白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

萩の里自然公園のセンブリ(千振)が咲き始めました

2008-09-29 17:21:25 | 萩の里自然公園
萩の里自然公園のセンブリ(千振)が今年も咲き始めました。
まだ1分咲き位です。
今度の土日かその先の土日頃が見頃と思います。

”センブリからのお願い” を見て観察して下さるようお願い致します。

印刷用(画像を右クリックして→名前をつけて画像を保存してから印刷して下さい。)


今日(2008/09/29)のセンブリ
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伏せ焼き(カラマツで炭を焼く)

2008-09-26 21:09:20 | 炭焼き

2008/09/21 ウヨロ環境トラストのウヨロ小屋のそばで、炭を焼きました。
今月のスケジュールを考えるとこの日から始めるしかないと2日前に決めました。

第3回目の挑戦です。今回はうしろ半分以上をカラマツを配置して焼きました。


前回の反省から、焚口付近もシートで覆い空気を遮断する、空気の調節を確実にするため空気口として
煙筒を埋めるなど幾つかの工夫もして見ました。

トラストの活動日でもあり、日中に会員の協力を得て、17:00には炭材に着火しました。



30分毎に煙の温度を測定し、空気量を調節、空気を最小限に絞ってからは
煙の量を絞り温度を100℃程度に調節してみました。

着火後約10時間(3:30)、煙突を1/4程度ふさいだ状態でも温度がじわじわ上昇し始めました。

05:30頃、かなり明るくなり煙が低くたなびいているのが見えました。


06:00(着火後13時間)これが紫色かな… 炭化が終わったと判断し、精錬を開始。



空気口・煙突の両方を全開にして約40分、06:40 煙がほぼ透明に。


煙突も引き抜き、窯全体を密閉して冷却にはいる。


このまま1日冷却するのですが、翌日は「イコロの森」で本格的炭焼き窯を建設中で
見学できるとの事で、翌日の23日は澄み出しを中止しもう一日放置することにしました。

イコロの森では、炭窯の天井の形をつくるための「生材詰込み」の作業が行なわれていました。


一部を手伝わせていただきました。



午後からは、森の学校の原田校長先生の案内で、イコロの森のフォーレストウォッチングをさせていただきました。




フォーレストウォッチングから戻ると、土張り作業が行われていました。
一番奥の、ブルーのシャツ・濃紺のズボンの方が
イコロの森ガーデン(株式会社ラウムランドスケープ) 代表取締役 
本職は、株式会社 アトリエアク の代表取締役 鈴木敏司氏と思われます。
TVでもお顔を拝見していますので間違いないでしょう。
ほぼ、付き切りで見守っていらっしゃいました。

見学はここまで。カラマツの間伐材を炭にするそうです。どんな炭になるか注目です。

翌24日、「伏せ焼き」の方は炭出しです。
一日多く放置したので、密閉が不完全で窯に空気が入っていれば、全てが灰です。
何とか炭が残っているようです。


焚口から50㎝ほどは灰になっていましたが、あとは大丈夫。


60~70%程度が炭になったようです。
煙突の前数本は今回も一部が生焼けでした。
炭になったのは、ほとんどがカラマツです。


カラマツの炭  軽くて軟らかです。


カラマツが良くかたちを保ち炭になってくれたと思います。
使い物になるかどうか?? なるべく早く使ってみたいと思います。

この辺りが、自分でやれる限界かもしれません。

1回目


2回目


今回


炭を焼くのは難しいです。

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ウヨロ川 ”何でも” ノート

2008-09-26 16:15:25 | ウヨロ川フットパス
2008/09/21

ウヨロ小屋の掲示板のところに、「ウヨロ川 ”何でも” ノート」を置きました。
感想・訪れた記録・要望・アイデアなどなど、”何でも”書いていただけるとありがたいです。
ウヨロ川フットパスやトラストの森を訪れた皆さんとのコミュニケーションの道具になればと思います。
よろしくお願い致します。


 

本当は、登山口の入山記録の小屋みたいにしたいのですがとりあえず…
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フイリミヤマスミレの返り咲き

2008-09-22 18:02:53 | 植物(草本)の観察

ウヨロ環境トラストの森の炭窯へ下りるところで、フイリミヤマスミレが数株咲いていまいた。
返り咲きといって大してめずらしいことでもないようです.

スミレの返り咲き

返り咲き


この秋の暖かさ(暑さ)のせいかなあ~



”また咲くの”と少しいじけているようです。閉鎖花が無理に開いた?

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今日のウヨロ川   2008/09/16

2008-09-16 21:15:59 | ウヨロ川フットパス
ウヨロ川には遡上するサケがますます増えています。

うよろ橋の上からも遡上するサケを見ることが出来ます。


上の写真を撮りながら、去年のベニザケのことを考えていました。
メス一匹でウヨロ川に迷い込んだあのサケはあの後どうしたのだろうか?


ベニザケ

美々川

絶滅の危機に瀕しているベニザケ


オーシャンファオームでは、秋の日を浴びて、馬がのんびりと草を食んでいました。


この牧場付近から上流がこの川の中流域で、サケの産卵に適した場所が多くあります。

いたるところで産卵行動や産卵した場所が見られるようになりました。


喧嘩する♂


勝った♂が、産卵のため砂利を掘る♀に寄り添っています。


イレスナイ川へ上ろうとするサケ

サケの上を歩いて川を渡れる??
明治時代になるまではこんな状態だったのかもしれない。
北海道の開拓が進むにつれ、和人による河口での大量捕獲や
川の環境の変化などで遡上するサケは激減したという。
北海道では、1888年(明治21年)に石狩川の支流千歳川で資源回復のため
本格的にふ化放流事業始められたといいます。

イレスナイ川が合流する地点から上流のサケは、自然産卵で生まれたサケです。
ここからから下流では、♀より♂の数がはるかに多いように見えますが、
上流では、♂♀ほぼ同数くらいに見えます。ふ化放流が関係しているのでしょうか?

カッケンハッタリ(カワガラスの淵)では、ウヨロ川付近に住んでいたアイヌが、
遡上の途中一休みするサケを捕獲したといわれています。
カッケンハッタリにもサケが遡上していました。

この辺りから川は大きな石がゴロゴロしており、産卵に適した場所がどこにあるのか分かりません。
一度さらに川を遡ってみたいと思います。

フットパスはここで、ウヨロ川と分かれます。

ウヨロ環境トラストのウヨロ小屋を過ぎると、エゾクロウメモドキの実が
熟し始めていました。


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ウヨロ環境トラスト 秋のデイ・キャンプ 終了

2008-09-16 17:15:29 | ウヨロ環境トラスト
ウヨロ川周辺の自然に触れる、青少年を対象にした日帰りの自然体験活動を実施します。
秋のこの時期はウヨロ川に多くのサケがのぼってきて、自然産卵の様子を見ることが出来ます。

日 時 10月12日(日曜日) 9時30分~16時

対 象 小学生~中学生

会 場 白老町石山 トラストの森 ウヨロ川周辺
   ◎ 集合場所 JR白老駅(バスで送迎 9時30分出発)
   ◎ 札幌からも送迎できます。7時30分出発

内 容 川や森の自然観察(ウヨロ川サケそ上観察等)、たき火、森の手入れ体験(枝打ち)

指導者 自然ウォッチングセンター・スタッフほか

  
  詳細はチラシをどうぞ。

  チラシをパソコンに保存してから印刷してください。
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ウヨロ川フットパスご利用上のお願いなど

2008-09-14 23:33:35 | ウヨロ川フットパス
    ウヨロ川フットパスご利用上のお願い

フットパスとは??

ウヨロ環境トラストとフットパスについて

フットパスは遊歩道か?

フットパスを歩こう


ウヨロ川フットパスは、フットパスがつなぐ牧場の方々などの土地所有者、
ウヨロ川や公園を管理する行政などのご協力により、NPO法人 ウヨロ環境トラストが
主体となり運営する歩くための道です。

ウヨロ川フットパスご利用にあたっては、次のことをお願い致します。

※個人的見解です。すみません。「。・゜゜・(>_<)・゜゜・。」


①フットパスに幾つかある「ゲート」は、必ず閉めて下さい。

②ゴミは捨てない。(牧草地に空き缶を捨てたとします―牧草を刈取る機械の刃はどうなる?)

③フットパスから外れてやたらと歩かない。

④ごく自然に近い道なので、状況は常に変化します。安全を確保しながら歩いてください。

これらが守られないと、フットパスを閉鎖せざるを得なくなることも充分考えられます。

2番牧草の刈取りにあわせて、牧場の方がフットパスも刈ってくれました。




ゲートの開閉
有刺鉄線を張った簡単なゲートがあります。
 
                   
 
下も外したら当然元に戻してください。


下の写真の部分は、よそ見は禁物です。穴が草で見えにくいところもあります。
ここは歩くことに専念するか、よそ見をする時は必ず立ち止まって下さい。




ハルニレの木をすぎ、堤防を歩き、橋の手前のゲートを過ぎると道路に出ます。
尚、この橋のすぐ先が「カッケンハッタリ」です。
ここは砂利ダンプが頻繁に走ります。右側通行で注意して進んでください。
5分も歩けばこの地点です。



写真の奥のシラカバの木付近がトラストの森への入口です。


フットパスを歩く方への”おおきなお世話

雨天・前日又は、明け方までの雨、朝露などで、靴やパンツの裾が濡れることがあります。
出来れば替えの靴・靴下、スパッツをお持ちになるか、車をご利用の場合は、
長靴を積んでくると安心です。
ゴアテックスのトレッキングシューズなら、スパッツをつければ充分です。
歩き始める前に、草の濡れ具合でどちらにするか決めてスタートされると
良いと思います。

サケ遡上観察は、太陽を背中から受ける時間帯のほうが、水面のギラツキが少なく良く見えると思います。
したがって、午前中に観察されることをお奨め致します。
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萩の里自然公園のセンブリ(千振)からのお願い

2008-09-14 21:20:32 | 萩の里自然公園
早いもので、もう9月も半ばです。
あと半月あまりで、私は花を咲かせることができると思います。
今年もたくさんの方々にお会いできることを楽しみにしています。
でも、一つ心配なことがあります。来年花を咲かせる私の子孫のことです。
あまりに小さく、あまりに私に似ていないので、
皆さんが気付かずに踏みつけてしまうことがあるからです。
昨年は、特にたくさん花をお見せした傾斜面ですが、土が削られて今年咲く仲間も
来年咲く仲間の姿がありません。過去の経験から土が安定するまでの数年はむりでしょう。
どうか、私のお願いをよろしくお願いします。

萩の里自然公園のセンブリからのお願い



センブリ(千振)リンドウ科 センブリ属



私に関する先生たち↓

岡山理科大学 植物生態研究室(波田研)

三光丸

イー薬草・ドット・コム

タンポポ本舗

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~秋のウヨロ川フットパスを歩く~ 終了しました

2008-09-09 22:38:06 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
    秋のウヨロ川エコウォーク 終了しました

       ~ウヨロ川フットパスを歩く~

「日時」  9月27日(土)9時00分~12時00分
      (小雨決行、荒天中止)
「集合場所」萩の里自然公園駐車場
「対象」 一般
「定員」 20名
「内容」  サケの遡上最盛期を迎えたウヨロ川フットパス約5kmをウォーキングします。
「持ち物」 筆記用具、飲物、雨対策等
「参加費」 大人500円 小中生250円
「申込期限」9月26日(金)午後4時まで 
「申込方法」 電話
「申込・問い合わせ先」ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
           担当:有田090-8938-1511 
「主催」 ポロトの森ネイチャーガイドめむの会 

              イレスナイ川へ遡上しようとする鮭(2007/09/29)



               ウヨロ川で産卵時期を待つ?サケ(2007/09/27)



               河畔のチョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の実
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ウヨロ川 川の自然体験指導者研修会 終了しました。

2008-09-09 22:03:24 | ウヨロ環境トラスト
川の自然体験指導者研修会 終了しました。

サケの遡上、産卵の様子が見られるウヨロ川で、川の自然やサケの観察について、専門家から学びます。

詳細

主催 NPO法人ウヨロ環境トラスト
申込・問合 Tel 0144-85―2852

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今日のウヨロ川  2008/09/08

2008-09-08 22:03:17 | ウヨロ川フットパス
ウヨロ川には、本格的に鮭が帰ってきています。
イレスナイ川のすぐ下流では、川幅全体に遡上し数を数えることなどできません。


イレスナイ川合流地点では、たくさんの鮭が集まっています。


イレスナイ川上流では、産卵が始まりました。
♀は、体を横にしてバネのようにして、尾で砂利を掘り産卵する場所をつくっています。
写真の右端で、腹を上にして背を見せた瞬間です。


川底が白い部分は産卵した後、砂利を被せた所と思われます。そのすぐ上流で産卵しようとしています。


やや深いところを悠然と泳ぐのは、産卵にはまだ少し早いサケでしょうか?


サケの観察を終えて歩き始めたとき、カワセミが猛スピードで川面すれすれに飛んでいくのを見ました。

河畔では、アケボノソウ(曙草)が昨年より少し早く咲いていました。


ハッカ(薄荷)の花は終わりそうですが、近づいただけでいい匂いがしました。


エゾリンドウ(蝦夷竜胆)が咲き始めました。


イヌタデ(犬蓼)や、


ミゾソバ(溝蕎麦)、


アキノウナギツカミ(秋の鰻掴)などのタデ科の植物も花をつけ始めました。   07/09/05撮影


コンクリート護岸の部分の草刈りを終えて帰ろうとすると、オーシャンファームからの空が印象的でした。天気予報ではしばらく秋晴れが続きそうです。



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親子ふれあい里山農園収穫祭がおこなわれました

2008-09-08 10:40:37 | ウヨロ環境トラスト
2008/09/07 エコの森ウヨロクラブ主催の親子ふれあい里山農園の収穫祭が
トラストの森周辺で行なわれました。

家族で枝豆やジャガイモを収穫をしました。




トウキビは早生に実が入ったものもありましたが、収穫時期は1~2週間先のようです。

ジャガイモ畑にネズミが巣をつくっていたようです。”かわいいネ”って、
みんなでチョットだけ触って、森へ放しました。


お昼にはジガイモの塩煮と枝芽も食べました。

午後からは、虫捕り練習ゲーム、虫捕り、ブランコ、




家族みんなで木イチゴをとり、


ジャムなどにして、クラッカーにつけて食べました。

心配された雨もほとんど降らず、収穫の楽しさと秋の味覚を楽しんだ一日でした。

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今日のウヨロ川 2008/09/05

2008-09-05 22:50:25 | ウヨロ川フットパス
 今日のウヨロ川              2008/09/05

今日も朝は晴れましたが、どんよりと蒸し暑い日でした。


オーシャンファームから川畔へ降りようとすると、甘い、いい匂いがしました。
カツラ(桂)の匂いです。

 桂の香り→「香りが出る=香出(かづ)」から、次第に「かつら」と呼ばれるようになったそうです。
落葉時に、葉にマルトールという成分が出来その匂いだそうです。
香料として食品にも使用されているとの事です。

ただ、この時期ならいつも香りがするわけでもなく、カツラならどの木でもするという事ではないようです。落葉を鼻に近づけても匂いません。
どこから匂いが出ているのでしょう?
これが本当らしい??
カツラの落葉はキャラメルの香り


大雪では2週間も早くの紅葉し始めたとTVが伝えていました。

鮭の遡上の状況はこちら

良く観察すると♂が多いようです。


こちらは♀だと思います。


河畔では、キツリフネ(黄釣舟)やツリフネソウ(釣舟草)が競って咲いています。




ミヤマニガウリ(深山苦瓜)が、実を付けながら花を咲かせ始めました。


カラハナソウ(唐花草・ホップの日本産野生種)の雌花も雄花に少し遅れて咲き始めました。


もうすぐビールの香り(?)を楽しめます。苦味の元なのですが、香りもなかなか。


秋のセリ科、オオバセンキュウ(大葉川弓)も見事に咲いています。


今年は、雨が多く気温も下がらないせいか、相変わらず蚊が多いです。
しばらくの間、虫除けとかゆみ止めを携帯してください。
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