昭和55年(1980年)
福島県下小中学校音楽祭
第二部 合奏部門 相双地区予選
会場の福島県双葉郡双葉町立双葉中学校
体育館です。
演奏
原町市立原町第三小学校 合奏部
(原町市は現在の南相馬市)
曲目
カノン:パッヘルベル
指揮
星みち子 先生
僕は1st(ファースト)ヴァイオリンです。
2020年の現在から遡ること40年。
なのにとても40年前の写真には見えません。
衝撃的に豪華な双葉中でした。
まるで宇宙から湧いたオーパーツのような。
「双葉はなあ、
原発の交付金でなあ、、、」
大人たちがよく話していましたから
当時小学生だった僕たちも
何となく知っていて、
でも何となく触れてはいけない雰囲気
だったのも覚えています。
前年度の市民音楽祭会場
原町第二小学校体育館
↑まあ当時の普通はこんな感じ
この双葉中での合奏コンクール
当日のプログラム
記憶にある編成は
【小学校】
1 楢葉南小 器楽合奏
(アコーディオン、ピアニカ、コントラバス)
2 上真野小 弦楽合奏
3 原町三小 弦楽合奏+アコーディオン、電子チェンバロ
4 原町一小 弦楽合奏+アコーディオン
5 富岡一小 器楽合奏(アコーディオン、ピアニカ)
【中学校】
4 双葉中 弦楽合奏+エレクトーン
それ以外は全部吹奏楽。
【審査結果】
相双地区代表は
小学校...上真野小、富岡一小
中学校...双葉中、ほかは失念
福島県は音楽スパルタ県でしたから
合唱も合奏も、地区予選で勝たないと
県大会にも進めなかったのです。
この頑張っても報われない挫折感は
音楽スパルタ県で音楽部活やってた子供にしか分からない特殊な感覚かな。
いまだに音楽を勝ち負けで捉えてしまうところがあるのです。
県大会に行けなかった無念をいまだに引きずっています。