昨年から今年にかけて、現在工事中の新幹線の現場を、3ヶ所取材した。
日々、飲んで喰ってダラダラ過ごしていると思われがちだが、私もたまには働くよ。
今回のブログは、北海道の二海郡八雲町(ふたみぐんやくもちょう)に取材に行った時のことについて書いてみた。
八雲町について簡単に説明すると、場所は北海道の南部で、函館の北方に位置し、
二海郡という地名の通り、全国の町で唯一、太平洋と日本海の双方に面している。
ふたつの海を生かした、漁業・養殖業も盛んだが、日本で最初に始めたとされる、西洋式酪農も有名。
写真は、名産品の牛乳と地産野菜を使用したカレーソースに、同じく名産品の魚介類のフライを乗せた「二海カレー」。
美味しかったけど、カロリーは相当高そうだね。
また、北海道らしく豊かな自然も残っており、下記写真のような素晴らしい風景も多数見受けられる。
白樺が並ぶ「パノラマロード」
蝦夷富士こと羊蹄山を望む「噴火湾パノラマパーク」からの眺望
2枚とも、取材に同行した地元のカメラマンさんが撮ったもの。さすがはプロ、見事な写真だね。
無断でのブログ掲載はマズいかもしれないので、どうかバレないでくれ…(バレたらすぐ削除しますのでお許しを)。
さて、新幹線取材について話を戻そう。
青森から函館までは開業した北海道新幹線は、最終的には札幌まで延伸する計画で、八雲町にも「新八雲駅(仮称)」が新設される。
私が依頼された仕事は、工事現場の様子と八雲町を取材し、リポートとしてまとめること。
まず初日は、同行する関係者に説明してもらいながら、新幹線の工事現場を数ヶ所回り、
翌日は八雲町のおエラいさんにインタビューし、町の魅力などについて語ってもらう予定となっていた。
こちらはトンネル工事の様子。
ここからの写真は、私が撮った(なのでヘタクソ)から、掲載について問題はない。
下の写真は、現存する八雲駅からだいぶ離れた、新八雲駅の建設予定地。
見ての通り、現時点では雪と森林以外何もないが、数年後には、ここに新幹線がやってくるのだ。
初日の取材が終わり、関係者たちと食事をし、ホテルに戻ったのが21時半ころ。
その後は、一日の疲れをとるため就寝…などするわけもなく、すぐにホテルを飛び出し、今度はひとりで町へ出る。
なぜなら、翌日の取材に備えて、この町について、もっと知っておきたかったから。
当然、ある程度のことは前もって調べておいたし、先述の通り、翌日は町の実力者にも話を聞くのだが、
どうせなら、居酒屋などで地元住民の生の声を聞いた方が、町本来の姿がよくわかるだろうと思ってね。
いつの時代も、物事を判断するのに最も大事なのは現場取材。これが私のポリシーだ。
つまり、再度町へ出たのは取材の一環であり、決して趣味の居酒屋巡りではない、と言っておく。
ただ、冬の北海道は夜が終わるのも早く、チェーン店も含め、ほとんどの居酒屋が22時台には閉まるようだ。
雪道に滑って転びながら、八雲駅周辺さまよった結果、飲食店の集合施設「やくも屋台村」を発見。
遅い時間にもかかわらず、まだ何軒か営業しており、その中から一軒のお店をセレクト。
理由は、外から店内をのぞいたところ、写真のレベッカタオルが飾られていたから。
私もレベッカファンなので、ここの店主となら気が合いそうだと思ってね。
まずはビールと串揚げセットをオーダー。串揚げはたぶん自家製ではなく、味はフツーだった。
「東京から来ました」と店主にあいさつし、その後はレベッカの話題がきっかけとなり、打ち解けることに成功。
写真のタオルは、2015年8月の横浜アリーナライブ2Daysで購入したものらしい。よくチケットを確保できたなあ。
しばらく話したのち、取材に来たことは内緒にしたまま、八雲町と新幹線についてたずねてみた。
すると、それまで談笑していた店主から笑顔が消え、「八雲はダメですよ」と、吐き捨てるではないか。
ムムム…ただならぬ雰囲気。この項つづく
日々、飲んで喰ってダラダラ過ごしていると思われがちだが、私もたまには働くよ。
今回のブログは、北海道の二海郡八雲町(ふたみぐんやくもちょう)に取材に行った時のことについて書いてみた。
八雲町について簡単に説明すると、場所は北海道の南部で、函館の北方に位置し、
二海郡という地名の通り、全国の町で唯一、太平洋と日本海の双方に面している。
ふたつの海を生かした、漁業・養殖業も盛んだが、日本で最初に始めたとされる、西洋式酪農も有名。
写真は、名産品の牛乳と地産野菜を使用したカレーソースに、同じく名産品の魚介類のフライを乗せた「二海カレー」。
美味しかったけど、カロリーは相当高そうだね。
また、北海道らしく豊かな自然も残っており、下記写真のような素晴らしい風景も多数見受けられる。
白樺が並ぶ「パノラマロード」
蝦夷富士こと羊蹄山を望む「噴火湾パノラマパーク」からの眺望
2枚とも、取材に同行した地元のカメラマンさんが撮ったもの。さすがはプロ、見事な写真だね。
無断でのブログ掲載はマズいかもしれないので、どうかバレないでくれ…(バレたらすぐ削除しますのでお許しを)。
さて、新幹線取材について話を戻そう。
青森から函館までは開業した北海道新幹線は、最終的には札幌まで延伸する計画で、八雲町にも「新八雲駅(仮称)」が新設される。
私が依頼された仕事は、工事現場の様子と八雲町を取材し、リポートとしてまとめること。
まず初日は、同行する関係者に説明してもらいながら、新幹線の工事現場を数ヶ所回り、
翌日は八雲町のおエラいさんにインタビューし、町の魅力などについて語ってもらう予定となっていた。
こちらはトンネル工事の様子。
ここからの写真は、私が撮った(なのでヘタクソ)から、掲載について問題はない。
下の写真は、現存する八雲駅からだいぶ離れた、新八雲駅の建設予定地。
見ての通り、現時点では雪と森林以外何もないが、数年後には、ここに新幹線がやってくるのだ。
初日の取材が終わり、関係者たちと食事をし、ホテルに戻ったのが21時半ころ。
その後は、一日の疲れをとるため就寝…などするわけもなく、すぐにホテルを飛び出し、今度はひとりで町へ出る。
なぜなら、翌日の取材に備えて、この町について、もっと知っておきたかったから。
当然、ある程度のことは前もって調べておいたし、先述の通り、翌日は町の実力者にも話を聞くのだが、
どうせなら、居酒屋などで地元住民の生の声を聞いた方が、町本来の姿がよくわかるだろうと思ってね。
いつの時代も、物事を判断するのに最も大事なのは現場取材。これが私のポリシーだ。
つまり、再度町へ出たのは取材の一環であり、決して趣味の居酒屋巡りではない、と言っておく。
ただ、冬の北海道は夜が終わるのも早く、チェーン店も含め、ほとんどの居酒屋が22時台には閉まるようだ。
雪道に滑って転びながら、八雲駅周辺さまよった結果、飲食店の集合施設「やくも屋台村」を発見。
遅い時間にもかかわらず、まだ何軒か営業しており、その中から一軒のお店をセレクト。
理由は、外から店内をのぞいたところ、写真のレベッカタオルが飾られていたから。
私もレベッカファンなので、ここの店主となら気が合いそうだと思ってね。
まずはビールと串揚げセットをオーダー。串揚げはたぶん自家製ではなく、味はフツーだった。
「東京から来ました」と店主にあいさつし、その後はレベッカの話題がきっかけとなり、打ち解けることに成功。
写真のタオルは、2015年8月の横浜アリーナライブ2Daysで購入したものらしい。よくチケットを確保できたなあ。
しばらく話したのち、取材に来たことは内緒にしたまま、八雲町と新幹線についてたずねてみた。
すると、それまで談笑していた店主から笑顔が消え、「八雲はダメですよ」と、吐き捨てるではないか。
ムムム…ただならぬ雰囲気。この項つづく