テントをかついで尾瀬の燧ヶ岳へ。
■コースタイム
5/28 12:35沼山峠バス停→13:55尾瀬沼キャンプ場→ビジターセンター→尾瀬沼周辺散策→17:50尾瀬沼キャンプ場
5/29 5:10尾瀬沼キャンプ場→5:30長英新道分岐→(休憩10分×2回)→8:00俎嵓→8:25~9:20柴安嵓→11:35長英新道分岐→11:55~12:20尾瀬沼キャンプ場→13:20沼山峠
東京からだと群馬県の大清水からの入山が一般的だが、福島県の沼山峠からの方が尾瀬沼キャンプ場に近いのでそちらから入山した。
自宅を4時台に出て電車やバスを乗り継いで沼山峠に到着したのが12時ごろ。
福島は遠かった・・・。
例年5月下旬~6月上旬が水芭蕉の見ごろだが、今年は雪解けが異常に早くGW時点で水芭蕉が開花したと聞いた。
キャンプ場に向かう途中に水芭蕉を見かけたが、花が終わっているものが多かった。
尾瀬沼キャンプ場は完全予約制のキャンプ場なので、設営場所が確保されているのがうれしい。
ウッドデッキの上にテントを張るので整地の手間が省けて楽だった。
時間があったので、ビジターセンターを見学したり、尾瀬沼沿いの遊歩道を散歩した。
日陰にはまだ状態の良い水芭蕉があったのは救いだった。
翌朝。
夜中冷え込んだようで尾瀬沼周辺は霜が降りていたが、快晴。
長英新道に入ると薄暗い樹林帯になった。
登山道の残雪は山頂までほとんどなかった。
すっかり夏道となっていた。
4合目と5合目の間に開けた場所に出ると尾瀬沼が姿を現した。
8合目の手前のミノブチ岳では、日光男体山等の日光連山、日光白根山、赤城山等の近隣の山々が見えた。
富士山まで見えたので驚いた。
まずは俎嵓に登り、燧ヶ岳の最高地点の柴安嵓へ。
柴安嵓に向かう途中には残雪があった。
残雪の急坂の上り下りでは緊張した。
8時25分、燧ヶ岳の柴安嵓登頂。
これで登頂済み百名山は56座。
山頂は広く、360度の眺望が広がっていた。
ミノブチ岳から眺めた山々はもちろんのこと、尾瀬ヶ原や至仏山、会津駒ヶ岳や平ヶ岳等が一望できて感激した。
早めのお昼を食べながら心行くまで眺望を楽しんだ。
元々2泊3日の予定を立てており、下山後はキャンプ場でのんびりすごして翌日は大清水か鳩待峠に下山するつもりだった。
翌日の天気予報では悪天候とのことだったので、下山後は速やかにテントを撤収し沼山峠へ戻った。
群生とはいかずとも、開花した水芭蕉を何とか見ることができたし、天気がよく眺望に恵まれたので大満足の山行となった。
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