サードウェイ(第三の道) ~白井信雄のサスティナブル・スタイル

地域の足もとから、持続可能な自立共生社会を目指して

名古屋・つくば、そして大阪

2008年07月26日 | 雑感
注)写真は大阪大学工学部環境工学棟


今週は、出張続き。

連休あけの火曜日は、名古屋にあるJICA中部で、毎年、恒例の講義。ラオス・ミャンマー・フィリピンの行政官向けに、地域資源の定義や分類、活用事例の紹介を行った。今年は、足尾銅山の例をいれ、地域資源の活用における失敗の影響と後遺症の話しをした。また、SWOT分析の方法論の基本的なところを説明した。

水曜日は、つくばの国立環境研究所で、ワークショップの手伝い。持続可能性という観点での指標開発を目指すものだ。年6回のワークショップの2回目。今回の話しでは、格差、再配分やコミュニティ等の観点での指標が議論された。環境と福祉の統合という観点での記事は、別の機会に書いてみたい。

木曜日は、大阪出張。近畿地域環境政策ビジョンの打合せ。ブロックごとにビジョンが策定されているが、その近畿版。何を落としどころにして、来年度以降の施策につなげるかを、新しい担当課長と打ち合わせた。都道府県を越えた広域行政の役割は、都道府県行政のニーズを聞いていてもでてこない。主体的に役割を探す必要があるが、ビジョン策定がその試金石だ。

大阪泊まり。夜は、エコフロント(環境関連の異業種交流会)の大阪交流会に参加する。大阪府の方が、アダプトフォレストの紹介をしてくれた。兵庫県森のゼロエミッション倶楽部の小島さんもきていた。

金曜日の朝は、かつての学舎・大阪大学工学部環境工学科をたずねた。私が修士のときに博士課程にいた東海さんが、教授になったので、その挨拶に出向いた。準備を始めたばかりではあるが、博士論文の相談にのってくれるとのこと。ありがたい話だ。

来週は、じっくりと企画書を作成する予定だったが、そうもいかなさそう。ばたばたする中でも、成果を積みあげていきたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3つの普及ステージ ~どれ... | トップ | 地域環境力とソーシャル・キ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑感」カテゴリの最新記事