも国債や株と一緒で市場で売買が行われているからですね。
この市場という場所(正確には為替市場)では、
≪円と言う通貨≫を金融商品として売ったり買ったりしてるわけです。
この【金融商品としての円】と【お金の通貨単位としての円】とが【円】と言われているので二つの意味でごちゃごちゃになっちゃうわけですね。
これがわかると
【円高・円安】の円と【金額の単位】の円は別物なんだということになります。
さて本題ですが、
$1.00 = 100円 を基準に考えてみましょう。(今は110円台ですけど分かり易くするためです。)
今日 $1.00 を100円 で買った。
翌日 $1.00 を110円 で買った。
さて、同じ $1.00 が1日で金額が10円変わっちゃいましたね。
(ホントは、こんなに動いちゃったら市場は大荒れ状態)
これは、どういう意味かというと
同じ 1.00ドル札という商品 を買うのに今日なら 100円 でいいのに
明日は、 110円 必要ですよということです。
つまり、1.00$札の商品価値が高くなった。 → ドル高 ですね。
逆に、今日と同じ100円では1.00ドル札を買えなくなったということで
円の商品価値が低くなった → 円安 となるわけです。
分かりましたか?
まだ、イマイチという方に(わかった人は読まなくてOK)、、、
これを分かり易くするために、よくハンバーガーや缶ジュースが使われますね。
ハンバーガー1個が$1.00で買えます(これは固定です。円安だろうが円高だろうが1ドルです。)
今日 1ハンバーガー を100円 で買った。
翌日 1ハンバーガー を110円 で買った。
ハンバーガーは、今日食べても、明日食べてもハンバーガー1個はハンバーガー1個ですね。
なのに今日は100円で買えたハンバーガーが、明日は110円が必要になってしまいます。
つまり、ハンバーガー1個に対する円の価値(強さ)が減ってしまったわけです。
円の価値が安くなった → 円安 となるわけですね。
逆に今日は100円で買ったハンバーガーが、翌日に90円で買えることになると、
今日 1ハンバーガー を100円 で買った。
翌日 1ハンバーガー を90円 で買った。となって、
ハンバーガー1個に対する円の価値(強さ)が高まったことになるわけです。
円の価値が高くなった → 円高 となるわけですね。
これが、どのようにボクたちに影響してくるかというと
円高($1・00=100円が90円)の時:
海外旅行に行って100ドルのバックを買う時に10,000円かかっていたものが9,000円で買えるようになるということです。
円安($1・00=100円が110円)の時:
海外旅行に行って100ドルのバックを買う時に10,000円かかっていたものが11,000円が必要になります。
ということは、円高になった方がいいじゃんということになりますが、
政府はそう考えていません。
どちらかというと、円安の方が国民にとって有益になるんですね。
それは、なぜかといいますと
大きな企業は、日本円だけでなくUSドルでもたくさん資産を持っています。(海外に会社があったりするから当然ですけどね)
例えば、
とある株式会社 《XXX》 が1億ドル持っていたとしたら円高(上記と同じで)になると円に換算すると100億円が90億円に▲10億円も資産価値が減ってしまいます。当然、ボーナスカッッッット!!ってことになるわけです。
逆に円安になると100億円が110億円に10億円も資産価値が増えちゃうので、臨時ボーナス支給となるわけですね。
そのほか、
輸出入が関係する会社は、作った製品だけでなく、原材料についても円高・円安で一喜一憂してしまうわけです。
お分かりいただけましたか!!
次回は、最近はやりのFXの意味についてもお話ししたいと思います。
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