この日は、旭山動物園を訪れた後、札幌に移動した。他の宿泊客の方々が、親切にも私を旭山動物園へ車で送り届けてくれた。美瑛から旭山動物園に公共交通機関を使っていく場合、かなり時間がかかるのでとても助かった。
旭山動物園を訪れたのは平日だったが、大人気の動物園とあって来園者が多かった。旭山動物園の売りは「行動展示」という、動物本来の行動や能力を見せる展示だ。例えば「ぺんぎん館」では、水中を飛ぶように泳ぎまわるペンギンをいろいろな角度から観察できる水中トンネルが設けられている。「ほっきょくぐま館」では、半球状の透明なドームが設置され、ホッキョクグマに襲われるアザラシの視点からホッキョクグマを観察できる。檻の中の動物の形を観察する従来の動物園の展示方法に慣れた目には斬新な展示方法だ。
園内。
ととりの村。巨大な檻に本物の自然環境に近い環境を作り、檻に入った観察者は鳥本来の姿を観察できる。フラミンゴの他に白鳥やカモがいる。
手前の3羽はキングペンギン、奥はイワトビペンギン。ぺんぎん館の水中トンネルで泳ぐペンギンの姿を見たが、陸でよちよち歩く姿からは想像できないほど猛スピードで泳ぐので驚いた。
ジェンツーペンギン。
えさをもらうジェンツーペンギン。えさは噛まずに丸呑みする。
陸で寝そべるアザラシ。あざらし館の円柱水槽(マリンウェイ)でアザラシの泳ぎを観察しようとしたが、アザラシは円柱水槽あっというまに通過するためそのような余裕無し。
エゾヒグマ。ガラス越しで、2頭を観察していたら突然1頭が前足で「バンッ!」と私の目の前を激しくたたいた。襲われるかと思い心臓が止まりそうになった。
ヒョウ。ヒョウが高いところにいるのが好きな動物だと初めて知った。高いところにいるヒョウを下から観察できる。
それと園内のいたるところに置かれた飼育係の手作りの説明板も売りだと思う。説明板は動物園の経済状況が厳しかった時にやむ終えず自作したそうだが、既成のものよりも親しみやすく飼育係の人柄までも伝わってきてかえってこちらの方が良い。説明文は、非常に分かりやすくユーモアがあるので読むのが楽しい。
手作りの説明板。
同じく手作りの説明板。シカを一頭づつ写真入りで紹介。
エゾシカ。
シカの角が付いたヘルメット。これをかぶると角の重さが実感できる。
シロテテナガザル。忍者のような身軽な動きに思わず視線が釘付け。
今年4月にやってきたキリンの「マリモ」。
サイ。
ホッキョクグマ。背後の透明な半円形のドームからアザラシの視点でシロクマを観察できるが、30分待ちだったのであきらめる。
旭山動物園では、動物園が意図する通り、単に動物の姿形を見るだけの従来の見方から離れ、以前目の留まらなかった行動や能力をも着目して動物達を見ることができ、とても勉強になった。動物はおもしろい、と改めて感じた。子供だけでなく大人も楽しめる施設だと思う。旭山動物園では、来月8月にチンパンジーの行動や能力を観察できる「チンパンジーの森」がオープンする。今後動物園がどう発展していくのか興味深い。
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旭山動物園を訪れたのは平日だったが、大人気の動物園とあって来園者が多かった。旭山動物園の売りは「行動展示」という、動物本来の行動や能力を見せる展示だ。例えば「ぺんぎん館」では、水中を飛ぶように泳ぎまわるペンギンをいろいろな角度から観察できる水中トンネルが設けられている。「ほっきょくぐま館」では、半球状の透明なドームが設置され、ホッキョクグマに襲われるアザラシの視点からホッキョクグマを観察できる。檻の中の動物の形を観察する従来の動物園の展示方法に慣れた目には斬新な展示方法だ。
園内。
ととりの村。巨大な檻に本物の自然環境に近い環境を作り、檻に入った観察者は鳥本来の姿を観察できる。フラミンゴの他に白鳥やカモがいる。
手前の3羽はキングペンギン、奥はイワトビペンギン。ぺんぎん館の水中トンネルで泳ぐペンギンの姿を見たが、陸でよちよち歩く姿からは想像できないほど猛スピードで泳ぐので驚いた。
ジェンツーペンギン。
えさをもらうジェンツーペンギン。えさは噛まずに丸呑みする。
陸で寝そべるアザラシ。あざらし館の円柱水槽(マリンウェイ)でアザラシの泳ぎを観察しようとしたが、アザラシは円柱水槽あっというまに通過するためそのような余裕無し。
エゾヒグマ。ガラス越しで、2頭を観察していたら突然1頭が前足で「バンッ!」と私の目の前を激しくたたいた。襲われるかと思い心臓が止まりそうになった。
ヒョウ。ヒョウが高いところにいるのが好きな動物だと初めて知った。高いところにいるヒョウを下から観察できる。
それと園内のいたるところに置かれた飼育係の手作りの説明板も売りだと思う。説明板は動物園の経済状況が厳しかった時にやむ終えず自作したそうだが、既成のものよりも親しみやすく飼育係の人柄までも伝わってきてかえってこちらの方が良い。説明文は、非常に分かりやすくユーモアがあるので読むのが楽しい。
手作りの説明板。
同じく手作りの説明板。シカを一頭づつ写真入りで紹介。
エゾシカ。
シカの角が付いたヘルメット。これをかぶると角の重さが実感できる。
シロテテナガザル。忍者のような身軽な動きに思わず視線が釘付け。
今年4月にやってきたキリンの「マリモ」。
サイ。
ホッキョクグマ。背後の透明な半円形のドームからアザラシの視点でシロクマを観察できるが、30分待ちだったのであきらめる。
旭山動物園では、動物園が意図する通り、単に動物の姿形を見るだけの従来の見方から離れ、以前目の留まらなかった行動や能力をも着目して動物達を見ることができ、とても勉強になった。動物はおもしろい、と改めて感じた。子供だけでなく大人も楽しめる施設だと思う。旭山動物園では、来月8月にチンパンジーの行動や能力を観察できる「チンパンジーの森」がオープンする。今後動物園がどう発展していくのか興味深い。
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