みなさまお久しぶりです。しずさつです。
更新率が非常に低いですが、本年度もよろしくお願いいたします。
さて、みなさま「ランチパスポート」というものをご存知でしょうか。
ランチパスポートとは、平たく言えば「ランチが500円になるクーポン」です。
指定された店の指定されたメニューについて、通常価格700円から高い店では1500円近いメニューが、全てワンコインで食べられるのです。
もちろんタダでやすくなるわけではなく、掲載店のガイドブックにもなっている”ランチパスポート”を購入する必要があります。
おおよそ1冊1000円と割高に見えますが、500円になるメニューは最低でも200円、平均で300円ほどの値引きになっていますから、単純計算で3件以上回れば元が取れる計算です。
有効期間は3か月なので、その地域の人であれば達成するのはさほど難しくありません。
ランチパスポートは地域ごとに発行されますが、北海道は札幌でも設定があります。
札幌版は主に札幌駅~すすきの駅周辺の約80店舗が掲載されています。このエリアはビジネス客・買い物客・そして観光客でにぎわう札幌の中心部です。
もちろんお店も多彩なので、幅広いジャンルから店を選べます。
また北大からも距離が近いため、北大生がランチパスポートで繰り出すのも珍しくありません。
一方、ある意味で札幌はランチパスポートが非常に”厳しい”エリアであるのも確かです。
というのも、札幌のランチは安い。
どのくらい安いのか。学食を使いたくなくなるくらい安い。
一般に学食は安いと思われがちですし実際そうであることが多いのですが、こと札幌に関しては事情が異なります。
確かに学食のカレーやラーメンは安いのです。カレーは並盛280円から、ラーメンは普通盛り350円あたり、定食はおおよそ450~500円です。北大は立派な観光地なので、学食で食べていく観光客もかなりいます。最も南にあるクラーク会館店は札幌駅からでも徒歩10分圏内で、学内利用者も文系くらい(※1)なのでよく見ますし、一般学生が多い北部食堂(北18条駅徒歩約10分)でも見かけます。
ところが、昼時の札幌駅周辺では500円台から普通に定食が食べられます。
主に値を下げているのは居酒屋系の店です。多くはごはん・味噌汁のお代わりを認めており、中には付け合わせのキャベツも無料サービスしている店さえあるほどのランチ激戦区なのです。
学食の定食にお代わりサービスなんてありませんから、この辺を含めると普通に外で食べ歩く方が安いのです。
元々札幌の飲食店の値段は安く、高級の代名詞である大丸百貨店に入っているお店でも、昼時なら1000円+αで食べることが可能です。
さらに中心部には600円でとんでもない量を出すそば屋(※2)、700円のランチバイキング(※3)、990円の焼肉食べ放題(※4)など、他では聞かない―200万都市の中心ということを忘れるほどの――安さのランチは数あります。
これだけ見てしまうと、札幌中心部にチェーン系飲食店、特にファミレスが少ない理由がよくわかります。この中にファミレスぶっこんでも確実につぶれる。ガストでもたぶん無理だ……
札幌は大都市ながら賃金や建物の賃料などありとあらゆるものが安いので、飯の値段もチープになる傾向が見られます。また、大盛りを中心に量を多く出す店が多いのも特徴です。
そんな中で500円でのランチパスポートを出すというのは、単なる値段面の話では勝負になりません。いくらキックバックがあっても全額ではないでしょうし。
すなわち札幌におけるランチパスポートとは、「500円で満足できるか」という損得勘定よりはむしろ、「ランチパスポートがなくても払う価値があるかどうか」、店側から見るとリピーター獲得勝負の面が大きいと考えます。安くても腹を満たせなければ意味がないのです。
さて、今年初めてランチパスポートを買った私ですが、せっかくなので店の評価をしてみたいと思います。
評価ポイントは次の3つです。
①:ランチパスポート使用での500円を払う価値があるかどうか
②:値引き前の金額を払う価値があるかどうか
③:(メニューによらず)この店にまた来たいと思ったか
①に関しては言うまでもないですが、ランチパスポートは期間限定のため③についても考えながら食べてみることにします。
次回から食レポおよび評価開始です。
※1:文系くらい…理系学部には別の学食や学部の学食がある。
※2:600円のそば…「大番」(大通西1のテレビ塔本店他複数)のそば。並盛が400円の上に、大盛りはもはや山。
※3:700円バイキング…「北の宗右衛門 ゆうや」(北3西3)のバイキング。そば・うどん・カレー・各種総菜食べ放題だが700円である。意味が分からん。
※4:990円焼肉食べ放題…「太田精肉店札幌駅前店」(北2西3)の白盛食べ放題のこと。メニュー制限があるとはいえこれ以上安い焼肉食べ放題を私は知らない。
更新率が非常に低いですが、本年度もよろしくお願いいたします。
さて、みなさま「ランチパスポート」というものをご存知でしょうか。
ランチパスポートとは、平たく言えば「ランチが500円になるクーポン」です。
指定された店の指定されたメニューについて、通常価格700円から高い店では1500円近いメニューが、全てワンコインで食べられるのです。
もちろんタダでやすくなるわけではなく、掲載店のガイドブックにもなっている”ランチパスポート”を購入する必要があります。
おおよそ1冊1000円と割高に見えますが、500円になるメニューは最低でも200円、平均で300円ほどの値引きになっていますから、単純計算で3件以上回れば元が取れる計算です。
有効期間は3か月なので、その地域の人であれば達成するのはさほど難しくありません。
ランチパスポートは地域ごとに発行されますが、北海道は札幌でも設定があります。
札幌版は主に札幌駅~すすきの駅周辺の約80店舗が掲載されています。このエリアはビジネス客・買い物客・そして観光客でにぎわう札幌の中心部です。
もちろんお店も多彩なので、幅広いジャンルから店を選べます。
また北大からも距離が近いため、北大生がランチパスポートで繰り出すのも珍しくありません。
一方、ある意味で札幌はランチパスポートが非常に”厳しい”エリアであるのも確かです。
というのも、札幌のランチは安い。
どのくらい安いのか。学食を使いたくなくなるくらい安い。
一般に学食は安いと思われがちですし実際そうであることが多いのですが、こと札幌に関しては事情が異なります。
確かに学食のカレーやラーメンは安いのです。カレーは並盛280円から、ラーメンは普通盛り350円あたり、定食はおおよそ450~500円です。北大は立派な観光地なので、学食で食べていく観光客もかなりいます。最も南にあるクラーク会館店は札幌駅からでも徒歩10分圏内で、学内利用者も文系くらい(※1)なのでよく見ますし、一般学生が多い北部食堂(北18条駅徒歩約10分)でも見かけます。
ところが、昼時の札幌駅周辺では500円台から普通に定食が食べられます。
主に値を下げているのは居酒屋系の店です。多くはごはん・味噌汁のお代わりを認めており、中には付け合わせのキャベツも無料サービスしている店さえあるほどのランチ激戦区なのです。
学食の定食にお代わりサービスなんてありませんから、この辺を含めると普通に外で食べ歩く方が安いのです。
元々札幌の飲食店の値段は安く、高級の代名詞である大丸百貨店に入っているお店でも、昼時なら1000円+αで食べることが可能です。
さらに中心部には600円でとんでもない量を出すそば屋(※2)、700円のランチバイキング(※3)、990円の焼肉食べ放題(※4)など、他では聞かない―200万都市の中心ということを忘れるほどの――安さのランチは数あります。
これだけ見てしまうと、札幌中心部にチェーン系飲食店、特にファミレスが少ない理由がよくわかります。この中にファミレスぶっこんでも確実につぶれる。ガストでもたぶん無理だ……
札幌は大都市ながら賃金や建物の賃料などありとあらゆるものが安いので、飯の値段もチープになる傾向が見られます。また、大盛りを中心に量を多く出す店が多いのも特徴です。
そんな中で500円でのランチパスポートを出すというのは、単なる値段面の話では勝負になりません。いくらキックバックがあっても全額ではないでしょうし。
すなわち札幌におけるランチパスポートとは、「500円で満足できるか」という損得勘定よりはむしろ、「ランチパスポートがなくても払う価値があるかどうか」、店側から見るとリピーター獲得勝負の面が大きいと考えます。安くても腹を満たせなければ意味がないのです。
さて、今年初めてランチパスポートを買った私ですが、せっかくなので店の評価をしてみたいと思います。
評価ポイントは次の3つです。
①:ランチパスポート使用での500円を払う価値があるかどうか
②:値引き前の金額を払う価値があるかどうか
③:(メニューによらず)この店にまた来たいと思ったか
①に関しては言うまでもないですが、ランチパスポートは期間限定のため③についても考えながら食べてみることにします。
次回から食レポおよび評価開始です。
※1:文系くらい…理系学部には別の学食や学部の学食がある。
※2:600円のそば…「大番」(大通西1のテレビ塔本店他複数)のそば。並盛が400円の上に、大盛りはもはや山。
※3:700円バイキング…「北の宗右衛門 ゆうや」(北3西3)のバイキング。そば・うどん・カレー・各種総菜食べ放題だが700円である。意味が分からん。
※4:990円焼肉食べ放題…「太田精肉店札幌駅前店」(北2西3)の白盛食べ放題のこと。メニュー制限があるとはいえこれ以上安い焼肉食べ放題を私は知らない。
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