四季の彩り

季節の移ろい。その四季折々の彩りを、
写真とエッセーでつづって参ります。
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防災訓練

2024年11月04日 12時42分47秒 | ボランティア

 能登半島は、今年(2024年)の1月1日に発生した令和6年能登半島地震により甚大な被害を受けました。
その、奥能登地方に9月21日、線状降水帯が発生し、もっとも高い警戒レベル5の「大雨特別警報」が発表されたことは、皆様も記憶に新しいことと思います。さらに、8月9日、神奈川県で震度5弱の揺れを観測する地震があり、気象庁は地震発生から1週間ほどは、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけられました。この地震は、南海トラフ地震とは関係がないと指摘されましたが・・・。
 このように、最近は地震や豪雨等々の甚大な被害が多くの地域で起きており、そのための防災知識や、それに備えての備蓄等々の準備の必要性が叫ばれていることも事実ですね。

     「秋薔薇 プリンセス・ミカサ」

 私達の自治会も、コロナ禍で中断したものの、これらの災害状況に鑑み、毎年防災訓練を実施してきました。今年の自治会でも、夏祭り後の一大行事として防災訓練もやることになりました。
今回は、役員の当番でもあり、自治会防災担当が中心となり、3か月ほど前から企画を練り、消防署等への派遣依頼を含む準備を進めてきました。訓練当日は、晴天にめぐまれ、絶好のイベント日和となりホッとした次第です。
 防災訓練項目は、地元消防署のご指導も頂き、災害広報訓練、発電機起動訓練、消火訓練、三角巾による救急訓練、心肺蘇生法訓練を中心に全員参加で実施しました。

     「防災訓練の指導を頂いた 消防署員」

 集まって頂いた住民の皆さんは、高齢化もあり、かつてのように3桁を大幅に上回った時代からは様変わりしています。それでも想定を超える皆さんに参加して頂きホッとしました。消防署からは消防署長をはじめ10名近い署員の方に来て頂きました。
 先ずは、多くの災害地で発生する停電に備えて、発電機の操作訓練を行いました。これは、カセットボンベを使った発電機で女性の方でも簡単に起動できる発電機で、災害時の緊急対応ではかなり有効と感じました。
災害広報から始め、消火訓練、三角巾による救急訓練、心肺蘇生法訓練にグループ分けし、それぞれが順番に行い、参加者が全て経験出来るように対応しました。

     「防災訓練内容説明 部分


 三角巾を用いた救急対応では、防災訓練があるたびにやってきましたが、いざその場になると忘れていることもあり、円滑にいかず、戸惑ったりしてしまいました。従って、この種の訓練は繰り返し行い、身に付くまで行うことの大切さを改めて感じました。

 また、災害を他人事とせず、常に「自分事」として取り組む姿勢は、消防署長さんも言われていましたが、
改めて心に刻んでいきたいと思いました。参加された住民の皆さんと、きびきびと対応し、指導頂いた消防署の皆さんに感謝した次第です。


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短歌投稿 (knsw0805)
2024-11-06 03:53:50
24年11月6日分短歌投稿
Shouさん、おはようございます。
浅間山明鏡止水です。
短歌投稿します。

源氏物語巻名歌は「源氏物語に登場する個性豊かな15~20人の女性たち」を中心に返歌を楽しみたいと思っています。主に光源氏と女性たちの贈答短歌が中心です。今週は源氏物語巻名歌から2首提出しますのでご指導よろしくお願いします。巻名歌は過去分と重複するところもありますが、返歌自体は新規で作成しています。私は再度研究しますので、Shouさんにおかれましてはお世話かけますので、返歌のみのご指導で簡潔に願います。

12須磨(すま)紫の上
源氏は自分をとりまく政情の悪化から自ら須磨へ退去する決意をした。都へ残る紫の上は悲嘆にくれるが、源氏は後ろ髪を引かれる思いで邸や所領の管理を託す。藤壺、東宮をはじめ、親しい人々と別れの挨拶を交わした源氏は、故桐壺帝の御陵を訪ねる。そこで源氏は故桐壺帝の幻が立ち現れるのを見た。紫の上と最後の別れを済ますと、源氏はごく少数の供とともに須磨へと向かった。須磨での生活が落ち着くと、源氏は閑居のわびしさを痛感する。語らう相手もいないため、源氏は紫の上や六条御息所に手紙をしたためるが、源氏の不在を都の人々もまた嘆いていた。源氏は須磨で秋を迎えた。帝や東宮は源氏を恋しく思うが、弘徽殿の大后を恐れ源氏に便りを出すことさえできない。そんな状況下、今や宰相となったかつての頭の中将が源氏を訪ね、久方ぶりに語り合った。一方、明石の入道は源氏の噂を聞き、娘を源氏に捧げようと思いつめていた。三月、禊ぎをしていた源氏を暴風雨が襲い、源氏は命からがら逃げ出した。
「身はかくて さすらへぬとも 君があたり 去らぬ鏡の 影は離れじ」光源氏
私の身はたとえ都を離れ、はるかな地をさまよったとしても、この鏡に映った私の影はあなたのそばを離れることは決してありません
「別れても 影だにとまる ものならば 鏡を見ても 慰めてまし」紫の上
たとえお別れしても、あなたの影がとどまっているのでしたら、その鏡を見てお会いできない寂しさを慰めていることにいたします
返歌
「自分こそ 身体はどこを 彷徨うも あなたのそばを 離れることなし」
「鏡にも あなたの魂 宿るとは いつも支えに よりどころにして」
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