日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

源覚寺(1)こんにゃくえんま像

2012-06-18 | 仏閣
文京区小石川に、こんにゃくえんまとして親しまれている源覚寺があります。



寛永元年(1624年) に定誉随波上人(後に増上寺第18世)によって創建され、特に徳川秀忠、家光から信仰を得ていたといいます。本尊は阿弥陀三尊。



度重なる大火で、本堂などがほとんど焼失しましたが、こんにゃくえんま像や本尊は難を逃れたそうです。

現在の本堂は1979年に再建されたものです。

こんにゃくえんま像は、鎌倉時代の作といわれる1メートルほどの木造の閻魔大王の坐像で、文京区指定有形文化財。



毎年1月と7月には閻魔例大祭が行われ、今でも眼病治癒などのご利益を求め、閻魔像にこんにゃくをお供える人が多いそうです。


 
 木造 閻魔王坐像 

源覚寺に伝わる閻魔像で、閻魔堂に安置されている。右眼が黄色く濁っているが、閻魔王が信心深い老婆に己の右眼を与え、老婆は感謝のしるしとして ”こんにゃく” を供えつづけたという言い伝えがある。このことから眼病治癒の「こんにゃく閻魔」として庶民の信仰を集めた。
像は、高さ100.4cm。ヒノキ材の寄木造りで、彩色を施し、玉眼が嵌入してある。優れたできばえを示し、運慶派の流れをくむ鎌倉時代の作と思われる。銘文によると、寛文12年(1672)に仏師竹内浄正が修理している。
閻魔王は、冥界にあって死者の生前の罪業を裁断する十王のうち、最も良く知られている。わが国の閻魔信仰は、平安時代後期にはじまり、鎌倉時代に盛んになった。
(文京区教育委員会 案内板)

ブログランキングに参加しています(*^_^*)

応援よろしくお願いしますm(__)m




人気ブログランキングへ

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 浅草寺(12)本堂 | トップ | 源覚寺(2)塩地蔵尊 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにゃくえんま像! (willy,tsuguo shikata)
2012-06-19 05:02:28
こんにゃくえんま像!
始めて耳にする名前ですね。
文京区では中々多くの史蹟・見所がありますね。
ここは今年7月はむりですねで次回の東京旅行で考えたいと思っています。
ありがとうございました。
返信する
こんにゃくえんま像! (willy,tsuguo shikata)
2012-06-19 05:03:15
こんにゃくえんま像!
始めて耳にする名前ですね。
文京区では中々多くの史蹟・見所がありますね。
ここは今年7月はむりですねで次回の東京旅行で考えたいと思っています。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (しずか)
2012-06-19 11:54:52
四方さん、コメントありがとうございます。

文京区はたくさん史跡がありますよ。
これから少しずつ紹介していくつもりです。
今回の旅行はかなりハードな日程を組まれているようですから、それ以上はキツイですよね。
次回機会があったら考えてみてください(#^.^#)
返信する

コメントを投稿

仏閣」カテゴリの最新記事