静岡空港の約1年間の利用者実績が出た。
厳密にいえばあと3日あるが、座席数からして満席としても誤差の範囲なのでここで年間実績の評価を行う。
その前に、
まず、需要予測についてであるが、需要予測手法(4段階推計法)について知らない方にはわかりにくいかもしれないが、これは例えば静岡県と福岡間といった個々の地域間交通量の実態をもとに各路線ごとの需要(利用者)予測が推計されたものであって、その予測精度の評価を行うに当たっては他の予測(推計)対象外路線実績で補てんしたトータルで精度評価すべき性格のものではないことに留意する必要がある。
また、空港建設に当たっての需要予測は路線成立可能性を7万人以上(それ未満の路線は予測対象外ということ。)と想定して行ったものであること、及び、2500m滑走路整備の必要不可欠性の根拠となる350人クラスのジャンボジェット就航予測の根拠は国の機材投入基準で年間50万人以上の路線の有無だったことにも留意する必要がある。
さて、2010年5月末まで(約1年間)の静岡空港の利用者実績が公表されたので以下に記すが、さらにその前に先月県が発表した実績のうちFDAの実績の多くに誤り(例えば、福岡線搭乗率は本当は59.1%なのに61.3%というように、全般的に高めの率となるような発表がなされていた。)があったとのことなので先月のページのコメント欄に追記したのでそちらを確認願いたい。
では、先月http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/578.htmlに続き5月末までの静岡空港の利用者実績は以下のとおり。
静岡県利用者予測(静岡地裁の川口代志子裁判長が合理性を認めると判示した予測)
国内線年間 106万人(内訳、札幌便50万人、福岡便24万人、鹿児島便17万人、沖縄便15万人を予測)
国際線年間 32万人
計 138万人(開港初年の予測で、以降右肩上がりで増加と予測)
静岡空港・建設中止の会予測
国内線年間 36万人(内訳、札幌便14万人、福岡便15万人、沖縄便7万人を予測)
(国際線は建設上の要件・争点でなかったため予測なし)
これら予測に対する実績は、
各予測・実績比較
札幌線 県予測 50万人、中止の会予測 14万人、実績 12万人
福岡線 県予測 24万人、中止の会予測 15万人、実績 14万人
沖縄線 県予測 15万人、中止の会予測 7万人、実績 7万人
鹿児島を加えた県の予測精度(実績÷県予測)にして、
札幌便 24%(12万人÷50万人)※万人未満四捨五入
福岡便 58%(14万人÷24万人)※万人未満四捨五入
鹿児島便 18%(3万人÷17万人)※万人未満四捨五入
沖縄便 47%(7万人÷15万人)※万人未満四捨五入
計 33%(35万人÷106万人)※人単位の集計値を万人未満四捨五入
国内定期路線
<開港日6月4日~5月31日>(約1年間)
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、161,444席、116,200人、72.0%
うちFDA、 9,688席、 6,944人、71.7%(4月から就航)
うちJAL、66,074席、52,479人、79.4%(3月末で撤退)
うちANA、85,682席、56,777人、66.3%
福岡線、206,643席、137,531人、66.6%
うちFDA、 28,728席、 18,271人、63.6%(4月から就航)
うちJAL、177,915席、119,260人、67.0%(3月末で撤退)
沖縄線、85,562席、67,505人、78.9%
<FDA就航日7月23日~5月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
小松線、93,268席、41,416人、44.4%
熊本線、45,680席、22,092人、48.4%
鹿児島線、48,044席、29,292人、61.0%
以上、国内定期便合計 640,641席、414,036人、64.6%
(うち、5月単月のみの合計 51,584席、33,686人、65.3%)
参考<5月1日~5月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、12,272席、9,426人、76.4%
うちFDA、4,952席、3,839人、77.5%
うちANA、7,320席、5,587人、76.3%
福岡線、14,520席、9,872人、68.0%
沖縄線、7,440席、5,159人、69.3%
小松線、8,712席、3,966人、45.5%
熊本線、3,760席、2,164人、57.6%
鹿児島線、4,880席、3,099人、63.5%
国際線定期路線
<開港日6月4日~5月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
ソウル線、254,462席、176,321人、69.3%
うちアシアナ、128,294席、92,063人、71.8%
うち大韓、126,168席、84,258人、66.8%
上海線、未公表、未公表、50.2%
その他国内国際チャーター便を加えた全便公表数累計(開港日6月4日~5月31日)
922,029席 611,436人 66.3%
厳密にいえばあと3日あるが、座席数からして満席としても誤差の範囲なのでここで年間実績の評価を行う。
その前に、
まず、需要予測についてであるが、需要予測手法(4段階推計法)について知らない方にはわかりにくいかもしれないが、これは例えば静岡県と福岡間といった個々の地域間交通量の実態をもとに各路線ごとの需要(利用者)予測が推計されたものであって、その予測精度の評価を行うに当たっては他の予測(推計)対象外路線実績で補てんしたトータルで精度評価すべき性格のものではないことに留意する必要がある。
また、空港建設に当たっての需要予測は路線成立可能性を7万人以上(それ未満の路線は予測対象外ということ。)と想定して行ったものであること、及び、2500m滑走路整備の必要不可欠性の根拠となる350人クラスのジャンボジェット就航予測の根拠は国の機材投入基準で年間50万人以上の路線の有無だったことにも留意する必要がある。
さて、2010年5月末まで(約1年間)の静岡空港の利用者実績が公表されたので以下に記すが、さらにその前に先月県が発表した実績のうちFDAの実績の多くに誤り(例えば、福岡線搭乗率は本当は59.1%なのに61.3%というように、全般的に高めの率となるような発表がなされていた。)があったとのことなので先月のページのコメント欄に追記したのでそちらを確認願いたい。
では、先月http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/578.htmlに続き5月末までの静岡空港の利用者実績は以下のとおり。
静岡県利用者予測(静岡地裁の川口代志子裁判長が合理性を認めると判示した予測)
国内線年間 106万人(内訳、札幌便50万人、福岡便24万人、鹿児島便17万人、沖縄便15万人を予測)
国際線年間 32万人
計 138万人(開港初年の予測で、以降右肩上がりで増加と予測)
静岡空港・建設中止の会予測
国内線年間 36万人(内訳、札幌便14万人、福岡便15万人、沖縄便7万人を予測)
(国際線は建設上の要件・争点でなかったため予測なし)
これら予測に対する実績は、
各予測・実績比較
札幌線 県予測 50万人、中止の会予測 14万人、実績 12万人
福岡線 県予測 24万人、中止の会予測 15万人、実績 14万人
沖縄線 県予測 15万人、中止の会予測 7万人、実績 7万人
鹿児島を加えた県の予測精度(実績÷県予測)にして、
札幌便 24%(12万人÷50万人)※万人未満四捨五入
福岡便 58%(14万人÷24万人)※万人未満四捨五入
鹿児島便 18%(3万人÷17万人)※万人未満四捨五入
沖縄便 47%(7万人÷15万人)※万人未満四捨五入
計 33%(35万人÷106万人)※人単位の集計値を万人未満四捨五入
国内定期路線
<開港日6月4日~5月31日>(約1年間)
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、161,444席、116,200人、72.0%
うちFDA、 9,688席、 6,944人、71.7%(4月から就航)
うちJAL、66,074席、52,479人、79.4%(3月末で撤退)
うちANA、85,682席、56,777人、66.3%
福岡線、206,643席、137,531人、66.6%
うちFDA、 28,728席、 18,271人、63.6%(4月から就航)
うちJAL、177,915席、119,260人、67.0%(3月末で撤退)
沖縄線、85,562席、67,505人、78.9%
<FDA就航日7月23日~5月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
小松線、93,268席、41,416人、44.4%
熊本線、45,680席、22,092人、48.4%
鹿児島線、48,044席、29,292人、61.0%
以上、国内定期便合計 640,641席、414,036人、64.6%
(うち、5月単月のみの合計 51,584席、33,686人、65.3%)
参考<5月1日~5月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
札幌線、12,272席、9,426人、76.4%
うちFDA、4,952席、3,839人、77.5%
うちANA、7,320席、5,587人、76.3%
福岡線、14,520席、9,872人、68.0%
沖縄線、7,440席、5,159人、69.3%
小松線、8,712席、3,966人、45.5%
熊本線、3,760席、2,164人、57.6%
鹿児島線、4,880席、3,099人、63.5%
国際線定期路線
<開港日6月4日~5月31日>
(路線名、提供座席数、搭乗者数、搭乗率の順)
ソウル線、254,462席、176,321人、69.3%
うちアシアナ、128,294席、92,063人、71.8%
うち大韓、126,168席、84,258人、66.8%
上海線、未公表、未公表、50.2%
その他国内国際チャーター便を加えた全便公表数累計(開港日6月4日~5月31日)
922,029席 611,436人 66.3%
川口代志子ってナニモンですか?