いよいよ今月から、秋田ケーブルテレビで、秋田住みます芸人の桂三若さんと俺が出演する新番組がスタートする。
ひょんな事から企画にのっかることになり、というか強引にのらせてもらった感じだが、せっかくなら、今までのケーブルテレビのイメージが変わるような番組が作りてぇ!って思うようになって。
そんな俺の思いをめいっぱい汲んでくれたのが秋田ケーブルテレビスタッフ。
番組タイトルは
「AKITAるJACK」
”秋田る”ってのは、秋田しよう!秋田っちゃおう!的な、動詞のようなニュアンスであり、この番組では、秋田の大人の人達が楽しめるものを紹介していく。
基本的には俺がネタを提供し、三若さんがそれを体験するという設定!
秋田ではポピュラーなものから、なかなか普通はテレビなどに取り上げられることのないサブカルチャーなものまでを紹介。
特に俺が個人的にやりたかったのは、とことん秋田にこだわるということ。
三若さんはともかく、その他の出演者は、秋田を拠点にがんばってる様々なジャンルの人達であることはもちろんのこと、番組テーマソングも、秋田のバンドのものを使用させてもらっている。
秋田には、こんなにがんばってる人達がいるんだって所を見てもらいたいんだ。
秋田にも、テレビ向きの若いタレントやモデル、そういう仕事に夢を持ってる人達がたくさんいて、それでもなかなか出るチャンスがなかったりして、でも自分たちなりにいろんな形でがんばってる、そんな、これからの秋田を担っていく人達に、どんどんテレビに出演してもらうための窓口をつくるということ。
かつて、俺自身がそうやってチャンスをもらったんだから。
そろそろ俺もがんばってる人達を応援する立場になってもいいかなって。
どんな形にせよ、大なり小なりチャンスを生かして欲しいし、そうやって若い人達ががんばれば、俺だって、ただぬるま湯に浸かっているわけにはいかなくなるわけだ。
ローカルタレントが地元でしっかり仕事をしていくために大事なことは何か。
それは、1000円のものを500円で売るような仕事では無く、出来るだけ1000円に近い価値を共有してもらうことだ。
諸先輩が築いてきた「相場」というものがあるとしよう。
それより高い金額で仕事を受ける事が出来ればたいしたもんだが、ディスカウントはおろか、
「それじゃ毎日その仕事したって食っていけんだろっ!」
って金額で仕事を受ける人もいる。
かといって、それに文句を言ってるだけでは、ディスカウントショップや巨大ショッピングモールなどに太刀打ちできず、閉店を余儀なくされる老舗の地元商店と一緒なんだ。
だからこそ、ローカルタレントという仕事を安易に考えず、プライドを持って仕事をしてもらいたい。
大切なのは、「価格」を下げることではなく「価値」をあげること。
そして、しっかり努力し、仕事の「質」をあげるということ。
そういう意味でも、誰もが切磋琢磨しながら、みんなで秋田を盛り上げて行こうということで、この番組を大いに活用してもらいたいのだ。
もちろん!
出演者大募集!
ケーブルテレビという、エリアや視聴者数に限定されるものはあるが、ここを足がかりに、これからの秋田を担うローカルタレントが巣立ってくれれば、これほどうれしいことはない!
などという、壮大なスケールが込められているということはさておき、ケーブルテレビの特性上、同じ内容の番組が1日5回、第1第2の土日集中放送なんで計20回流れるという放送スタイルです。
お好きなときにお気軽に見てね。