生姜ちくわのぶらぶら山日記

趣味の登山を中心としたブログです。2014年11月より日本百名山登山開始、2018年9月23日全座登頂。

2010年5月30日 生田緑地散歩イベント主催(その3)

2010年06月04日 | 都外散歩イベント主催
(その2はこちら


■日本民家園(続き)


野原家住宅。建築年代は18世紀後期。越中五箇山の利賀集落から移築。合掌造り。梁は傾斜地で成長した根元の曲がった大木を使用。屋根裏の広い空間は、養蚕や食糧・燃料を蓄える場所として使用。


野原家住宅の内部。


山下家住宅。建築年代は19世紀前半。飛騨白川郷より移築した合掌造り。もと川崎市内の観光料亭として活用していたものを再移築。1階はそば屋、2階には収集した生活用具類を展示。


作田家住宅。建築年代は17世紀後半。国指定重要文化財。九十九里浜の地引き網漁の網元の家で棟を別にする分棟型民家。棟と棟との間には大きな丸太を2つに割って作った雨樋が設けられている。


作田家住宅の内部。


太田家住宅。茨城県笠間市より移築。国指定重要文化財。建築年代は17世紀後半。作田家住宅とは異なった形の分棟型民家。


太田家住宅ではボランティアの方が囲炉裏で火を焚いていた。


沖永良部の高倉。鹿児島県の沖永良部島より移築。建築年代は19世紀後半。太い4本柱の上部に穀物を収納する場所を設け、ネズミ等の進入を防ぐ造りとなっている。


北村家住宅。神奈川県秦野市より移築。国指定重要文化財。建築年は貞享4(1687)。解体移築の際、材木から貞享4年(1687年)の墨書年号が発見された貴重な民家。


北村家住宅の広間。床が竹すのこでできている。足つぼが刺激されそう(笑)?


伊藤家住宅。川崎市麻生区より移築。国指定重要文化財。建築年代は17世紀末~18世紀初頭。入り母屋造りの農家。正面の格子窓をシシマドと呼び、狼や猪などの獣を防ぐためのものだといわれる。


伊藤家住宅の居間。こちらも竹すのこの床。


蚕影山祠堂。川崎市麻生区より移築。建築年代は文久3年(1863)。養蚕の神を祀るお堂。


菅原家住宅。山形県鶴岡市より移築。建築年代は18世紀末。屋根の途中にハッポウと呼ぶ曲線の高窓がある。豪雪地帯の建物らしく内部へ直接に入れないように入り口にアマヤを設けている。


船越の舞台。国指定重要有形民俗文化財。建築年は安政4年(1857年)。志摩半島の漁村にあり、歌舞伎芝居などを演じていた舞台。正面に花道、両袖に出語り、そして直径18尺(5.45メートル)の回り舞台を備える。回り舞台を回転させる装置は奈落に配置されている。




■伝統工芸館
伝統芸の藍染めを体験できる施設。ハンカチ染め(予約不要)や、初級講習会(要予約)等が行え、のれんやハンカチ等も販売。





枡形山展望台に向かう。


道の両脇は緑で覆われている。


■枡形山展望台
生田緑地の中で一番高い枡形山(標高84m)に設置された展望台で、富士山や丹沢山地、東京都心等の眺望が楽しめる。


展望台。


展望台から北側を眺める。木が生い茂っているため他の方角の眺望はあまりよくない。



長者穴古墳群に向かう。


■長者穴古墳群
集団の家族墓や一族の墓と考えられいる古墳で、7世紀中頃から後半にかけて築造。


古墳に近寄りすぎて撮影したため、古墳というより動物の鼻の穴に見えてしまう(苦笑)。


■今日の顔ハメ看板


登戸駅にて。


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