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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

閉ざされた愛に向かい 叫び続ける 国分寺『麺創研 紅』

2022年02月14日 | ラーメン、つけ麺など
最近、食べる量が明らかに減り、衰えを感じている私だが、同様に失われつつあるのが、辛さへの耐久
若い頃は好きだった、『蒙古タンメン 中本』も受け付けなくなり、ここ7年くらい食べていない。
愛してやまないペヤングも、数年前の「激辛」でもキツかったため、その後のさらに辛い商品には見向きもしなかった
…のだが、先日、地元のドンキで「ペヤング 獄激辛にんにく」が、60円という破格で売られていたため、
これまた特売の「チェリオ フルーツパンチ」28円と、一緒に買ってしまった。合わせて税込95円だって(笑)。


いざ食べてみた獄激辛にんにくは、「辛い」を通り越して「痛み」しかなく、早々とギブアップ。
後日改めてリポートするけど、個人的には人生で一番辛い食べ物だった
ペヤング「獄激辛」は、口内及び口周辺もツラかったが、辛い食べ物でもっともダメージを受けるのは胃腸。
汚いハナシだが、中本などを食べた翌日は、必ずトイレにこもる羽目になる。

そんな、最近の私のように、激辛料理はツラいという人におススメなのが、
ほどよい辛さの『麺創研 紅(くれない)』のラーメンである。
本店は府中にあるが、私が訪問したことがあるのは国分寺店だけで、以下で紹介するのもすべて国分寺店の商品である。
今回のタイトルは、高校野球の応援などにも使われている、某ヒット曲の歌詞から拝借した。
著作権関係で訴えられないよう、実際の歌詞を少しだけ変更(つづける→続ける)してみたが、怒られたらすぐ謝るぞ。

最初の訪問は、今から5年前の深夜0時過ぎ。以前は、こんな遅い時間まで営業していたのだ。
店の場所は、駅北口から歩いてすぐ。以前紹介した『武道家』や、『谷信』『淡淡』が入るホテルも近い。
遅い時間にもかかわらず、店内には大勢の客がいた。入口券売機で購入したのは、基本メニューの「紅らーめん」。
当時は800円で、現在は880円(価格はHPより、以下同)。あと、「温泉たまご」100円も追加。


味噌風味のスープに、ラー油や辛みそを加え、麺、豚バラ肉、茹で野菜を組み合わせる。
豚バラは牛丼の具のような形状で、野菜は『二郎』みたいにモヤシだけじゃなく、キャベツの割合も多い。
そして、こちらの最大の特徴は、太さが不揃いの自社製「乱切り麺」


わざと切り幅を変えた7種のちぢれ麺を使用しており、いろんな歯触り&のど越しを楽しめる。
一応、麺の写真も撮ったのだが、7種あるかはともかく、太さが違うのはわかってもらえるはず。


たっぷりの肉・野菜のおかげで、スープの辛さが和らぎ、スイスイと食べ進めることができた。
ニンニクも含まれているが、翌日の胃腸も問題ナシ。問題なのは深夜のハイカロリー摂取だけ(苦笑)。
紅さんには、その後も何度か訪れたが、店頭に行列があることも多く、再訪できたのは1年後。
どこだか覚えてないけど、昼酒を飲んだ帰り、まだ混みあう前の夕方17時台に入店。
注文したのは「紅つけ麺」930円(現在は950円)。麺は無料で大盛にできるので、当然大盛に。
しばらくして、つけ麺が登場。さすがは大盛。結構な盛り具合である。


つけダレは、前回頼んだ紅らーめんのスープを濃縮したようなタイプで、豚バラ肉がたっぷり。


こちらが自社製麺のアップ。妙にピンク色っぽいのは、カメラ(つまり私)のせいだろう。


ピリ辛ダレ+細~太縮れ麺のコンビはもちろんウマく、快調に食べていたつもりだが、
残り1/3くらいでハシが止まった。飲み食いした帰りとはいえ、普段の自分なら食べられない量ではないはず。
その後、なんとか麺は食べ切ったが、今思うと、このときすでに、身体から警告が出ていたのだろう。
「もういいトシなんだから、無料だからって大盛にするのはやめとけ」と。
警告を無視した結果、数ヶ月後にはとうとう、野方のつけ麺店『無極』で、無料増しの麺を残す大罪を犯してしまった。
詳細はこちら。無極さんは閉店してしまったが、今でも反省している。

3度目の訪問時は、汁なしタイプの「紅まぜそば」当時850円、現880円をオーダー。


麺の増量はしなかったが、「温玉+ライス」が無料だったので、付けてもらう。


書き忘れていたが、こちらの屋号にある「麺創研」とは、【ラー麺を創造する研究所】を意味するらしく、
ラーメンだけでなく、米や水も研究しているそうだ。確かにご飯はおいしかった。


まぜそばは、かき混ぜてから温玉を乗せて食べた。左端に映っている唐辛子は、「かじると危険」なヤツだ。


ひき肉や濃厚なタレが、例の不揃い乱切り麺とよく絡み、なかなかウマい。
この麺をダイレクトに味わうには、つけ麺やまぜそばの方がいいかもしれない。
いずれにしても、私のように、うどん好きというか太い麺が好きな方は、ここの乱切り麺は絶対気に入るはずだ。
途中で肉、タレ、温玉半分などを、ご飯に乗せて食べてみた。私がよくやる「ラーメン丼」だが、見栄えはよくないね。


この日は適量だったのか、最後までスムーズに食べられた。「温玉+ライス」は、無料ならば今後も遠慮なくいただく。

ここまで、「紅らーめん」「紅つけ麺」「紅まぜそば」を食べた。
紅の主要麺メニューは5種あり、残るは激辛の「鬼紅らーめん」と、辛くない「みそらーめん」。
炎のマークで表す辛さレベルは、普通の紅らーめんが炎炎炎の3で、鬼紅が5、みそは1。
久々の入店となった昨年末。ビビりの私が選んだのは、レベル1の「みそらーめん」であった。
「温玉+ライス」は無料ではなかったが、お得なセット価格=当時970円だったので、迷わず注文。


みそらーめん単品は現在860円。セットは+140円と思われるので、現在は1000円?


肉も野菜もたっぷりで、ライスを付けるのが前提のラーメンだよ(←そうか?)。
みそスープはちょっとしょっぱいけど、辛さはほとんどなく、安心して食べられた。
麺のアップも撮影したが、これまで何度も載せているので、もういいでしょ。
前回とは違い、この日の「ラーメン丼」は、我ながらいいデキだと思ったが、どうかね?


麺、スープ、肉、メシとガツガツ食べ進め、大満足で「ごちそうさまです」。

コロナ禍のせいなのか、いつもは満席の紅さんも、この日はさみしい客入り。なので、店員たちの私語が目立つ。
ここまで、接客については触れていなかったが、悪くはないものの、決して良いとはいえない。みんな若いからね。
この日は、私の温玉が忘れられていた。空いていて、なおかつ食券制なのに、注文を間違えるってどうなのよ。
しかも、目の前にいたリーダー的な店員(店主?)は、私への商品提供より、自分たちのまかない作りに夢中。
例の曲の歌詞を借りれば、「オレが見えないのか すぐそばにいるのに」だ。
だが、そのとき彼が作っていた、ピンク色のチャーシューは実にウマそうだった(苦笑)。オレにも喰わせろ!
HPによると「本店は今も変わらず全スタッフが高い意識を持ってラーメンづくりに励んでいます。」とのこと。
わざわざ「本店は」と記載することで、支店は知りませんよ、と断りを入れているのか。正直でいいな(笑)。
近いうちに、府中本店も行ってみようかな。あ、国分寺店も別に嫌いではないので、今後も利用するよ。



麺創研 紅 国分寺
東京都国分寺市本町2-2-15
JR、西武線国分寺駅北口から徒歩約2分半
営業時間11時半~23時 ※現在は21時まで
定休日 基本無休
※月替わりの限定メニューあり
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