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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

まもなく、新小平の時代が来る!

2023年02月23日 | 飲食店まとめ
職場や定期の都合で、若い頃は新宿、その後も中野、高円寺など、都内のJR中央線沿線でよく飲んでいた私。
自由業となり、通勤の必要がない現在は、地元立川市周辺の居酒屋や飲食店を利用することが増えた。
時間的にも余裕のある毎日を送ってはいるが、当然ながら金銭的な余裕はないため(泣)、
通うのは必然的に、美味しく居心地よく、そして安いお店に限られてくる。
立川駅など中央線沿線は、土地代はともかく飲食店の価格自体は、都内と比較しても安くはなく、
杉並区の高円寺駅界隈よりも、値が張る店が多かったりする。 ※高円寺が安すぎるのだが

その反面、今でも安ウマな良店が揃っているのが、中央線より北の小平市や東村山市など、西武線が走るエリア。
拙ブログでも、この地域の名店はいくつも紹介してきたし、現在も通わせていただいているが、
最近は西武線を利用せず、JRの新小平駅から徒歩で向かうことが多い。
理由は、ウォーキングでの運動不足解消と、散策による新たな発見であり、
決して、西武線への乗り換え運賃をケチっているのではないことを、ご理解いただきたい。
ちなみに、このエリアはバス路線も充実しているが、どこまで乗っても同料金の都内とは違い、
多摩地区のバスは、乗れば乗るほど料金が加算されるので、滅多に利用しない(←やはりケチなのでは?)。

新小平駅の所在地は小平市で、通っているのは武蔵野線のみ。隣駅は中央線の西国分寺と、西武池袋線秋津駅から近い新秋津。
一日平均利用者数ランキングは、武蔵野線の全26駅中25位らしいし(ビリは2012年開設の吉川美南駅)、
メジャーな駅ではないだろうが、さっき書いたように、素晴らしい飲食店が徒歩圏内に多数あり、
しかも立川駅からは最速10分で到着する(乗り換え次第)ため、個人的には、利用回数の多い駅ベスト5に入っている。
そんな新小平駅に敬意と感謝を表し、今回ブログのテーマにしてみた。

下記はナビタイムの地図だが、新小平駅の周辺の西武線駅では、
 ※新小平が01扱い

02青梅街道、03小川、04鷹の台、05萩山、06一橋学園、07八坂、08小平、09久米川の8駅が、一応徒歩圏内。
04鷹の台と、05萩山には行きつけのお店はなく、08小平には『まっちゃん』、09久米川には『笑顔(にこ)』があるが、
ここ数年ご無沙汰しているため、今回は紹介を控える。

02の青梅街道駅には、手打ちうどんの名店『福助』がある。たぶん、この駅で一番有名な飲食店ではないか。
以前、他のお店とハシゴをしたとき、下記の「月見うどんの白」を食べたのだが、

※うどんは白と田舎の2種がある

そのときに、お酒のツマミとしていただいた、日替わりメニューをいくつか紹介。
こちらは「千切り人参の天ぷら」150円。友人と一緒だったし、この大きさだと2人前かな?


こちらは確か、「アレッタの天ぷら」150円。ブロッコリー(の茎部分?)のような野菜らしい。


デザートとして、「いちごプリン」200円も注文。フルーチェのいちご味を固めたようなプリンだった。


うどんだけでなくおツマミもウマい、さすがは多摩地区屈指の名店である。

03小川駅からは、ブログ未掲載の『九州ラーメン いし』を紹介。
小川にあるブリヂストン東京工場には、企業発祥地の久留米から、大勢の従業員が移住してきた。
そんな彼らに、故郷の味である豚骨ラーメンを提供するため開業したのがこちら。
注文したのは、お店の基本メニューである「ラーメン」700円。
店内はカウンター席のみで、常連風のおっちゃんたちが、昼酒を楽しんでいる。
店主が丼に油、タレ、白い粉などを投入したのち、ラーメンを完成させる。


九州ならではの白濁したスープは、関東人に合わせ匂いを抑えたそうだが、油のせいで意外と熱々。


抑えたとはいえ、豚骨特有の香りを感じる中、一般的な九州ラーメンほど硬くはない、麺を啜っていく。
具材はチャーシュー2枚、固ゆで玉子1/3(半分ではない)、ネギ、そして紅生姜が最初から入っている。
なので、途中からスープがピンク色に変化していく。下記画像より、本物はもっとピンクだ。


麺と具を食べ切りお会計。次回は私も、「餃子」500円で一杯やらせてもらおう。 
※2024年8追記 いしさんのブログ書きました

06の一橋学園駅こそ、新小平通いの最大要因となっている駅で、過去にいろんなお店を紹介している。
中でも、一番来店回数が多いのが、ほぼ月イチで持ち帰りチャーシューを購入している『なにや』


絶品チャーシューは、だいたい100グラム380~400円くらい。端数をオマケしてくれる場合もあるため、実際はさらに安い。
月島にもチャーシューで有名なお店があるが、そちらの方が倍以上高いし、味もなにやさんの方が上である。
以前は、店内冷蔵庫で豚肉も販売しており、価格はスーパーと同等だが、肉質は段違い。


上記のお肉も、100グラム140円では申しわけないレベルであり、店主曰く「儲けがないからやめた」そうだ。
お肉の安さと質の良さの理由を、先日たずねたところ、店主は昔肉屋だったそうで、独自の仕入れルートがあるそうだ。
「料理の腕でも、ある程度は誤魔化せるけど、大事なのはやっぱり食材だよ!」と、自店のお肉に誇りを持っている様子。
現在扱っている豚肉も、ブランド豚「トウキョウX」に近い品種を、格安で提供してくださっているそうだ。
そんな豚肉で作った角煮がゴロゴロ入る、「豚角煮麺」850円(当時の価格)は、間違いのないウマさ。


緑色の翡翠麺とのコントラストも美しく、旨味が溶け込んだスープも飲み干さずにはいられない。


豚角煮麺はレギュラーメニューではないので、あるときは必ず注文すべし!

混みあう時間を避け、なにやさんには13時頃到着することが多いのだが、その時間帯だと、
お隣にある、人気うどん店『むぎきり』は、間違いなく売り切れ早じまいしている。
先日の2月19日、久々にむぎきりうどんを食べようと、早めに行ってみたところ、まさかの臨時休業であった(泣)。
ちなみに、近所の『中華そば と』も、その日は開いてなかった。日曜定休になったのかな?
今年も相変わらず、臨時休業をくらいまくっている私。お祓いでもしてもらおうかね。

結局その日は、なにやチャーシュー購入後、駅反対側にある居酒屋『豆家』で、昼酒を飲んできた。
「午後の紅茶無糖ハイ」480円を頼み、おツマミに「本当はメインの出来たて豆富」580円をチョイス。
豆乳にニガリを加え、蒸し器に入れて15分、文字どおりできたての豆腐が完成。


まずは豆腐だけを味わう。熱々なので注意しながら口に含むと、普通の豆腐より甘味が強い。
麺つゆ、岩塩、柚子胡椒、ネギ、ノリなど、添付の調味料や薬味と一緒に食べると、その甘味がさらに引き立つ。


実は、同時に「ホタテのバター焼き」440円も注文しており、店主が見ていないスキをついて、バタータレも注ぐ。
別に見られても怒られないだろうけど、なんとなく後ろめたくて(笑)。バター豆腐はもちろんウマかった。


紅茶ハイが進んでしまい、退店後は酩酊状態で新小平駅に戻ることになった。

一橋学園駅で忘れてはいけないのが、驚安の殿堂的(←ドンキ風)洋食店の『きっちんコバヤシ』
昨年の11月、久々に訪問し、初めて「ビール」を注文。
すぐにアサヒスーパードライの中瓶、さらにお通しなのか、唐揚げも登場。


ビールの価格は550円。唐揚げが2個付いてこの価格は安い!
しばらくして、頼んでおいた食事メニュー、「インディアンカツカレー」630円がやってきた。


商品名の由来は不明だが、要するにカツカレースパゲティである。ポタージュはサービスかな。
横アングルがこちら。他のメニューと同様、迫力ある盛り具合で、630円では安すぎる。


唐揚げとカツ数切れでビールを飲み干し、生野菜とカツカレースパを一気に食べ進め、「ごちそうさまです」。
ブログアップから1年以上がたち、昨年秋には大半の飲食店がやむなく値上げした中、
きっちんコバヤシさんは値段据え置きだった。もはや、ここより安ウマな洋食屋さんを見つける自信がない。

一橋学園駅は他にも、『うどん屋 武』『一ツ橋大勝軒』など、いいお店がたくさんある。
しかし今回のテーマは、あくまで新小平駅万歳なので、次の最寄り駅にハナシを進める。

07八坂駅にも、きっちんコバヤシと並ぶ驚安の殿堂的中華食堂・『宝来屋』がある。
直近の訪問は昨年12月で、こちらもやはり、以前からの価格を維持。


今どき、チャーシューメンだけでも1000円超が当然なのに、ここは千円札1枚で、
「チャーシューメン」550円に「タンメン」450円も追加できる。そんな組み合わせ、個人で頼む客はいないだろうが。
私が注文したのは、そのタンメン。メニューの説明どおり(野菜たっぷり)だ。


初訪問時に食べた五目ソバで知っていたが、宝来屋さんの塩スープは本当に美味しい。
麺は特にインパクトを感じないが、このスープに合っているのだろう。


きっちんコバヤシさんも宝来屋さんも、ただでさえ安ウマなのに、近所には出前までしている。
近所の方はぜひ、食器をキレイに洗ってから返却してあげてほしい。

ここまで、周辺駅のお店を挙げてきたが、最後に1軒、新小平が最寄りのお店を紹介。
お店の名前は『風の色』。なんとなく、つげ義春先生の作品名のような、シブい屋号である。


お店の位置は青梅街道駅との間だが、少しだけ新小平に近く、食べログでは新小平が最寄り駅扱い。
訪問したのはランチタイム。各種定食があり、値段は500円と750円の2種がある。


カウンター席に案内され、500円の「豚肉の生姜焼き」定食をオーダー。母子らしき男女が調理し、
数分後には定食が完成。小鉢が2種付いてきたりと、値段の割にはクオリティが高い。


メインの生姜焼きは大きめのお肉が5枚。甘さはなく、塩分も控えめのタレで味付けされている。


家庭的な味だが、ご飯も味噌汁も手抜きなく、生姜焼き横のキャベツや小鉢も名脇役。
すぐにご飯がなくなったので、ご飯のお替わりと生玉子を追加注文。


ご飯もオカズも食べ切り、お会計をお願いしたところ、「600円です」!?
間違いかと思い、追加分の価格をたずねたところ、「生玉子もご飯も50円」とのこと。ただでさえ安いのに…。
またまた、驚安の殿堂候補店を発見してしまった。恐るべし新小平エリア!
ちなみに、食べログによると、現在は追加ご飯の価格は100円になった模様。それでも安いけどね。
後日、夜の時間帯に訪れてみたら、開いておらず。別の日にも、お店の前を通ったところ、
現在は夜営業を休んでいる模様。再開したら飲みに行き、ランチの分までお金を使おう。


以上、長々と書き綴ってきたが、新小平駅の魅力をわかっていただけただろうか。
今回タイトルのように、【新小平の時代】が到来するかはさておき、
皆さんも一度、この駅を拠点に、飲食店を巡ってみてほしい。いい店があったら教えてもらいたいね。

最後に。今回で拙ブログは、通算400回に到達しました。
比べるのは失礼ですが、尊敬する金田正一さんの勝利数に並ぶことができ、大変光栄です。
無論、私自身はブログ引退はせず、401、402…とさらに回数を重ねていくつもりなので、
読者の皆さん、今後もよろしくお願いします

※ただし、次回からブログタイトルを変更するかもしれません
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2 コメント

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Unknown (久遠)
2023-02-27 10:20:21
新小平付近のさまざまな飲食店情報、大変参考になります。最寄りは小川駅になるんですが、「ふじや食堂」というお店がとても印象に残っています。
小皿を単品で注文していくスタイルで、その日の体調や気分に合わせて好きな料理を食べることができました。もしよろしければ、足を運んでみてください。これからも応援しています。
返信する
Unknown (日が沈む~(略)改めブログ主)
2023-02-27 14:58:41
久遠さま、
コメント及び情報提供、ありがとうございます。

教えていただいた『ふじや食堂』、
実は私も、以前からチェックしていたんです。
私好みのレトロな外観だったので。
ご推奨いただいたので、近日中に行ってみることにします。
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