∞恋文

あなたと私
あんなに近くにいたんだよ
私の直ぐ左側に
あなたの腕に触れるか触れないか
ギリギリの距離


ゆっくりと顔を左にむけると
あなたの胸のあたり

ゆっくりと見上げると
あなたも私を見つめてくれた



時間にしたら何秒だったのかな
そのわずかな時間が
その少しの行為が

少しのことだけど
あなたと私の大きな出来事


忘れない
忘れない
忘れられない
あの時間



もし、あの時間に戻れたら
いえ、
また、あなたに会えたら
あなたの腕に
そっと手を添えたい


いつか
あなたと並んで
歩きたい


もう一度
あなたに
会いたい



（もう会いたいって言わないってメールしたのにねっ）