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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

ラーメン評論家のセクハラ・出禁問題を蒸し返す

2021年10月14日 | しゃかい
ちょっと前に触れた、ラーメン評論家が、女性店主にセクハラなどの嫌がらせをした騒動。
個人的には注目していたが、世間一般の反応は「知らん」「どうでもいい」だったようで、
ワイドショーなどで取り上げられることも少なく、2週間以上たった今では、すっかり沈静化した様子。
そんな、「どうでもいい」かもしれない問題を、拙ブログではあえて、蒸し返してみる。

まずは騒動の流れを、赤字部分で紹介。細かい部分は異なるかもしれないが、だいたいは合っているはず。
ある一般人が、人気ラーメン店の女性オーナー(以下店主)に対し誹謗中傷したことで、店主が法的措置を明示。
この店主が、裏社会と繋がりがあるなどと、製麺会社に吹聴したため、取引がパアになったらしい。
なお、後述するラーメン評論家と混合している人もいるようだが、訴えられたのは素人で、評論家ではない。
その後、同じ店主が「ラーメン評論家の入店お断り」をツイッターで発表。
「評論家の8割が私へのマウンティングかセクハラが酷い人。避けたら裏で中傷される始末。うちにはマイナスしかない」
上記は店主のツイッター投稿の一部を抜粋・修正したもの。無論、修正といっても内容自体は変えていない。
それに対し、自称を含むラーメン評論家の数名が反発。彼らの反論も、一部抜粋・修正して再録。
「出禁ですねそれで結構です 共にラーメン界を盛り上げられるハズなのに とても残念です」
「“ラーメン評論家”を肩書にして生きてきたのに、ある日突然“社会の害悪”扱いされ、正直思う事はある」
店主に対する同業者の悪行を詫びるよりも、出禁扱いされた不満の方が大きかったようで、
「それで結構です」「正直思う事はある」などとエラそうな口調で反論したため、案の定批判が殺到。

ここで持論を述べさせていただくが、取材者は取材対象があるから成り立つことを忘れてはいけない。
今回のケースでは、ラーメン評論家は、ラーメン屋さんが存在するから仕事や収入を得られるのであって、
「オレたち評論家のお陰でラーメン屋が儲かり、業界も繫栄している」という考えは、傲慢かつ危険である。
でも、そういう思想のヤツが、ラーメン及び飲食業界に関係するマスコミ陣に、ある一定数いるのは間違いない。
最初の反論ツイッターの「共に~盛り上げられる」という一文が、それを証明しているよな。

元アイドルの美人店主による「出禁宣言」は、ネットではそこそこ話題になり、
「ラーメン評論家なんてロクなもんじゃねえ」「そもそも、評論家って必要かよ!?」という意見が飛び交っていた。
実はこれこそ、私が望んでいた流れである。その流れについてはのちほど。
今回、ここまで文字ばっかりなので、ブレイクタイムということで、心和む(?)画像を掲載。
去年、日野のうどん店『どんたく』の帰りに撮影した、「キショウブ・黄菖蒲」は今年もきれいに咲いてたよ。


閑話休題。数日後、当該店主がセクハラや嫌がらせの実例を、TVのワイドショーで告白。
私は観ていなかったが、Hというイニシャルの評論家から、セクハラを受けたとのこと。
具体的にどんなことをされたのかは、店主のツイッターで確認してほしい。無断引用ゴメンなさい。

ネットではさっそく、Hの正体探しが始まったが、ラーメン評論家でHなんて、ひとりしかいない。
案の定、店主がTV出演したその日の夜に、当事者が自身のブログで「それ僕です!」と名乗りを上げた。
実は私は、Hの著書を持っており、ラーメン関連の物書きの中では、マシな方だと思っていた。
ところが、彼が発表した文は、著書を買ったことを後悔させ、ただただ嫌悪感を抱かせるだけの内容であった。
店主ツイッターのように引用してもいいのだが、閲覧数が増えるとHが喜びそうなのでやめておく。要約すれば、
○店主とのやり取りは、酔っていてよく覚えていない
○他の女性には、もっとひどいセクハラをしている(だから許せと?)
○店主を中傷した事柄は知人から聞いた。知人を信じるので今でも事実だと思っている
○他のラーメン評論家の評判を下げ、迷惑をかけたことは反省
○ただし、店主には最後まで謝罪せず
○最後の方は自身の仕事の宣伝

※後日、「他の女性には、もっとひどいセクハラをしている」の部分はひそかに削除

酔った状態で上記の内容を、軽薄な文体でダラダラと書きなぐっていたため、読むのが苦痛であった。
個人的には、「僕の熱狂的なファンの方、女性店主を攻撃するのはいかんです」などと忠告していたのが気になった。
これって、ダチョウ俱楽部さんの「押すなよ」と一緒で、逆に煽ってないか?
さすがに無関係だろうけど、10月13日には、店主に殺害予告があったのも心配だよ。

ブログ発表後はやはり、賛否ではなく否ばかりがHのツイッターに寄せられた。
まあ当然だわな…と思い、それらの非難に目を通していたところ、気になるものをいくつか発見。
「失敗を酒のせいにするな」
「文章が長ったらしくて読む気になれない」
「いいトシして、まったく知性を感じられない駄文」
「自称ジャーナリストにロクなヤツはいない」 ※Hはフードジャーナリストを名乗っている
「セルフ突っ込みがイタすぎる」

今度は私自身が、パソコン画面の前で「それ僕です…」とつぶやくハメになってしまった(泣)。

「失敗を酒のせい」よくやる。「文章が長い」、「いいトシして知性を感じない」よく指摘される。
「自称ジャーナリストは(略)」スポーツジャーナリストを自称している。キクラゲ玉子炒め評論家も名乗っている。
「セルフ突っ込み」たまにやってる気がする(←しょっちゅうだろ)←そうか、これってイタいのか…。

確かに、Hブログの文末は、「次回の会見までにポニーテールにします!!!(こらーーー!!!)」であった。
この頃、NYから帰国した方の髪型を揶揄しているのだろうが、さすがの私も、この文末は気持ち悪いと感じた。
これを機に私も、「セルフ突っ込み」は、しばらく封印しようと決意。10月以降のブログでは、まだやってないはず。
気分転換のため、またまた「癒し画像」を挿入。立川市内で数年前に見かけた「朝焼け」を。


夜が明けると、店主は「評論家Sより受けた皮肉と屈辱」「評論家Aによるラーメン店との癒着」を告白。
詳細はこちら。SもAも、とりあえず無視を決め込んでいる様子。
Sは、メールやSNSで謝罪はしているようだが、「!」マーク入りの謝罪などが、店主には納得できなかった様子。
Hと同様、この店主にはマジメに謝りたくない理由でもあるのだろうか。
Aの場合は、某ラーメン屋の店主Xと一緒に来店し、Xに払わせていたとのこと。でもこれって、癒着なのかな。
X店主がAを常に接待、あるいはAが常にタカっている関係ならば、問題かもしれないが、
「さっきの店で払ってもらったから、次はオレが払うよ」「じゃあよろしく」のような、単なる友人同士なのでは?
厳密には、評論家Aはラーメンの審査とかもするようなので、店主とはある程度、距離を置いた方がいいのだろうけど。

S、Aと比較し、集中砲火を受けたHだったが、ブログの反論が、あまりに低レベルだったため、
バカ負けした人が多かったのか、今ではほとんど話題にならなくなった。見事な火消し(?)である。
むしろ、「気持ち悪すぎる」「これぞ“おじさん構文”」などと、独特すぎる文章に注目が集まってしまい、
本来弾劾すべきだった、店主へのセクハラや嫌がらせについては、ウヤムヤになってしまったのが残念。
私は、店主がHのことを告白する前に、ツイッターに投稿していた、
「ラーメン評論家やマニアの方から、“評論家とラオタにはサービスしたり媚び売った方がいいよ”と言われた」
件についても、発言主をさらし、反省させるべきだと思うのだが。

どんなに権威のある評論家だろうが、普通の客と同様のサービスを受けるのが当然であり、
ましてやマニアだかブロガーだか知らねえが、店主に「媚びを売れ」なんて、思い上がりも甚だしい。
そもそも、助言のつもりなのか知らねえけど、客の分際でお店の方に、意見すること自体が図々しい。
お前らのことだぞ、わかっているのか食べロガー!

さっき書いた「私が望んでいた流れ」(キショウブ画像のちょっと上あたり)とは、
評論家のタカリ体質や上から目線の態度などに、店と客の双方から不満が上る→評論家不要論が盛り上がる
→この流れで、食べロガー不要論も勃発! すると思ったのだが…。
評論家は一応プロだし、その分ラーメンのことも熱心に勉強しているだろうし、
なにより、ちゃんと名前と顔をさらして活動をしている。顔を出さない方がいいブサイクもいるけど。
一方食べロガーは、ほとんどのヤツが実名や顔を出さず、陰でグチグチ言うだけの卑怯な奴らだ。
アマ、つまり本業ではないため、料理や経営、文章も学ぶ気はなく、当然知識も乏しい。
そのくせお店を批判し、的ハズレな評価をし、ヘタクソな文まで綴っている。
中には、「うどんが主食」と名乗るヤツのように、お店に癒着を迫り、週刊文春に暴かれるクズもいる。
評論家Hの行動や声明文は下劣で恥ずかしいが、私から見れば、食べロガーも似たようなモンだぞ。

拙ブログでは、以前から何度も訴えてきたけど、
シロウトの分際で、お店の人に頼まれてもいないのに点数を付けるのはよせ。
初対面のブサイクに、「お前の顔は5点満点で3点だな」とか言われたら腹立つだろうよ。
自分がされてイヤなことはしない。こんなのは小学校低学年で教わることだ。
今回の騒動について、ラーメン評論家には反省を、ついでに食べロガーには滅亡を求め、本稿を終えることにする。
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