春になって、出てきました。
箱根には、毛深いものがたくさんあった。
最初の写真は、シコクカッコソウ(四国勝紅草)。
『カッコソウより毛深い。』と紹介されていた。
サクラソウの仲間なのは確かなんだけど、カッコソウとともに絶滅危惧種なんだそう。
↑おなじみオキナグサ(翁草)。
花後の穂も毛深い。
↑これはもしかしてこのブログ初登場かな?
と思ったけど2005年(えっ!!)に載せていた。
クマガイソウ(熊谷草)も、茎にびっしりと産毛が生えている。
ちなみに全体像はこちら。↓
赤みのあるアツモリソウに似ているんだけど、
膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った母衣(ほろ)に見立て、がっしりした方を熊谷直実(くまがいなおざね)に、優しげな姿の方を平敦盛(たいらのあつもり)にあてた(by Wiki)
という説がある。
花なのに「がっしり」って…(^^ゞ
日本人の花の名前の付け方って、ほんと面白いね。
花を武将に見立てるなんて、ほかの国ではないだろうね。
ちなみに学名Cypripedium japonicum の『Cypripedium』は、
ビーナスのスリッパ、という意味になるんだそうだ。
ユニークな花にはユニークな名がつく。
非常に育てにくい花の一つなので、箱根湿性花園で見られるというのはありがたいことなんだな。
↑ヤマドリゼンマイ(山鳥薇)。
ウチの夫はなぜかシダ類がものすごく好き。
ワタシは、恐竜時代から同じ姿で、湿気が多いところの植物なんで(?)あんまり好きじゃない。
↑リシリヒナゲシ(利尻雛罌粟)。
以前苗を買ったことがある。
咲いた後の種を蒔いたが芽が出なかった。
日本にただ1種の野生ヒナゲシ。
花も咲いていないのに写真を撮って載せるのはワタシくらいか(爆)。
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