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行きつけの焼鳥屋さんには10種余りの地酒がおいてある。
明らかに好み以外だと思うものを除外すれば二廻り以上呑んで
きたが、どうやらこの「一の蔵 円融」に落ち着きそうだ。
コク、キレ、酸味のバランスが好みである。
ついこれを注文することになる。
欲を言えば、もっと他の酒もあったら嬉しいのだが、
焼き鳥チェーン店にそれを求める方が野暮というものだろう。
奥の湯割り焼酎は、たまたま出くわしたいきつけのラーメン屋
のおにいさんがくれたもの。
くだんの一の蔵を嘗めていると、
「河端さん、これのんでん。」という声が、
ありゃ、全然気がつかんかった。
そう言えば、隣の二人組が新しいグラスを注文している声が
耳に入ってはいたが、それが私のためだったのだ。
おにいさん、なんでも、名古屋の本店にしばらく修行に行くらしい。
「河端さんの他にもう一人おるんやが、この二人の批評が
すんごい参考になったし、怖かったんよ。」と曰う。
帰ってきたら自分で店を持つからそのときはビールはおたくに
注文するとのこと。
まあ、社交辞令としても悪い気はしない。
帰りがけに3/1ほど残ってる焼酎ボトルを私に手渡して、
「これのんどってん。」と。
え~
そんなん言われても
「ありがとう。」
翌日ごく軽い二日酔いではあった。
全部呑んでかえらんでもええがな・・・
![宮城県産地酒[一の蔵 円融]1800ml山廃純米](http://image.rakuten.co.jp/wshop/data/ws-mall-img/liquoryamato/img128/img10485193055.jpeg)
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