長女が遅めの突発性発疹と中耳炎を併発しています。子供が病気にかかると、痛みや苦しさを上手くまだ表現できないので、観察力というか、観察眼って本当に大切だなとつくづく思います。発疹に気をとられ、耳の痛みを見逃してしまっていたことを反省。ごめんね、と思いながら今日も看病生活です。
「会社に評価される仕事」ではなく、 「自分の評価が上がる仕事」だけをする。
40代になったら「会社にどう評価されるか」ではなく、「自分はどう評価されたいのか」に発想を逆転させる必要があるのとのことです。言い換えれば、「自分はどの分野に強い人だと評価してもらいたいのか」というブランディングが大事だと言われてました。
ぼくは「自分の評価が上がる仕事」だけをするって、確かにこのようにできたらいいなと思いますが、これ、すごく難しくないですか?って思っちゃいました。まず、ぼくの場合はまだ仕事が選べる立場じゃないですし、頼まれたら何でも引き受けなきゃと思ってしまうタイプなんで。でもその「何でも引き受けなきゃ」って感情を掘り下げていくと、それは相手や周囲の人に悪く思われたくない、良い評価をされたいという思いがあることに気づきました。
そう、「評価」なんですね。上司にどう思われているかな。周囲にどう思われているかな。会社にとってぼくの仕事はどう評価されているのかな。ぼくにとってはこの評価が社会人生活を送るなかで結構ウエイトを占めているのだなぁと思いました。でもこの会社における評価って一体何なのかなぁと思うんですが、この本にはこのようにも書かれてました。
40代にもなって「会社や上司の期待に応える」意識でいると、自分だけが損をします。(中略)~ 「会社があなたを正当に評価してくれることなどあり得ない」と考えるべきだと思います。 何しろ、評価をする側である人事担当者や管理職が常に「どうやったら正当な評価ができるのか」と悩んでいるのが現実です。目標管理制度(MBO)、成果主義、グレード制、エンゲージメント志向の評価制度などさまざまな人事評価システムが現れては消えるのは、正当な評価が難しいことの表れでもあります。
とありました。会社が自分を正当に評価できるわけがないという前提で、仕事をすることが大事ということでした。誰かにどう思われてるかは、非常に能動的です。それであれば、40代になると自分がその「前提」をもとに、自分が主体性をもって取り組む意識から変えていく必要がありそうです。でも今度はその「主体性」をもつ意識ってどうすれば良いのだろうかと思いました。言葉では簡単ですが、ぼくは社会で主体性をもって生きていくって結構ハードル高いなと思ってしまいます。
この考えにも、こうしてみてはどうでしょうか的な助言が書かれてました。それは、そのためにはまず、小さくてもいいので「〇〇さんは××が得意」というイメージ作りからスタートしましょう。さらに、出している成果をきちんとアナウンスする癖もつけましょう。と。
なるほど。どんなに小さなことでも自信を積み重ねていくことが主体性にも繋がるということなんですね。あとはその成果のアナウンス。これは以前のブログでも書かせていただきましたが、仕事の目標やゴールを上司や周囲と共有しておくことが成果や評価に繋がるということでした。自分が得意な仕事を共有させていくことで、結果的に自分のやりたい仕事だけをできるようになるのかと学べました。
もちろん他にも、学べる視点が数多く詰まった本となってます。30代や他の世代の方にも参考になる良書だと思います。皆さんもご興味があれば、手にとってみてください。それではまた!
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