今でこそ自由人(要するに無職)の私だが、かつては会社勤めをしていた時代もあった。
渋谷駅の南口歩道橋を渡った、桜丘町で働いていた頃、よく利用していたのが『亜寿加』というお店。
お店のウリは、四川風と称する「担々麺」と、豚肉の唐揚げ=排骨(パイクー)を併せた「排骨担々麺」。
下記写真は、最後に食べた数年前にガラケーで撮影した、排骨担々麺980円。
右上で光っているのは、サービスでついてくるご飯。排骨担々麺との相性の良さは、言うまでもない。
辛さ控えめなスープと細麺のおかげで、ボリューミーなのに意外とサッパリ食べられる逸品だった。
サラリーマン卒業(クビ?)後も、何年かに1度はわざわざ渋谷に足を運び、ここ亜寿加に立ち寄ったものだ。
さっき「最後に食べた」と書いたのは、亜寿加さんは昨年閉店してしまったから。
渋谷南口界隈は、再開発による立ち退き・廃業が相次いでおり、老舗の立ち飲み屋『富士家』も閉店した。
もう1度食べたかったなあ…と悔やんでいた私を救ったのが、今回紹介する神保町の『五ノ井』さんである。
屋号でもある店主の五ノ井氏は、長年亜寿加で働いており、昨年ついに自身のお店をオープンさせた。
まさか、ルーツであるお店が開店直後になくなるとは、思ってもいなかったことだろう。
お店の場所は、以前紹介した、超人気うどん店『丸香』と同じ通り。
写真の肉うどんを食べた帰り道に、『排骨担々 五ノ井』の看板を偶然発見し、入ってみることにしたのだ。
まずは券売機で、ビール中びんと「焼餃子」の食券を購入。ビールは客が冷蔵庫から出すセルフ方式だ。
ビール550円を飲みながら、卓上のメニューを見ていると、なにやら魅力的なセットがあるではないか。
ビール(小)が450円なのに、料理がついて500円とは! さっそく排骨単品とのセットを追加購入。
なお、中びんとのセットでも600円で応じてくれるため、最近の私は毎回これを頼んでいる。
待つこと数分、餃子400円が焼きあがった。
餃子の味は普通だったが、やはりビールとの相性はよく、すぐに中びんが空いた。
続いて2本目の小びんに移行した直後、待望の「単品排骨」(本来は400円)がやってきた。
豚肩ロースに味付けをして揚げた排骨は、外はカリっと中はジューシーで、ほんのりカレー風味がする。
さすが、亜寿加直伝のウマさ。ビールがすぐに飲み終わってしまった。
気分が良くなったので、デザートとしてお店のイチオシである、「排骨担々麺」1000円を追加オーダー。
「デザートに担々麺、さらに排骨をまた喰うのか!?」とあきれる方もいるだろうが、
吉野家で牛皿で一杯やって、シメに牛丼喰うようなモンだろ。カロリー摂取量は牛丼よりだいぶ多そうだが。
しかも、店主が「ご飯もお付けしますか?」なんて聞いてくれるもんだから、「お願いします」と即答。
※一応言い訳をしておくが、お茶椀は小さめ
修行先の亜寿加同様、こちらもご飯とザーサイ(亜寿加は高菜だったかな)が無料なのだ。
で、当然のように写真の排骨を乗せ、台湾でもおなじみの「パイクー飯」を作るワケよ。
担々麺って、スープにゴマとかが入っているから、ただでさえカロリーが高いのに、
麺、メシ、排骨ダブル、餃子にビール、その前には肉うどん…繰り返すけど、カロリー摂取量はだいぶ多そうだ。
もちろん、食事中はカロリーなんぞ気にせず、夢中で麺、米、肉と向かい合う。
店主独自の改良部分もあるのだろうが、以前私が食べていた、そして期待していた亜寿加の味だった。
さすがにスープは残したが(ほんの少し)、他はガッチリ完食し、満腹かつ大満足。
「美味しかったです、また来ます!」と告げて退店し、電車に乗ってから店に忘れ物をしたのを思い出し、
1時間後に再訪するハメに。実にマヌケな有言実行である。
「昨夜はすみません」というお詫びも兼ね、翌日本当に再訪し、またまた酒と食事を楽しんだ。
店主にも顔を覚えてもらい、以降はちょくちょく通い、酒と食事を楽しんでいる。
以下で、これまで食べてきたメニューを紹介していく。
まずは「ちょっと一杯セット」の相棒である、「ちゃーしゅう」と「四川ワンタン」。
チャーシューは最近、軽く炙ってから提供されるようになり、香ばしさが加わった。
ワンタンにはピリ辛タレがかかっており、皮の歯応えと中身の具とのバランスもイイ。
メニューにある「ちゃーしゅう担々麺」や、醤油味の「ワンタンめん」も、きっと美味しいはず。
あるときは、ビールを飲んでいたら、店主から「よろしかったらこちらをどうぞ」と、
小皿に入った豚タンの冷製を、別の日には砂肝の冷製をサービスしてもらった。
まだ2~3回しか来てない(当時)のに、常連扱いしてもらっているみたいで、なんだか申し訳ないなあ…
と思いつつも喜びは隠せず、店主のご厚意に感謝し、シメの食事に入る前にもう1本ビールをお替り。
すると、私のあとに来てビールを注文した客にも、砂肝皿を提供していた。
どうやら、常連扱いだったのではなく、飲み客全員へのサービスだったらしい(苦笑)。
なお、これら「酒のアテ」は、店主の気まぐれサービスであり、毎回あるわけではないのでご注意を。
閉店した亜寿加には担々麺だけでなく、醤油ラーメンや味噌ラーメンもあり、
五ノ井さんでは「らーめん」はレギュラーメニュー、「みそらーめん」は冬季限定で登場。
こちらは「排骨みそ」1000円。塩分は控えめだけど、味噌のコクはしっり感じる。
こちらの麺類は、鶏ガラなどで取る透明な毛湯(まおたん)スープをベースにしているから、
どの商品も濃すぎずクドすぎず、老若男女に愛されるテイストに仕上がっている。
最近、担々麺を出す店が増えているけど、「シビレ」や「激辛」を強調した、万人受けしない商品が多い気がする。
私自身も、最近は激辛料理を食べると、翌朝ケツから火ぃ吹くので、なるべく控えるようにしている。
一応、五ノ井さんも無料でピリ辛、+100円で激辛もできるので、辛口マニアはそちらを選択してほしい。
亜寿加のメニューを受け継いだ五ノ井氏が開発したオリジナル商品、それが写真の「汁なし担々麺」850円だ。
見ての通り、他の麺類(写真下左)と比較すると、汁なしのはけっこう太い(写真下右)。
その太麺が、ピリ辛タレと具材のひき肉とよ~く絡むので、メチャクチャ美味しい。
この具材のひき肉は、肉燥(バーソー)といい、ご飯に乗せた肉燥飯(バーソーブン)は台湾ではメジャーな食べ物らしい。
魯肉飯(ルーローハン)とは違うんですか? と店主にたずねたところ、
「台湾北部では脂身の多い肉で作ったルーロー、南部では赤身主体の肉を用いたバーソーが食べられています」とのこと。
そういえば、さっき紹介した豚タンや砂肝などの内臓肉オツマミは、台湾料理店でよく見られる一品だ。
店主は台湾ほか中華料理にも精通しているらしく、お話しさせていただくと、なかなか勉強になるよ。
そんなある日、いつものように入店し、ビール中ビンと「ちゃーしゅう」とのセットをお願いし、
さらに、麺類のトッピングとして用意されている、バーソーをツマミとして頼んでみた。
上がその「バーソー単品」200円。本来はパクチーが乗るのだが、苦手だと告げたところ、メンマに替えてくれた。
汁なし担々麺でも食べてわかっていたのだが、肉だけを味わうと…うわあ、こりゃあウマすぎ!
濃い味付けだけど油っぽさはなく、個々のひき肉に旨味だけをギュギュっと凝縮したようなかんじ。
オーバーでなく、ビールが止まらなくなる、危険極まりないシロモノであった。
どのくらい危険かというと、最近めっきり酒が弱くなった私が、約45分間で中ビンを4本空けてしまったほど。
店主も「無理しないでくださいよ…」と心配してくれていたが、本当にスイスイ飲めちゃった。
ここのバーソーがあれば、酒はもちろん、白メシも止まらなくなりそうだ。瓶詰めにして売ってほしいよ。
担々麺も排骨も、そして各種おつまみもウマく、店主の腕も愛想もいい五ノ井さん。
近い将来、修行先の亜寿加さんと同様、人気店になるだろうし、亜寿加のオーナーもそれを望んでいるはずだ。
こちらの最寄り駅は地下鉄の神保町だが、JRなら水道橋か御茶ノ水。
先日御茶ノ水に向かって歩いてみたところ、どうやら水道橋より少しだけ近い(五ノ井店主もそうおっしゃってた)。
ただし、御茶ノ水ルートは、写真のような急階段をのぼらなくてはならない。※別のルートもあるが
危険なバーソーでビールをガバガバ飲んだ帰路だったため、本当に危険だったりして。
これに懲りず、五ノ井さんでは今後もガンガン飲み喰いするぞ。
排骨担々 五ノ井
東京都千代田区神田猿楽町1-3-6
地下鉄神保町駅から徒歩約4分、JR御茶ノ水駅から徒歩約8分、水道橋からは徒歩約9分
営業時間 月~金11時~15時半、16時半~21時 土11時~17時
定休日 日、祝、年末年始ほか
※餃子は最近ないときもある
渋谷駅の南口歩道橋を渡った、桜丘町で働いていた頃、よく利用していたのが『亜寿加』というお店。
お店のウリは、四川風と称する「担々麺」と、豚肉の唐揚げ=排骨(パイクー)を併せた「排骨担々麺」。
下記写真は、最後に食べた数年前にガラケーで撮影した、排骨担々麺980円。
右上で光っているのは、サービスでついてくるご飯。排骨担々麺との相性の良さは、言うまでもない。
辛さ控えめなスープと細麺のおかげで、ボリューミーなのに意外とサッパリ食べられる逸品だった。
サラリーマン卒業(クビ?)後も、何年かに1度はわざわざ渋谷に足を運び、ここ亜寿加に立ち寄ったものだ。
さっき「最後に食べた」と書いたのは、亜寿加さんは昨年閉店してしまったから。
渋谷南口界隈は、再開発による立ち退き・廃業が相次いでおり、老舗の立ち飲み屋『富士家』も閉店した。
もう1度食べたかったなあ…と悔やんでいた私を救ったのが、今回紹介する神保町の『五ノ井』さんである。
屋号でもある店主の五ノ井氏は、長年亜寿加で働いており、昨年ついに自身のお店をオープンさせた。
まさか、ルーツであるお店が開店直後になくなるとは、思ってもいなかったことだろう。
お店の場所は、以前紹介した、超人気うどん店『丸香』と同じ通り。
写真の肉うどんを食べた帰り道に、『排骨担々 五ノ井』の看板を偶然発見し、入ってみることにしたのだ。
まずは券売機で、ビール中びんと「焼餃子」の食券を購入。ビールは客が冷蔵庫から出すセルフ方式だ。
ビール550円を飲みながら、卓上のメニューを見ていると、なにやら魅力的なセットがあるではないか。
ビール(小)が450円なのに、料理がついて500円とは! さっそく排骨単品とのセットを追加購入。
なお、中びんとのセットでも600円で応じてくれるため、最近の私は毎回これを頼んでいる。
待つこと数分、餃子400円が焼きあがった。
餃子の味は普通だったが、やはりビールとの相性はよく、すぐに中びんが空いた。
続いて2本目の小びんに移行した直後、待望の「単品排骨」(本来は400円)がやってきた。
豚肩ロースに味付けをして揚げた排骨は、外はカリっと中はジューシーで、ほんのりカレー風味がする。
さすが、亜寿加直伝のウマさ。ビールがすぐに飲み終わってしまった。
気分が良くなったので、デザートとしてお店のイチオシである、「排骨担々麺」1000円を追加オーダー。
「デザートに担々麺、さらに排骨をまた喰うのか!?」とあきれる方もいるだろうが、
吉野家で牛皿で一杯やって、シメに牛丼喰うようなモンだろ。カロリー摂取量は牛丼よりだいぶ多そうだが。
しかも、店主が「ご飯もお付けしますか?」なんて聞いてくれるもんだから、「お願いします」と即答。
※一応言い訳をしておくが、お茶椀は小さめ
修行先の亜寿加同様、こちらもご飯とザーサイ(亜寿加は高菜だったかな)が無料なのだ。
で、当然のように写真の排骨を乗せ、台湾でもおなじみの「パイクー飯」を作るワケよ。
担々麺って、スープにゴマとかが入っているから、ただでさえカロリーが高いのに、
麺、メシ、排骨ダブル、餃子にビール、その前には肉うどん…繰り返すけど、カロリー摂取量はだいぶ多そうだ。
もちろん、食事中はカロリーなんぞ気にせず、夢中で麺、米、肉と向かい合う。
店主独自の改良部分もあるのだろうが、以前私が食べていた、そして期待していた亜寿加の味だった。
さすがにスープは残したが(ほんの少し)、他はガッチリ完食し、満腹かつ大満足。
「美味しかったです、また来ます!」と告げて退店し、電車に乗ってから店に忘れ物をしたのを思い出し、
1時間後に再訪するハメに。実にマヌケな有言実行である。
「昨夜はすみません」というお詫びも兼ね、翌日本当に再訪し、またまた酒と食事を楽しんだ。
店主にも顔を覚えてもらい、以降はちょくちょく通い、酒と食事を楽しんでいる。
以下で、これまで食べてきたメニューを紹介していく。
まずは「ちょっと一杯セット」の相棒である、「ちゃーしゅう」と「四川ワンタン」。
チャーシューは最近、軽く炙ってから提供されるようになり、香ばしさが加わった。
ワンタンにはピリ辛タレがかかっており、皮の歯応えと中身の具とのバランスもイイ。
メニューにある「ちゃーしゅう担々麺」や、醤油味の「ワンタンめん」も、きっと美味しいはず。
あるときは、ビールを飲んでいたら、店主から「よろしかったらこちらをどうぞ」と、
小皿に入った豚タンの冷製を、別の日には砂肝の冷製をサービスしてもらった。
まだ2~3回しか来てない(当時)のに、常連扱いしてもらっているみたいで、なんだか申し訳ないなあ…
と思いつつも喜びは隠せず、店主のご厚意に感謝し、シメの食事に入る前にもう1本ビールをお替り。
すると、私のあとに来てビールを注文した客にも、砂肝皿を提供していた。
どうやら、常連扱いだったのではなく、飲み客全員へのサービスだったらしい(苦笑)。
なお、これら「酒のアテ」は、店主の気まぐれサービスであり、毎回あるわけではないのでご注意を。
閉店した亜寿加には担々麺だけでなく、醤油ラーメンや味噌ラーメンもあり、
五ノ井さんでは「らーめん」はレギュラーメニュー、「みそらーめん」は冬季限定で登場。
こちらは「排骨みそ」1000円。塩分は控えめだけど、味噌のコクはしっり感じる。
こちらの麺類は、鶏ガラなどで取る透明な毛湯(まおたん)スープをベースにしているから、
どの商品も濃すぎずクドすぎず、老若男女に愛されるテイストに仕上がっている。
最近、担々麺を出す店が増えているけど、「シビレ」や「激辛」を強調した、万人受けしない商品が多い気がする。
私自身も、最近は激辛料理を食べると、翌朝ケツから火ぃ吹くので、なるべく控えるようにしている。
一応、五ノ井さんも無料でピリ辛、+100円で激辛もできるので、辛口マニアはそちらを選択してほしい。
亜寿加のメニューを受け継いだ五ノ井氏が開発したオリジナル商品、それが写真の「汁なし担々麺」850円だ。
見ての通り、他の麺類(写真下左)と比較すると、汁なしのはけっこう太い(写真下右)。
その太麺が、ピリ辛タレと具材のひき肉とよ~く絡むので、メチャクチャ美味しい。
この具材のひき肉は、肉燥(バーソー)といい、ご飯に乗せた肉燥飯(バーソーブン)は台湾ではメジャーな食べ物らしい。
魯肉飯(ルーローハン)とは違うんですか? と店主にたずねたところ、
「台湾北部では脂身の多い肉で作ったルーロー、南部では赤身主体の肉を用いたバーソーが食べられています」とのこと。
そういえば、さっき紹介した豚タンや砂肝などの内臓肉オツマミは、台湾料理店でよく見られる一品だ。
店主は台湾ほか中華料理にも精通しているらしく、お話しさせていただくと、なかなか勉強になるよ。
そんなある日、いつものように入店し、ビール中ビンと「ちゃーしゅう」とのセットをお願いし、
さらに、麺類のトッピングとして用意されている、バーソーをツマミとして頼んでみた。
上がその「バーソー単品」200円。本来はパクチーが乗るのだが、苦手だと告げたところ、メンマに替えてくれた。
汁なし担々麺でも食べてわかっていたのだが、肉だけを味わうと…うわあ、こりゃあウマすぎ!
濃い味付けだけど油っぽさはなく、個々のひき肉に旨味だけをギュギュっと凝縮したようなかんじ。
オーバーでなく、ビールが止まらなくなる、危険極まりないシロモノであった。
どのくらい危険かというと、最近めっきり酒が弱くなった私が、約45分間で中ビンを4本空けてしまったほど。
店主も「無理しないでくださいよ…」と心配してくれていたが、本当にスイスイ飲めちゃった。
ここのバーソーがあれば、酒はもちろん、白メシも止まらなくなりそうだ。瓶詰めにして売ってほしいよ。
担々麺も排骨も、そして各種おつまみもウマく、店主の腕も愛想もいい五ノ井さん。
近い将来、修行先の亜寿加さんと同様、人気店になるだろうし、亜寿加のオーナーもそれを望んでいるはずだ。
こちらの最寄り駅は地下鉄の神保町だが、JRなら水道橋か御茶ノ水。
先日御茶ノ水に向かって歩いてみたところ、どうやら水道橋より少しだけ近い(五ノ井店主もそうおっしゃってた)。
ただし、御茶ノ水ルートは、写真のような急階段をのぼらなくてはならない。※別のルートもあるが
危険なバーソーでビールをガバガバ飲んだ帰路だったため、本当に危険だったりして。
これに懲りず、五ノ井さんでは今後もガンガン飲み喰いするぞ。
排骨担々 五ノ井
東京都千代田区神田猿楽町1-3-6
地下鉄神保町駅から徒歩約4分、JR御茶ノ水駅から徒歩約8分、水道橋からは徒歩約9分
営業時間 月~金11時~15時半、16時半~21時 土11時~17時
定休日 日、祝、年末年始ほか
※餃子は最近ないときもある