先週、柔らかな日差しに誘われて、細君共々観音崎公園へ
散策を兼ねて行って参りました。
微かな風はあるもののそんなに寒さは無く、散策には適した
気象でした。
久しぶりに少しハードな丘陵コースをめぐり、途中河津桜の
ほころぶさまに触れ、たたら浜という房総半島を望む海辺まで
出てみました。
「咲き初める河津桜」
海を臨む南斜面には、水仙の群生が一斉に咲き競っており、
海風に紛れ水仙の仄かな香りが漂っていました。
夏の花の強いと異なり、水仙は、蝋梅や、梅の花とともに
仄かな香りが、浅い春を告げるかのように漂い、ちょっぴり
幸せな想いを届けてくれています。
未だなお、酷寒の地で避難生活を余儀なくされている能登の
皆さんを想うと、申し訳ない思いに囚われますが、この水仙の
香りだけでも届けたいとの想いに駆られます。
こんな思いを即興で短歌に詠んでみました。推敲もしていない
想い優先の歌ですが載せてみました。
☆海風に香り乗せたる水仙よ せめて届けよ能登の人らに
水仙の花が里にも咲き出し
花の季節がゆっくりとした歩調で近づいて来ているようにも思える暖かい冬ですが〜
地図が変わるほどに強烈な地震だったのですよね?被災地の方にはまだまだ『花を楽しむ余裕はない』かもしれません。お辛い事だと〜😭
3句、ご教示ぐださい🙇
☆初春の 散歩始めは
大塩湖
光を浴びて 枯葉喰むクロ
☆心地よい 小春日和の
縁側で
腕に顎乗せ まどろみのクロ
☆能登の地を 突然おそう
大地震
朝市の里 瞬時に消える
温かな心遣いに満ちたコメントを頂き、ありがとうございます。
酷寒の地で厳しい状況に晒されながら、避難生活を余儀なくされている
方々を思い心が痛みます。せめて春の香りでもお届けできればと
詠ってみましたが…、想いを汲み取って頂き嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
コメント頂きありがとうございます。
今日の予報でも、北陸地方一帯で山地や平地を問わず、警報級の
大雪となるとのことですが、地震の記憶と共に、その辛さをお察しいたします。
お住いの近くの七塚の海岸を始めとした被害の状況をチョウキチさんの
ブログでも拝見しましたが「気持ちが少し冷え冷えして」とは実感と拝察しております。
こちらの春景色を呑気にお知らせすることに、心の痛みもありますが、
せめて水仙の香りだけでもお届けできればと感じています。
これからも、情報交換して参りましょう。よろしくお願いします。
「水曜サロン」へ出詠頂きありがとうございます。
最初の二首は、愛犬クロちゃんとの幸せなひと時を、丁寧に詠まれています。
また、ほのぼのとした想いにさせてくれる良い歌と思います。
ただ、二首目の「小春日和」は,厳密には「秋の終わりから冬の始め頃に掛けての,
穏やかで暖かな気候を指す言葉」とのことです。
しかし、最近は「春先の穏やかな日」と解釈している方が、ものの調査では4割を超えて
いるとのことですのです。この点だけ添削させて頂きました。
★心地よい 温き日差しの
縁側で
腕に顎乗せ まどろみのクロ
三首目は、地震と大火に同時に見舞われた「朝市の里」の状況を哀しみを
籠めて、精緻に詠い共感を誘われる良い歌です。
これからもよろしくお願いします。