shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

12月17日の七次川調整池

2024-12-18 09:50:13 | 
日本列島が西高東低の気圧配置に被われ、関東地方では冬晴れの日が続いている。
12月17日に七次川調整池に出かけたところ、10日前に比べてオオハクチョウの数が増えていた。

オオハクチョウはざっと数えて50羽以上が認められ、幼鳥の数も増えていた。
オナガガモ、ホシハジロはそれぞれ100羽ほどいるように見えた。


9時ごろにはオオハクチョウもカモも、東側に集まってくることが多い。


幼鳥がいるオオハクチョウの群れ。




ホシハジロの群れ。オナガガモとオオバンが混じっている。


オナガガモの群れ。右手前の♀はヒドリガモかもしれない。


ヒドリガモの♂が、少なくとも3羽観られた。


撮った写真を基にオオハクチョウの数を数えたら、60羽いるようだった。今冬は珍しいカモは観ていない。


撮影:2024/11/17
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市内の調整池のカモ3種。

2024-12-13 05:30:05 | 
12月8日に白井市内にある調整池の一つ(N2池)に出かけた。
カルガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロを合わせて、100羽あまりのカモが観られた。半月あまり前と比べてカモの数が増えていた。
昨年この池で越冬していた、コガモの姿は観られなかった。

■キンクロハジロ
Tufted duck

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm
20羽あまりのキンクロハジロが観られた。紅葉した樹木が池面に写り、様々な色合いをなしていた。


中央にいる個体は♀、その後の個体は♂のように見える。♂は腹部等を除き全身が黒色(腹部は真白)なのに対し、♀は全身が褐色で腹部はやや褐色を帯びた白色をしている。


♂。


♂。水面が赤錆色に見えるのは、池畔のラクウショウの葉色が反射しているため。


♀。


左2羽が♀、右2羽が♂。


♂。




♀。




♂。




■カルガモ
spot-billed duck

カモ目カモ科
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm




■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
♂。


♀。


ひょうきんな♂。


その他にオオバン、カイツブリがそれぞれ複数羽観られた。

撮影:2024/12/08
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12月6日の七次川調整池

2024-12-06 22:00:56 | 
今朝は気温が3℃まで下がり、今冬初めてクルマの窓ガラスに氷が張った。七次川調整池の様子が気になったので、朝食を摂った後に出かけてきた。
オオハクチョウが30数羽、オナガガモとホシハジロが合わせて200羽ほど観られた。


下の写真では、8羽のオオハクチョウと、オナガガモ、ホシハジロが写っている。


幼鳥がいるオオハクチョウの家族。




オナガガモ。




ホシハジロ。


ヒドリガモらしきカモが混じっていた。


上空をハトの群れが飛んでいた。その中の2羽は純白なハトだった。


明日は二十四節気の一つの「大雪」で、日本海側ではいよいよ本格的な雪シーズンに入る。一方太平洋側では、寒晴れがしばらく続きそうだ。

撮影:2024/12/06
コメント (8)
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11月21日に白井市内の調整池に来ていた冬鳥

2024-11-24 10:16:24 | 
毎木曜日に市内にある調整池のうちの4つを観て回っている。11月21日は、9時頃から時折小雨が降る中を足速に観て回った。
七次川調整池にオオハクチョウの姿はなかった。採餌のため出かけたのかもしれないし、別の池に移ったのかもしれない。
オナガガモが100羽あまりと、ホシハジロが80羽ほど観られた。
オナガガモの多くは陸に上がって休んでいた。ホシハジロは浮寝しているものがほとんどだった。
 



次に回ったT池では、遠くに数羽の水面採餌ガモが観られたが、雨が強くなったこともあり種は確認できなかった。
その後に訪ねたN2池には20羽ほどのホシハジロ、キンクロハジロが来ていた。また数羽のヒドリガモと20羽ほどのカルガモが観られた。N1池にカモの姿は観られなかった。
 

2日後の夕刻、市内で空を飛ぶ2羽のオオハクチョウを観た。採餌場から帰ってきたのではないかと思った。
翌朝、日の出の時刻に七次川調整池を訪ねた。オオハクチョウが23羽確認できた。うち3羽が幼鳥だった。

■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
(優雅に泳ぐオオハクチョウのペア。)




(4羽の家族。)


(幼鳥3羽と成鳥1羽の家族。)












■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm


■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya ferina
星羽白/L45cm


(朝陽を受けて黄金に輝くホシハジロ。)


毎木曜日に出かけている4つの池の観察は今回で終え、今後は不定期に訪ねることとしたい。

撮影:2024/11/21、2024/11/24

コメント (12)
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北印旛沼のモモイロペリカン・カンタ君

2024-11-22 05:30:11 | 
北印旛沼に30年以上前から住んでいるモモイロペリカンのカンタ君。どこかの飼育施設から逃げ出したと聞く。
近くに行っても大丈夫と言われたものの、初めてなので恐る恐る(15メートルほどまで)近づいて写真を撮った。
観ていた時間は30分あまり。その間ずっと同じ場所にいてくれた。

私のカンタ君への印象は、とにかく大きい。そしてきれいだと思った。
カンタ君については、ネット情報がたくさんあるので、ご興味がある方はそちらをご覧願う。

■モモイロペリカン
Great white pelican

ペリカン科ペリカン属
Pelecanus onocrotalus
L160cm






撮影:2024/11/14
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北印旛沼のトモエガモ

2024-11-21 05:30:23 | 
11月14日に北印旛沼へ出かけた。あいにくの曇り空で風もあり寒かった。
トモエガモの大きな群れが数カ所に分かれて観られた。




飛んでいるカモの中で、手前にいるのはオナガガモ。遠くにトモエガモが観られた。


画像を拡大して見ると、トモエガモと分かった。手前の1羽は幼羽のようだ。


下の写真はいずれも湖面に浮かんでいたカモを拡大したもの。




帰りがけに多くのカモが飛んだ。




この日はトモエガモの他に、マガモ、オナガガモ、カルガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、カイツブリなどが観られた。
明日は北印旛沼で観た、別の鳥をご覧いただこうと思う。

撮影:2024/11/14
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11月14日に白井市内の調整池に来ていた冬鳥

2024-11-20 05:30:00 | 
このところ木曜日ごとに、市内にある4つの調整池を観て回っている。11月14日に訪ねた時の様子を記載しておきたい。
先ず、七次川調整池に7羽のオオハクチョウが来ていた。2羽は泳いでいて、残りの5羽は浮寝していた。他にはオナガガモが70羽ほど、ホシハジロが20羽ほどいた。ヒドリガモの♂・♀が1羽ずつ観られた。
■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm




■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm
(♂エクリプス→生殖羽)


(♀)


N1池、T池は前週と変わらなかったが、N2池ではキンクロハジロを見られなかった。
次回は21日に出かける予定。

撮影:2024/11/14

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今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その⑥・最終回)

2024-11-19 05:30:30 | 
この記事は今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その⑤)の続きです。

今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。
その①~④では伊豆沼で観たオオハクチョウ、オオヒシクイ、マガン、志津川湾で観たコクガンなどを、その⑤では神割先キャンプ場の様子をご覧いただいた。その⑥では、帰路に立ち寄った、南三陸町の震災復興祈念公園近くの様子と、福島県相馬市にある手の沢池の様子をご覧いただきたい。

■日程、行程
 11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
 11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
 11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
 11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅

■内容
・11月12日、10時過ぎに神割先キャンプ場を出発し、最初に立ち寄ったのが「道の駅さんさん南三陸」に隣接する「震災復興祈念公園」だった。道の駅と公園の間には折立川が流れ、ウミネコやカモの仲間が飛んだり休んだりしていた。

■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm


■カルガモ
spot-billed duck

カモ目カモ科
Anas zonorhyncha
軽鴨/L61cm


■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科ヨシガモ属
Mareca penelope
緋鳥鴨/L49cm


■ウミネコ
Black-tailed gull

チドリ目カモメ科カモメ属
Larus crassirostris
海猫/L44-48cm


・宮城県南にある亘理町で昼食を摂り、国道6号を南下。14時30分に手の沢池に着いた。たくさんのカモがいたが、ハクチョウの姿はなかった。日中は近隣の田んぼで採餌していることが多いようだ。ざっと観て、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、カルガモなどが数百羽観られた。

■カルガモ


■カンムリカイツブリ
Great Crested Grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Podiceps cristatus
冠鳰/L56cm


■マガモ(左は♂幼羽→生殖羽か?)


・湖岸を歩いていると、遠くにハクチョウの鳴き声が聞こえた。カメラを向けたらちょうどハクチョウが着水したところだった。距離があり、オオハクチョウかコハクチョウか分からなかった。大きさからするとオオハクチョウのように思えた。




・手の沢池を15時に出て、南相馬市の道の駅で食料などを買い、国道6号をひたすら走り、21時45分に自宅に着いた。

撮影:2024/11/12

今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察 (完)
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今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その⑤)

2024-11-18 05:30:00 | 
この記事は今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その④)の続きです。

今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。
その①~④では伊豆沼で観たオオハクチョウ、オオヒシクイ、マガン、志津川湾で観たコクガンなどをご覧いただいた。その⑤では、神割先キャンプ場で観た野鳥と花々をご覧いただきたい。

■日程、行程
 11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
 11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
 11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
 11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅

■内容
・11月12日は、いよいよ今回の旅行の最終日だ。日の出前に起床した。よく晴れていて、気温は6度だった。鳥撮り用のカメラを持ってテントを出た。
・海から陽が昇ってきた。スマホのカメラで撮影した。


・たくさんの小鳥が鳴いていた。撮った順にご覧いただきたい。まだ暗いうちから撮り始め、色調が赤いのは朝陽のせいだと思う。
■ホオジロ


■オオカワラヒワ




■ヤマガラ


■アカゲラ












■シジュウカラ


その他、ハシボソガラス、ヒヨドリを観た。

・草花はこの季節種類が少ないものの、いくつか観られた。
・ノコンギク(野紺菊、シオン属シオン属の多年草)のように思ったが、葉の鋸歯が目立たない。違う種かもしれない。




・ノハラアザミ(野原薊、キク科アザミ属の多年草)。




・ハマギク(浜菊、キク科キク属の多年草)。たくさん咲いていた。




・アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属の多年草)。


・ツリガネニンジン(釣鐘人参、キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草)の残花。


・10時にテントを撤収し帰路についた。その後福島県相馬市にある手の沢池に立ち寄ったので、続編でご覧いただきたいと思う。
・最後に神割崎キャンプ場について、少し書いておきたい。
神割崎キャンプ場は、南三陸町観光協会が運営するキャンプ場で、三陸復興国立公園の中にある。年末年始を除き通年営業している。サイト内はオートキャンプ場とフリーサイトが完全に分かれていて、フリーサイトにはきれいなトイレ、シャワールームも設置されている。テントサイトから太平洋を望むことができ、野鳥も多く観られた。付近に海のビジターセンターがあり、すぐ近くで毎冬コクガンが越冬する。野鳥好きの方にはお薦めのスポットだ。


撮影:2024/11/12

今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その⑥)に続く。
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今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その④)

2024-11-17 07:30:15 | 
この記事は今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その③)の続きです。

今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。その①では伊豆沼の様子を、その②では志津川湾で観たコクガンを、その③では伊豆沼周辺のマガンをご覧いただいた。
その④では内沼と長沼の様子をご覧いただきたい。

■日程、行程
 11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
 11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
 11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
 11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅

■内容
・11月11日、伊豆沼周辺の田んぼでマガンを撮影した後、内沼へ向かった。
・内沼ではマガン、オオハクチョウ、オナガガモ、オオバンなどが観られた。
・このうちオナガガモは陸に上がっていて、私がクルマから下りると近づいてきた。どうやら餌をもらえると思っていたらしい。
知る限りでも複数のカモの飛来地で同様の光景が見られる。人に近づいてくるカモの中では、オナガガモが多いように思う。

■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm








・続いて長沼の様子を観てきた。池の大部分にハスが繁茂していた。遠くに白鳥の姿が見えた(オオハクチョウかは確認できなかった)。




・数羽のカンムリカイツブリがいた。


この日も長沼温泉ヴィーナスの湯にお世話になり、その後神割崎キャンプ場に戻った。
途中、志津川湾の海のビジターセンター近くを観て回った。数羽のコクガン、ヒドリガモ、オオバンが観られた。

今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その⑤)に続く。

撮影:2024/11/11
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今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その③)

2024-11-16 08:30:19 | 
この記事は今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その②)の続きです。

今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。その①では11月10日の伊豆沼の様子を、その②では同じ日に志津川湾で観たコクガンをご覧いただいた。
その③では11月11日に伊豆沼周辺で観たマガンの様子を中心にご覧いただきたい。

■日程、行程
 11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
 11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
 11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
 11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅

■内容
・11月10日の夜は曇っていて、冷え込みは厳しくなかった。翌11日の朝も曇りで、キャンプサイトの気温は13℃もあった。
・朝食を食べた後、南三陸町の北側にある伊里前湾(いさとまえわん)に出向いたが、珍しい鳥がいなかったので、再び伊豆沼へ向かった。
・10時過ぎに伊豆沼近くの田んぼに到着。オオハクチョウやマガンが餌を採っていた。100mほど離れたところにクルマを駐めて、クルマの陰から撮影した。マガンは1000羽ほどいるように見えた。


・上空をオオハクチョウやマガンが飛んでいった。背景に栗駒山を入れて撮影した。


■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm


■マガン
Greater white-fronted goose

カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm
(成鳥。♂・♀は不明。)








・突然、大音響と共にマガンの群れが飛んだ。後で分かったことだが、田んぼに人が入っていったようだった。
経験ではオオハクチョウやマガンはクルマをあまり恐れない。しかし人が車から離れると飛び立つことが多いように思う。




・その後上空でマガンの乱舞が続き、マガンたちが秩序を保つまでにかなりの時間がかかった。


・そして、やがて再び長閑な景色が戻った。


今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その④)に続く。

撮影:2024/11/11
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今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その②)

2024-11-15 05:30:24 | 
この記事は今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その①)の続きです。

今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。その①では11月10日の伊豆沼の様子をご覧いただいた。その②では南三陸町志津川湾の様子をご覧いただきたい。

■日程、行程
 11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
 11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
 11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
 11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅

■内容
・11月10日の午前中を伊豆沼で過ごした後、登米市内にあるスーパーで食料を調達し、長沼温泉ヴィーナスの湯でリフレッシュして志津川湾へ向かった。
・志津川湾で最初に向かったのは、昨年コクガンを観た波伝谷漁港だが、そこにコクガンの姿はなかった。水戸辺川の河口付近で、ヒドリガモの群れが観られた。
・続いて海のビジターセンター近くに行ったら、数十羽のコクガンが観られた。コクガンは防波堤から50mほどの沖合にいて、一緒にオオバンも観られた。


・コクガンを撮影した後、神割先キャンプ場に向かい、テントを張って自炊し、暗くなると同時に眠った。

■コクガン
Brent goose

カモ目カモ科コクガン属
Branta bernicla
黒雁/L61cm




(頸輪状の白斑が細いので若鳥のようだ。左にいるのはオオバン。)






(左にいるのはオオバン。)


(左は全体が褐色で頸輪状の白斑が見えないので、幼鳥のようだ。)


■ハクセキレイ
White Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm




今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その③)に続く。

撮影:2024/11/10
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今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その①)

2024-11-14 05:30:00 | 
今冬も宮城県の伊豆沼や三陸海岸へ鳥を観に出かけた。

■過去の記事(参考)
2022年11月の記事(伊豆沼、三陸海岸)
2023年11月の記事(伊豆沼、三陸海岸)
2024年4月の記事 (三陸海岸)

■日程、行程
 11月9日 自宅→伊豆沼(登米市)、現地車中泊
 11月10日 伊豆沼→三陸海岸(南三陸町)、神割先キャンプ場テント泊
 11月11日 三陸海岸(南三陸町)→伊豆沼・内沼・長沼(登米市)、神割先キャンプ場テント泊
 11月12日 三陸海岸(南三陸町)→手の沢池(福島県相馬市)→自宅

■内容
・11月9日 正午過ぎに自宅を出発。22時に伊豆沼近くに到着。晴れていて星が出ていた。
・11月10日 5時半に起床。気温2℃。濃霧で視界は50m未満。5時40分に登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター(淡水魚館)近くに移動。マガン・カモ・オオハクチョウの鳴き声が途絶えること無く聞こえるが、霧のため姿は見えず。6時前後に多数のマガンの飛翔を確認。霧のため満足に撮影できず(後ほど30秒の動画を掲載)。
・同日 7時過ぎに撮影を断念し一旦撤退。8時に伊豆沼南岸に移動。8時半に霧が晴れ始めたので撮影開始。
(遠くに冠雪した栗駒山が見える。上空を飛んでいるのはマガン。)


◆動画(3分 ノーカット 長閑な池の様子)

◆動画(30秒 ノーカット 霧の中飛び立っていったマガン 人の声も混入)

■オオヒシクイ
Tundra Bean Goose

カモ目カモ科
Anser fabalis
大菱喰/L78~100cm
灰褐色のやや大型のガンで、嘴にオレンジ色の模様(形に個体差が出るが、ヒシクイよりも模様が大きい)が着く。伊豆沼では1000羽以上が越冬する。






(後の方にいる嘴基部に白い羽が見えるのはマガンでオオヒシクイより小さい。右手前の小さなカモは緑色の翼鏡が見えるのでコガモの♀のようだ。)


■マガン
Greater white-fronted goose

カモ目カモ科マガン属
Anser albifrons
真雁/L72cm






■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm








■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm


■ユリカモメ
Black-headed Gull

チドリ目カモメ科
Chroicocephalus ridibundus
百合鴎/L40cm


■コサギ
Little egret

ペリカン目サギ科
Egretta garzetta
小鷺/L61cm
(オオハクチョウの群れの中にいると、コサギはとても小さく見える。)


今年も伊豆沼、三陸海岸で野鳥観察(その②)に続く。

撮影:2024/11/10
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11月7日に白井市内の調整池に来ていたカモ

2024-11-08 21:33:56 | 
昨日は立冬で、その名の通り急に寒くなってきた。東京では木枯らし1号が観測された。
この日9日ぶりに、市内にある調整池のうち4ヶ所を観て回った。

早朝に出かけた七次川調整池にオオハクチョウの姿は無く、カモが40羽ほど北岸に身を寄せて風を避けていた。カモの数は9日前より増えていた。ざっと見たところオナガガモのようだった。

続いて出かけたT池ではホシハジロが来ていた。前回は2羽だけしか確認できなかったが、この日は5羽確認できた。♀が潜水して餌を採っていた。
 

歩いて出かけたN2池には、キンクロハジロが20羽あまり来ていた。昨冬ここで越冬したので、今冬もその可能性が高いと思う。一方ヒドリガモの姿は見えなかった。
■キンクロハジロ
Tufted duck

カモ目カモ科ハジロ属
Aythya fuligula
金黒羽白/L40cm






近くにいた3羽のキンクロハジロが盛んに潜水を繰り返していた。カモの首は結構長い。
 

 



N1池にはヒドリガモが20羽あまり来ていた。N2池から移動したのかもしれない。
■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科ヨシガモ属
Mareca penelope
緋鳥鴨/L49cm


この日はさらに下手賀沼にも出かけてみた。残念ながらカモは観られず、コブハクチョウ、ダイサギ、コサギ、オオバンが多く観られた。
■コブハクチョウ
Mute Swan

カモ目カモ科
Cygnus olor
瘤白鳥/L152cm




一見、ナヨクサフジのように見えたが、ナヨクサフジの花期は4~7月。私は誰?
名も知らぬマメ科咲きたり冬小路 と詠みたくなる。


名もしらぬ小草花咲く野菊かな 山口素堂。


行く秋のぶらさがりけり烏瓜 正岡子規。


撮影:2024/11/07
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北印旛沼で探鳥

2024-11-01 08:19:33 | 
坂田ヶ池の帰りに北印旛沼に立ち寄った。トモエガモの大群はまだ来ていないようだが、前回来た時よりだいぶんカモの数が増えていた。
カルガモを除くと、多くのカモは岸辺から離れたところにいた。種別はなんとか分かるものの、写真を撮っても面白くないのでほとんど撮らず、観て歩くだけにした。

■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm
農耕地や草地でよく見かける留鳥だが、冬場に見ることが多い。この日も何度か見た。

(ホオジロ♂)
撮ったのは2羽で来ていたうちの1羽で、同じ場所に長い間止まっていた。










(ホオジロ♀)
全体に羽色が淡めで、眉斑をも含め顔のパターンのほか、体の下面にはわずかに縦斑が見える。








■モズ
Bull-headed shrike

スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm
ヨシ原で動く鳥を見たらモズだった。何かを咥えていた。写真を拡大したらカエルだと分かった。はやにえにするのかもしれない。






■オオカワラヒワ
Grey-capped Greenfinch

スズメ目アトリ科ヒワ属
Chloris sinica kawarahiba
大河原鶸/L16cm
樺太からアリューシャン列島で繁殖し、冬に日本に渡来する冬鳥。
カワラヒワとは三列風切の外縁の白い部分が広いことで区別できるが、頭部の灰色が広く目立つことでも分かる。
毎年この辺りで観られる。10羽程度の群れで行動していた。





カモの仲間は、先に書いたように、多くが岸辺から離れていたので、ほとんど写真を撮らなかった。
遠くで飛んでいる50羽ほどのカモの群れを観た。画像を拡大して観たところマガモのようだった。




こちらはカルガモ。


最後はヨシガモの群れ。トモエガモも来ているらしいが、確認できなかった。


撮影:2024/10/29
コメント (6)
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