宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

一の蔵 円融

2005-05-23 11:12:32 | 酒のこと



行きつけの焼鳥屋さんには10種余りの地酒がおいてある。

明らかに好み以外だと思うものを除外すれば二廻り以上呑んで
きたが、どうやらこの「一の蔵 円融」に落ち着きそうだ。

コク、キレ、酸味のバランスが好みである。
ついこれを注文することになる。

欲を言えば、もっと他の酒もあったら嬉しいのだが、
焼き鳥チェーン店にそれを求める方が野暮というものだろう。

奥の湯割り焼酎は、たまたま出くわしたいきつけのラーメン屋
のおにいさんがくれたもの。

くだんの一の蔵を嘗めていると、
「河端さん、これのんでん。」という声が、
ありゃ、全然気がつかんかった。

そう言えば、隣の二人組が新しいグラスを注文している声が
耳に入ってはいたが、それが私のためだったのだ。

おにいさん、なんでも、名古屋の本店にしばらく修行に行くらしい。

「河端さんの他にもう一人おるんやが、この二人の批評が
 すんごい参考になったし、怖かったんよ。」と曰う。

帰ってきたら自分で店を持つからそのときはビールはおたくに
注文するとのこと。

まあ、社交辞令としても悪い気はしない。

帰りがけに3/1ほど残ってる焼酎ボトルを私に手渡して、
「これのんどってん。」と。

え~
そんなん言われても
「ありがとう。」

翌日ごく軽い二日酔いではあった。

全部呑んでかえらんでもええがな・・・



宮城県産地酒[一の蔵 円融]1800ml山廃純米







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