シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

新屋豊町の歓喜

2011年07月07日 | スポーツ
秋田市のサッカーシニアリーグ最終戦。

シニアリーグと言えば、40歳以上から参加できる、いわゆるオヤジ達のリーグ。

 とはいえ、かつては強者と呼ばれたサッカーの猛者達が年を取っただけで、そりゃあもうそうそうたる方々が名を連ねる。

 スピードは失ってもスキルは天下一品であり、そもそも秋田のシニアリーグは、全国でもトップレベルの強さだ。

 参加している市内リーグ、こしゃるずの流れから、40歳以上のメンバーが自動的な感じで登録となった山王こしゃるず。

 せっかく登録してもらったにもかかわらず、スケジュールが全く合わなくて参加できない日が続いていたが、今年の最終戦でようやくギリギリ滑り込みの参加となった。

そしてこしゃるずとしての公式戦。

ついに歓喜の日がやってきた。

 前半はFWで挑んだが、トップとして自分が今どこにいるかわからず、前で張りながら常に裏ばかりを狙っていたので、ボールをもらえるところに顔を出すことを一際しない俺…。

 あまりボールを触れないまま前半終了で、このまま選手交代かと思われたが、後半も行けの合図が。

後半スタートと同時に

「シャバさん左入ってください!」

いつものポジションに移動。

「やばい、運動量が増える」

 そんな心配をよそに、容赦なくサイド起点の展開がますます増えていく。

 俺1人がどんなにあたふたしても周りがスペシャルストなので、仕事量を増やさせてしまってはいるが、とにかく点取るだけを考える。

すると、右サイドからゴール前に向かってグラウンダーのパスが!

一人前にいる味方がボールを触るか!?

「これ、もしスルーしてくれたら俺のタイミングだ!」

その後ろからゴール正面に向かって走っていた俺は、わずかな期待を…って!

「あーっ!スルーしたっ!」

前回の練習試合のタイミングと一緒。

「チャーシューメーン!!」

左足でストン!

GOOOOOOOOOOAL!!!!

こしゃるず市内リーグシニアリーグ通じてついに公式戦初得点!!

 試合中ほとんど役に立ってない俺が、周りのスペシャリストのみなさんから最高のお膳立て。

結果、2-0で山王こしゃるずの勝利!

願えば運は必ず巡ってくるのだという、

「とかいってそんなこたぁ実際ないんだけどね」

ってくだらないマイナス思考なやつを尻目に、俺はやってのけた。

七夕の夜、いい大人だとしても、願い事をしてみるのもいいかもね。







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