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吹く風ネット

続々夏の風物詩

 14日の続きです。飼っていたひよこのおかげで、ゴキブリ恐怖症は何とか克服できたのだが、家の中にゴキブリがいるのはあまり気持ちいいものではない。

 今のマンションに移ってからは見かけなくなったが、前に住んでいた家では、しょっちゅうお目にかかっていた。
 ある日のこと、日記を書いている時に、ぼくの足元をササーッとゴキブリが通り過ぎて行った。どこかに巣があるようだ。
 パソコンの中にでも住み着かれたらことなので、「ごきぶりホイホイ」を買ってきて、仕掛けた。
 次の朝見てみると、かかっていた。体長5センチほどの立派な体格をしていた。ゴソゴソとうるさいので、ふたを開け、日にさらしておいた。5分ほどで絶命したようだ。

 ゴキブリを殺す方法もいろいろある。とにかく叩くと汚いので、よりきれいな殺し方をいろいろと試してきた。
 東京にいる頃によくやったのが、中性洗剤で殺す方法。空気が汚れる殺虫剤よりずっときれいだ。やり方は、中性洗剤をゴキブリにサッとふりかけるだけだ。ゴキブリは何歩か歩いた後、痙攣を起こしてそのまま動かなくなる。ゴキブリを捨て、後は床を拭き上げれば終わりである。洗剤なので床もきれいになる。
 もうひとつの方法は、熱湯をかけること。一度飛び跳ねて絶命する。熱湯だから、当然消毒されるわけだ。これも、後で濡れたところを拭いておけばいい。

 しかし、これらの方法には欠点がある。「中性洗剤が常に手元にある」「熱湯がいつも準備できている」という条件を満たさない限り、これらの方法は取れない。しかたなく、いつものように新聞紙やスリッパを利用してしまう。

 以前テレビでその存在を知り、物は試しにというノリで買った殺虫剤があった。
「泡でちっ息、固めてポイ!」というキャッチコピーで売っていた、『瞬間ゴキパオ』(白元)だ。わざわざ「ゴキブリが大キライな人用」というサブタイトルがついていた。が、はたして『ゴキブリが大スキナ人』はいるのだろうか?」という素朴な疑問を投げかけたくなるサブタイトルだった。「みんな買え!」という意味だとは思うが。
 この殺虫剤については、買ってはみたものの、中性洗剤や熱湯と同じく使うタイミングが難しく、1、2度しか使用しなかった。


今日の一曲、ゴキブリといえば黒、黒といえば黒船、ということで、今日もサディスティック・ミカ・バンドのアルバム『黒船』からです。『嘉永6年6月4日』という曲であります。サディスティック・ミカ・バンドの『嘉永6年6月4日』というよりも、高中正義の『黒船』と言ったほうがピンとくる方が多いと思います。高中さんの代表曲の一つです。


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