★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

石清尾八幡宮を訪ねる7(香川の神社109――薄曇りのお昼編)

2017-12-14 13:45:59 | 神社仏閣


延齢坂という坂からの入り口もあるのであった。ここからは拝殿にショートカットで一気に行けるのである。延齢とかいいながら、ここから車でびゅんと行ってしまったら逆に足腰が弱る気がしないでもないのであるが、気にしないことにする。実際、これからは運動より金があるかないかで死ぬか生きるかが決まる世の中で――。開かれた神社だねえ……。いっそ「氏子中心の神社」とか「地域に貢献、石清尾八幡」とか世間にアピールしてはどうであろう。横の大学は最先端を走っているので、もう学生中心とか地域貢献とかいうミッションインポッシブルを掲げてかなり経つ。おかげでどんどんいろいろなものが下がっておるが……



この神社は、壕まであるな。さすが、開かれていると見せかけて、ちゃんと神域を守っているのである。象牙の塔というものをまねしたに相違ない。