東村山市の秋津という町に、マニア垂涎の飲み屋エリアがある。
場所は、JR武蔵野線・新秋津駅と、西武池袋線・秋津駅を結ぶ一帯。
乗り換え客を目当てにした飲食店が立ち並ぶ中、日が沈む前から飲める店も多い。
その中でも一番人気なのが、15時開店の立ち飲み店『野島』さんだ。
個人的なことだが、「週間レース」の拙コラムで、初めて紹介した飲食店だったりする。
お店の目印は、黄色い看板、店頭から出る煙、そして吸い込まれていく大勢の飲み客。
名物は、焼鳥&焼トンなどの各種串焼き。
店頭では「オール100円」となっているが、店内で食べれば、どれでも1本90円。
で、出てくるのが、値段に反するビッグサイズ!
写真左から2本ずつ、カシラ、ネギ間、レバー、つくね。レバーが大きすぎて、つくねが見えないね。
つくねは普通サイズだが、カシラやネギ間は他の店の1.5倍、
レバーに至っては、おそらく3倍はあるだろう。
別の写真でつくねとレバーを比較してみれば、そのデカさは一目瞭然。
これだけ大きいのに安いのは、野島さんは以前、お肉屋さんをやっていたから。
お肉屋さん(元も含む)が営む食堂って、安くてウマくてボリューム満点の店が多いよ。
ドリンクも日本酒やサワー類は300円、生ビールが450円、一番高いびんビール大でも500円。
串焼き以外のツマミは、煮込み、枝豆、お新香などがあり、どれも150~300円だ。
こちらのお店では、最初の注文のときに名前も聞かれる。
なぜなら、次から次へと客が入ってくるので、最初は一番手前にいたお客が、
押し合い詰め合いで、いつの間にかカウンター中央あたりに移動しているケースがあるため。
名前を確認しておけば、オーダーミスや、順番間違いもなくなるしね。
なお、こちらの店員は圧倒的に若い女性が多く、お酒や料理の提供のたび、
「正田さ~ん、レバーとカシラで~す」
などと、若い女性に名前を呼ばれるのは、オッサンにはたまらない。
しかも、次に来たときは「あ、正田さんお帰り~」と、店員の誰かが名前を覚えてくれている!
いったい、何人の顔と名前を把握しているのかはわからんが、すごい記憶力だ。
あと、再訪客には「いらっしゃい」ではなく「お帰り~」と声をかけてくれるのも嬉しい。
もうひとつ、こちらのお店の特徴として、
どんなに混んでいても、来た客を帰さない、というのがある。
先述のように、押し合い詰め合い、先客は身体をナナメにし、新規客のスペースを作る。
10人くらいしか入らないカウンター席は、夕方以降は常に20人以上の客がいる。
隣客との距離が近いため、誰でもすぐに仲良くなれる。
下の写真は、初めてこの店に来た私の友人と、何十年も通ってるらしい常連さん(名前失念)。
漫画家の西原理恵子さんも語っていたが、なぜ酔っ払いは握手をしたがるのだろうか。
長居はせず、ある程度飲んだら御会計して、次のお客のために譲るのがマナーかな。
御会計では、初訪問時にもらった、お店のカードにハンコをもらおう。
1回の来店で1個押してもらい、10個&20個たまると次回2割引き、
30個たまれば次回半額! ただでさえ安いのに、申し訳ないねえ。
さっきの写真の常連さんは、ほぼ毎日来てるので、半額サービスは数えきれないほど受けたらしい。
最近、この野島さんにて、私の同級生の娘さんが、バイトしていることが発覚。
海外留学するための資金を、ためているそうだ。エライなあ。
もちろん、娘さんをここまで育て上げた、同級生も立派だ。
それに引き換え、ろくに仕事もせず、昼間っから酒を飲み、
いまだに娘どころか嫁さんもいない自分が、恥ずかしくなった。
そのうち同級生の娘さんに、「昼間から飲み過ぎちゃダメですよ!」なんて言われちゃうかも。
ま、若い女性に叱られるのも悪くはないけどねえ(←危ない)。
Tちゃん、今度良かったら、冴えないオッサンに説教してやってください。
秋津は他にも、16時開店の居酒屋『サラリーマン』やお好み焼きの『竹辰』、
さらに17時開店のエジプト居酒屋(←なぜ秋津に?)『スフィンクス』など、
※追記 スフィンクス秋津店は2019年末で閉店。都内に支店がある模様
※追追記 2020年11月に、お店の前を通ったら復活してました!
いいお店がたくさんあるので、皆さんもぜひ行ってみてください。
野島
東京都東村山市秋津町5-8-1
秋津駅から徒歩1分 新秋津駅から徒歩約4分
営業時間15時~21時くらいまで (実際は14時30分くらいから入れます)
定休日 日曜、年末年始
※泥酔者は入店不可
場所は、JR武蔵野線・新秋津駅と、西武池袋線・秋津駅を結ぶ一帯。
乗り換え客を目当てにした飲食店が立ち並ぶ中、日が沈む前から飲める店も多い。
その中でも一番人気なのが、15時開店の立ち飲み店『野島』さんだ。
個人的なことだが、「週間レース」の拙コラムで、初めて紹介した飲食店だったりする。
お店の目印は、黄色い看板、店頭から出る煙、そして吸い込まれていく大勢の飲み客。
名物は、焼鳥&焼トンなどの各種串焼き。
店頭では「オール100円」となっているが、店内で食べれば、どれでも1本90円。
で、出てくるのが、値段に反するビッグサイズ!
写真左から2本ずつ、カシラ、ネギ間、レバー、つくね。レバーが大きすぎて、つくねが見えないね。
つくねは普通サイズだが、カシラやネギ間は他の店の1.5倍、
レバーに至っては、おそらく3倍はあるだろう。
別の写真でつくねとレバーを比較してみれば、そのデカさは一目瞭然。
これだけ大きいのに安いのは、野島さんは以前、お肉屋さんをやっていたから。
お肉屋さん(元も含む)が営む食堂って、安くてウマくてボリューム満点の店が多いよ。
ドリンクも日本酒やサワー類は300円、生ビールが450円、一番高いびんビール大でも500円。
串焼き以外のツマミは、煮込み、枝豆、お新香などがあり、どれも150~300円だ。
こちらのお店では、最初の注文のときに名前も聞かれる。
なぜなら、次から次へと客が入ってくるので、最初は一番手前にいたお客が、
押し合い詰め合いで、いつの間にかカウンター中央あたりに移動しているケースがあるため。
名前を確認しておけば、オーダーミスや、順番間違いもなくなるしね。
なお、こちらの店員は圧倒的に若い女性が多く、お酒や料理の提供のたび、
「正田さ~ん、レバーとカシラで~す」
などと、若い女性に名前を呼ばれるのは、オッサンにはたまらない。
しかも、次に来たときは「あ、正田さんお帰り~」と、店員の誰かが名前を覚えてくれている!
いったい、何人の顔と名前を把握しているのかはわからんが、すごい記憶力だ。
あと、再訪客には「いらっしゃい」ではなく「お帰り~」と声をかけてくれるのも嬉しい。
もうひとつ、こちらのお店の特徴として、
どんなに混んでいても、来た客を帰さない、というのがある。
先述のように、押し合い詰め合い、先客は身体をナナメにし、新規客のスペースを作る。
10人くらいしか入らないカウンター席は、夕方以降は常に20人以上の客がいる。
隣客との距離が近いため、誰でもすぐに仲良くなれる。
下の写真は、初めてこの店に来た私の友人と、何十年も通ってるらしい常連さん(名前失念)。
漫画家の西原理恵子さんも語っていたが、なぜ酔っ払いは握手をしたがるのだろうか。
長居はせず、ある程度飲んだら御会計して、次のお客のために譲るのがマナーかな。
御会計では、初訪問時にもらった、お店のカードにハンコをもらおう。
1回の来店で1個押してもらい、10個&20個たまると次回2割引き、
30個たまれば次回半額! ただでさえ安いのに、申し訳ないねえ。
さっきの写真の常連さんは、ほぼ毎日来てるので、半額サービスは数えきれないほど受けたらしい。
最近、この野島さんにて、私の同級生の娘さんが、バイトしていることが発覚。
海外留学するための資金を、ためているそうだ。エライなあ。
もちろん、娘さんをここまで育て上げた、同級生も立派だ。
それに引き換え、ろくに仕事もせず、昼間っから酒を飲み、
いまだに娘どころか嫁さんもいない自分が、恥ずかしくなった。
そのうち同級生の娘さんに、「昼間から飲み過ぎちゃダメですよ!」なんて言われちゃうかも。
ま、若い女性に叱られるのも悪くはないけどねえ(←危ない)。
Tちゃん、今度良かったら、冴えないオッサンに説教してやってください。
秋津は他にも、16時開店の居酒屋『サラリーマン』やお好み焼きの『竹辰』、
さらに17時開店のエジプト居酒屋(←なぜ秋津に?)『スフィンクス』など、
※追記 スフィンクス秋津店は2019年末で閉店。都内に支店がある模様
※追追記 2020年11月に、お店の前を通ったら復活してました!
いいお店がたくさんあるので、皆さんもぜひ行ってみてください。
野島
東京都東村山市秋津町5-8-1
秋津駅から徒歩1分 新秋津駅から徒歩約4分
営業時間15時~21時くらいまで (実際は14時30分くらいから入れます)
定休日 日曜、年末年始
※泥酔者は入店不可