河川敷を歩いていると、「チチッ」と鳴く声が目の前を横切り倒木の枝に止った。
少し近づくとカワセミである事がわかった。
やや高鳴る気持ちを抑えて、静かに慎重に撮った。
河川敷を歩いていると、「チチッ」と鳴く声が目の前を横切り倒木の枝に止った。
少し近づくとカワセミである事がわかった。
やや高鳴る気持ちを抑えて、静かに慎重に撮った。
ウヨロ川の河川敷を歩いていたら、「空中に木が浮いている?」、一瞬驚いた。
良く見ると、根の下にも幹がある。
二段根と言われるものであることがわかった。
木の根は単に水分や栄養を吸収するだけでなく、呼吸もしている。
土中深くに埋まってしまうと呼吸が出来なくなる。
何とか生きるために、地表のすぐ下に新たに根を作るらしい。
河川敷では侵食や土砂の堆積を繰り返し発生するので、この様な現象を目の前に見る事ができる。
うまく対応できなかったと思われる何本もの木が立ったまま枯れていました。
フットパスには、カンボクとガマズミの実が真っ赤に色づいていました。
カンボクは気持ちの良くない酸っぱさで食べる事はできないようだ。
ガマズミは酸っぱいが甘さもあり食べられる。
同属のミヤマガマズミは、実も大きい分果汁も多く美味しい。
ウヨロ川は水の濁りが少なくなり、少ないが遡上がはっきり確認できるようになってきました。一部が産卵を始めました。
イレスナイ川の手前で、どちらが生まれた川なのか慎重に判断しているようです。
本流の上流でも産卵が始まりました。
他にもいるようです。
産卵を終えると死にますので、再びウライを水没させるような雨がなければ、サケは減る一方なので、今が見頃かもしれません。
行きはカメラマン2名、
帰りは20分程「ボランティアガイド」を。サケをバックにシャッターを押してあげました。
「ネットで見たのより少ないけど、見れて良かったと」喜んでいました。
馬がいないので残念がっていましたが、帰りは牧場の端を。ホロホロ山が良く見えました。
小さな雌に雄3匹。大きな雄が後で8の字を書くように泳いだり、体を摺り寄せ産卵を促がしますが、雌はそのタイミングではないようです。
昨日、ウヨロ環境トラストにより、ふ化場から流れるイレスナイ川合流点より上流も含めて、流木が最低限処理され、草刈りも済みました。
ただ、トラストの森の小川が橋の手前で流れが二つになりました。
フットパスを一巡するには長靴が必要です。
先日の台風の大雨でも、わずかのサケしか遡上していないようです。
まだ、水が濁っておりサケが一休みする「淵」の川底が見えないので確かではありませんが、
ふ化場からの「イレスナイ川」合流点に、2匹、孵化場の下に15匹程度でした。
ウヨロ川本流では、イレスナイ川より上流の近年新たに護岸工事された場所の手前まで見てきました。
産卵行動中の4匹、「淵」で、たまたま水面に顔を出した2匹のみでした。
ウヨロ橋、新ウヨロ橋の上から見ても、遡上途中のサケの姿は見当りませんでした。
今まで経験したことがない状況です。
河川敷内は流木等が散乱していますので、注意をして歩く必要があります。
近年新たに護岸工事された場所より上流の状況は確認していません。
先日の台風18号通過時の、ウヨロ川の水位のグラフです。
12時間程度はサケが「ウライ」を乗り越える事が可能な状態になっていたはずです。
なぜこれ程遡上が少ないのかは、わかりません。
スーパーでは、生秋鮭の切り身一枚が150円を超えて販売されています。
丸吾水産の土日の夕市でも、例年は体少し傷がついた雄サケを中小各一匹まとめて1500円程度で
販売されますが、今年はありません。
大きな「ブリ」が、2500円/1匹で売られています。
萩の里自然公園の西送電線入口の坂を登ると、白いオギとやや茶色っぽいススキが風にゆれていました。
ススキ(薄) イネ科
高さ1~2mにもなる多年草で大きな株となり群生する。
花の先端からは長い棘状の芒(ノギ)が突き出る。
オギ(荻) イネ科
ススキの様に株立ちしない。
小花に芒(ノギ)は付かず、銀白色。
上:オギ、下:ススキ
ススキ 棘状の芒(ノギ)が突き出している。
オギ
ヨコスト湿原のオギとススキ(手前がススキ、奥がオギ)
クジャクチョウは、6月~10月頃にかけて、2回/年 発生するという。
最近、翅が真新しいクジャクチョウをしばしば見かける。
この蝶は成虫で越冬するという。
何処で越冬するのだろうか?
相変わらずウヨロ川にサケの姿がありません。
9月12日に、かなりまとまった雨が降りました。
短時間でしたがウヨロ川の水位は1mほど上昇しました。
一次的にウライは水没したはずですが、サケは遡上しなかったようです。
ウライの下流に大量のサケが溜まっている状況ではないようです。
秋サケの定置網に大量のブリ 北海道の漁業者に戸惑い
観光協会、萩の里自然公園などにも問い合わせがあるようですのでお知らせします。
サケのシーズン到来で海岸には棹が林立しているようですが、ウヨロ川にはサケは遡上していません。
「普通に遡上している」という偽情報もあるようですので、証拠写真を撮ってきました。
可能な限り正しい情報をお知らせ致します。
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なぜ遡上していないのか、知る限りの情報で推定します。参考にしてください。
ウヨロ川に遡上するサケは、遡上した親サケが川で産卵して生まれた野生のサケと、孵化放流事業によるサケが混ざっています。
海岸の近くに、孵化放流事業用の親サケの捕獲施設(ウライ)があります。
2012年に、その「ウライ」が大雨による増水で一部が流される事があり、ウライが改修されたようです。
2011年迄のウライ
増水すると河川敷内の草や木や小枝などが流れてきます。
まともにウライに引っ掛るとウライが水圧で流されてしまいます。
除去しきれない場合は、対岸側の柵が倒れるような構造になっていました。
だから、ある程度増水するとサケが遡上できました。
2016年のウライ
川底にコンクリートの塊を埋めるなどして、簡単には流されないように、改造、改修されたと思われます。
流されて来たものを除去作業も容易に行えるようになっています。
ウヨロ川の水位とサケの遡上の関係については、下記を参考にしてください。
「ウヨロ川中流部における2013年度サケ調査報告書」(2014年3月 ウヨロ環境トラスト)-未公表
ウヨロ川の水位は下で知る事ができます。↓ 今の水位は、4.4mです。
北海道感動の瞬間(とき)100選 は,観光協会やガイドが正しい情報提供が出来ないのであれば、
ウヨヨ川は取り下げてもらった方が良いのではないかと思います。
萩の里自然公園の「皆伐更新実験地」では、ツルニンジン、アケボノソウが見頃を迎えました。
ツルニンジン(蔓人参)・ジイソブ
アケボノソウ(曙草)
コシオガマも咲き始めました。
萩の里自然公園お知らせブログより転載
http://shirahaginosato.seesaa.net/article/453202844.html
エゾシカによる食害のない「皆伐更新実験地」など、駐車場からセンターハウスの間で
秋の草花や、来年の準備をしている樹木などを観察します。
●日 2017年9月23日(土)
●集合場所 萩の里自然公園駐車場
●時 刻 9:30集合~12:00解散予定
●参加費 保険代など 100円
●持ち物 長袖、長ズボン、虫除け、飲料水など
草むらに入る事もあります。
●問合せ 北海道自然観察協議会 内田尚志 0143-87-1139
萩の里自然公園管理運営協議会
坂本清司 090-9526-5825
●主 催 北海道自然観察協議会
協 力 萩の里自然公園管理運営協議会
例年、コシオガマ、アケボノソウ、ミヤマセンキュウ、ヤクシソウ、アキノキリンソウ、
エゾノコンギクなどが咲いている頃です。
萩の里自然公園お知らせブログから転載
http://shirahaginosato.seesaa.net/article/453171557.html
「皆伐更新実験地」は、2013年に全ての木を伐った場所です。
エゾシカの食害を受けずに草花が生育しています。
昨年は、アキノキリンソウ、アケボノソウ、エゾノコンギク、コシオガマ、
サラシナショウマ、ミヤマセンキュウ、ヤクシソウなどが観察できました。
花の季節も終りに近づきました。一緒に観察しませんか?
●日 時 9月16日(土)9:30~昼頃 ※雨天・強風中止
●集 合 萩の里自然公園駐車場
●持ち物 長袖、長ズボン、飲料水、虫除けなど 草むらにも入ります。
●参加無料(傷害保険等には入っていません。)
●詳細・問合せ 萩の里自然公園管理運営協議会 担当坂本 090-9526-5825