四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
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「友情、連帯感、フェアープレーの精神」

2012年07月29日 21時57分09秒 | 四季の花
 炎暑とも言える真夏日、7月27日に開幕したロンドン五輪。この五輪のテーマは「2012年一つの地球に向けて」ですが世界のアスリートの熱戦を通して、どう具体化されて行くのかをワクワクしつつ見守って行きたいと思います。

 五輪参加100年目となる日本は、東日本大震災からの復興と、悲しみを乗り越える最中に迎える祭典となります。この祭典に参加する選ばれた選手たちが「被災された人々との想いを共有し」ロンドンの舞台に立ち、被災地や日本の人々の心に灯をともす活躍を期待したいと思います。

 また、「スポーツで競うなら、スポーツを愛さなければなりません」と開会式で宣言したロンドン五輪組織委員会のセバスチャン・コー会長。彼は選手時代サッチャー首相の「五輪不参加」の働きかけにも屈せず、イギリスを夏冬を通して全五輪に参加し続けた国にした立役者の一人でもありました。その彼が語る筋金入りの「スポーツを愛する」心のありようを五輪全種目を通して味わってみたいと思います。

 中東をはじめ未だなお厳しい政情にある中「友情、連帯感、フェアープレーの精神をもって理解し合うことで、平和でより良い世界の実現に貢献する」という五輪精神を選手ばかりでなく、私たちも改めて噛みしめる必要があると感じています。

 「オリンピックは勝者も敗者も輝いている」という方がいましたが、勝利をめざして最後までたたかい抜く姿に、私たちは心を揺り動かされ感動するのだと思います。このたたかい抜く姿勢こそ今の私達日本に求められているのだと思います。「商業的五輪」等々と諸々の批判はありますが、世界を代表する鍛えられたアスリートたちの活躍に熱狂しつつエールを送り、2週間余にわたるスポーツの祭典を心から楽しみたいとも思っています。

 人の世の熱狂をよそに、炎暑の下でも夏の花が力強く咲き始めています。ひとひ花でもありますムクゲ、ノウゼンカズラ等の鮮やかな色彩に惹かれます。また、ともすれば見過ごしてしまうアベリア等の小さな花もハッとする美しさを備えており、この季節の花は百花繚乱の趣もあります。そんな花たちの姿の一端をデジイチスケッチしてみました。掲載の花は白蝶草(ガウラ)と言います。

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