いつも暑い長崎も 少し秋めいてきました
24時間付けっぱなしにしていたエアコンを切り
久しぶりに家中の窓を開けました
すると
途端に いろんな音が流れてきました
人の話し声 工事の音 学校のチャイム 飛行機の音
電車の通る音 カタンコトン カタンコトン
耳をすませば 遠くで聞こえるどこかで聞いた音のような
なんか 懐かしいなぁ
秋になったせいかな 人恋しくなってきた
足を怪我してしまった
情けない話なのだけど
左足の中指一本だけを 絨毯に引っかけて
おっとっとっと
すぐ止まれないで 部屋の端まで行ってしまった
足元にあった何冊もの本や座椅子やテーブルごと
そもそも足の指を 絨毯に引っかけるなんて
おっとっとっと
すぐ止まれないで 端っこまで行ってしまうなんて
若い頃にはなかったことだ
歳とったんだね 私
足全体腫れてきたので 湿布でグルグル巻きです(泣
9月に入っても 暑い日々が続いています
それでも 何とか暑さをしのぎ
お盆には 久しぶり家族が全員集まれたこと
みんなでお酒飲んだこと
たわいない会話だけど
それぞれが 懸命に生きていること
何とか幸せであること 確かめあえた
きっと 将来のいつか
この暑い夏の日の 笑顔の一つ一つを
思い出して懐かしむ日が 来るのかも知れないね
図書館で「風の詩集」という本と目が合った
多分 三回目だ あ〜これ読んだことある〜
と思いながらまた借りてきた
子供の頃から 風が好きらしい
最初の詩はやはり「風」という詩だった
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風
だあれが風を見たでしょう? ぼくもあなたも見やしない。
けれど木の葉をふるわせて 風はとおりぬけて行く。
だあれが風を見たでしょう? あなたもぼくも見やしない。
けれど樹立が頭をさげて 風はとおりすぎて行く。
クリスティーナ・ロセッティ (西條八十 訳)
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「だあれ」ってとこが何かイイな
やっぱり風好きだぁ (子供みたい 笑)