★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

「第四間氷期」読書会・印象記

2015-10-01 18:17:37 | 文学


後期授業に先だって安部公房「第四間氷期」の読書会を開催。
手塚治虫「よろめき動物記 金魚」ならびに星新一「解放の時代」と比較し、SFについて考えました。
なかなか面白い感じだった。

安部公房の小説が名言連発なのは当然。
手塚が変態なのも当然。

星新一「解放の時代」の変態名言といったらこれだろう。

――立札の説明によると、品種改良でできた新しい花だそうだ。おれはその花とセックスした。ちょっと面白い感じだった。