3月2日に掲載した、白井市内の川 - 下手賀川沿いを歩く(その⑤)からの続きです。
白井市内を流れる主な河川です(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030138.html)。
このうち下手賀川を示しています(出展:同じ)。
4月4日に、下手賀川沿いのうちまだ歩いていなかった、下手賀沼から手賀川に合流する部分へ出かけてきました。
今回は自宅から自転車で現地へ行きました。自転車の走行距離は28.4kmになりました。久しぶりに長い距離を走ったので疲れました。
赤線で表示されている自転車の軌跡からご覧いただきます。自宅付近はカットしてあります。
下手賀川沿いのうちまだ歩いていなかったのは、下手賀沼の沼口から手賀川に合流する部分でした。今日はそこをご覧いただきます。
(コーヒーカップのマークがあるところは、写真を撮るために2分以上止まったところです。)
下手賀沼の沼口に当たる部分です。近くにオオバンが2羽とカンムリカイツブリが1羽いました。架かっている橋は手賀干拓一の橋です。
橋のたもとに春の草花が花を咲かせていました。
今回は植物の名前を写真の後に書きました。順に、カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)、ノゲシ、ナガミヒナゲシ、ナズナでした。
他に、コハコベ、セイヨウタンポポも観られました。
橋を渡って右折し、下手賀川の左岸沿いに進みます。
川沿いに黄色いアブラナ科の花が咲いていました。クイズにしましょう。さてこの植物は何でしょうか? ヒントは、葉の基部が茎を抱いていないことです。
答えはセイヨウカラシナ(カラシナ)です。カラシナは葉の基部が茎を抱かず、セイヨウアブラナは茎を抱いています。
東日本のカラシナは葉に深い切れ込みが入り、茎に毛が多いのが特徴です。西日本のカラシナは切れ込みがなく全縁で、無毛のタイプが多いようです。
遠くから見ると、カラシナとセイヨウアブラナの区別はつきません。千葉県の河川沿いにはカラシナの方が多いようです。
少し進むと右から亀成川が合流します。付近にコブハクチョウが2羽いました。上空をカワラバトの群れが飛んでいきました。
さらに進むと、コブハクチョウの群れに会いました。この群れには22羽いました。
さらに飛んできたものや、群れから離れていたものを合わせると、この付近でおよそ30羽のコブハクチョウを観ました。
この日はコンデジしか持ってこなかったので、飛んでいる鳥はうまく撮れていません。
発作橋です。通行禁止の表示が出ていましたが、何台も車が通っていきました。
手賀川に合流する手前でも、通行禁止の表示がありましたが、その先にも車が入っていました。看板の影に隠して写らないように撮りました。
ここで河川管理者が変わるようです。
手賀川に合流するところです。手賀川の下流方向を見ています。右から下手賀川が合流しています。
手賀川の上流方向を見ています。
帰りは別の道を通って自宅へ帰りました。
どこの梨畑でも、ナシの花が満開でした。
この日に観た鳥のまとめです。オオバン、カンムリカイツブリ、コブハクチョウ、カイツブリ、カワラバト、アオサギ、ツグミ、キジバト、ヒバリ、ハシボソガラスの10種でした。
ウグイス、ヒヨドリ、シジュウカラ、キジ、エナガ(たぶん)の声を聞きました。
おまけの写真は、少し色調をぼかしてみました。
ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)、ホトケノザでした。
これで、シリーズ下手賀川沿いを歩くは終了です。市内の川で残っているのは、二重川だけになりました。今秋以降に歩こうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
白井市内を流れる主な河川です(出展:https://river.longseller.org/rc/8303030138.html)。
このうち下手賀川を示しています(出展:同じ)。
4月4日に、下手賀川沿いのうちまだ歩いていなかった、下手賀沼から手賀川に合流する部分へ出かけてきました。
今回は自宅から自転車で現地へ行きました。自転車の走行距離は28.4kmになりました。久しぶりに長い距離を走ったので疲れました。
赤線で表示されている自転車の軌跡からご覧いただきます。自宅付近はカットしてあります。
下手賀川沿いのうちまだ歩いていなかったのは、下手賀沼の沼口から手賀川に合流する部分でした。今日はそこをご覧いただきます。
(コーヒーカップのマークがあるところは、写真を撮るために2分以上止まったところです。)
下手賀沼の沼口に当たる部分です。近くにオオバンが2羽とカンムリカイツブリが1羽いました。架かっている橋は手賀干拓一の橋です。
橋のたもとに春の草花が花を咲かせていました。
今回は植物の名前を写真の後に書きました。順に、カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)、ノゲシ、ナガミヒナゲシ、ナズナでした。
他に、コハコベ、セイヨウタンポポも観られました。
橋を渡って右折し、下手賀川の左岸沿いに進みます。
川沿いに黄色いアブラナ科の花が咲いていました。クイズにしましょう。さてこの植物は何でしょうか? ヒントは、葉の基部が茎を抱いていないことです。
答えはセイヨウカラシナ(カラシナ)です。カラシナは葉の基部が茎を抱かず、セイヨウアブラナは茎を抱いています。
東日本のカラシナは葉に深い切れ込みが入り、茎に毛が多いのが特徴です。西日本のカラシナは切れ込みがなく全縁で、無毛のタイプが多いようです。
遠くから見ると、カラシナとセイヨウアブラナの区別はつきません。千葉県の河川沿いにはカラシナの方が多いようです。
少し進むと右から亀成川が合流します。付近にコブハクチョウが2羽いました。上空をカワラバトの群れが飛んでいきました。
さらに進むと、コブハクチョウの群れに会いました。この群れには22羽いました。
さらに飛んできたものや、群れから離れていたものを合わせると、この付近でおよそ30羽のコブハクチョウを観ました。
この日はコンデジしか持ってこなかったので、飛んでいる鳥はうまく撮れていません。
発作橋です。通行禁止の表示が出ていましたが、何台も車が通っていきました。
手賀川に合流する手前でも、通行禁止の表示がありましたが、その先にも車が入っていました。看板の影に隠して写らないように撮りました。
ここで河川管理者が変わるようです。
手賀川に合流するところです。手賀川の下流方向を見ています。右から下手賀川が合流しています。
手賀川の上流方向を見ています。
帰りは別の道を通って自宅へ帰りました。
どこの梨畑でも、ナシの花が満開でした。
この日に観た鳥のまとめです。オオバン、カンムリカイツブリ、コブハクチョウ、カイツブリ、カワラバト、アオサギ、ツグミ、キジバト、ヒバリ、ハシボソガラスの10種でした。
ウグイス、ヒヨドリ、シジュウカラ、キジ、エナガ(たぶん)の声を聞きました。
おまけの写真は、少し色調をぼかしてみました。
ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)、ホトケノザでした。
これで、シリーズ下手賀川沿いを歩くは終了です。市内の川で残っているのは、二重川だけになりました。今秋以降に歩こうと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
自転車の走行距離は28.4km、
春の陽気の中だと、疲れもあったんでしょうけど、
気持ちよいサイクリングだったでしょうね
カラスノエンドウ、ノゲシ、ナガミヒナゲシ、ナズナ、
春の花たち、ナガミヒナゲシは嫌われ者だったりしますが、ここ最近、増えていない気がしています。
冬鳥たち、帰ったのもいるし、もう少し日本でのんびりしてから帰るグループがいるんですね。
それでももう少しで、みんな帰りますよねぇ~
このバイクに乗って23年になります。九州に単身赴任する前に買ったものです。
九州では車を持っていなかったので、このバイクが足代わりでした。
これで阿蘇、九重を走りましたし、北海道にも持っていき知床峠や狩勝峠を走りました。
今は輪行袋に入れていて、たまに取り出して乗っています。
変速機やギヤなどは入れ替えていますが、フレーム、フォーク、ホイールなどは購入当時のままです。
さて、お花も鳥も珍しいものには会えませんでした。
お天気がよくて、散歩するにはよい日でしたが、花粉や細かい埃が半端なく飛んでいて、帰ってから目も鼻の中も洗いました。
私は未だコブハクチョウを見た事が在りませんが、コハクチョウと比較されているので
多少知識はありますが・・・
コブハクチョウが沼周辺の水田で、稲の苗を食べるので、
水田の被害が広がっているとニュースで見ました。
22羽も水田に飛来すれば堪ったものではありませんネ。
セイヨウカラシナ・遠目は菜の花の様ですネ。
霧ヶ峰でも大繁茂して駆除されています。
外来植物は繁殖力が強くて、在来植物が脅かされるのには困りますネ。
おまけの写真・ぼかしてみた方が綺麗かも・・・
お疲れ様でした。
23年もこのマウンテンバイクを使われているとは凄いです。
いい物は長持ちしますね。
白井市、印西市の辺は川が多いですね。
川に沿って走る(いつも川が見えているわけではないでしょうが)のは気持ちが良いでしょうね。
川の水が綺麗です。
コブハクチョウがまだいるのですか。
もう北に変える時期ですよね。
ナガミヒナゲシはまだ見ていません。
梨の花は毎年見たいと思うのですが、この辺にはありません。
お墓参り(市川市柏井)に行くとき梨畑を通るのですが、道が狭くて車を止められません。
お写真のように棚になっているので、上から撮るのは難しそうです。
今日も良い天気です。
又どこかへお出かけでしょうか。
コブハクチョウは、お城の堀などで見かける大型の白鳥です。
経緯は知りませんが、手賀沼周辺に相当数が生息していて、渡りはしません。従って留鳥扱いになっています。
オオハクチョウやコハクチョウは、冬の間だけ日本にいて、田んぼで落ち穂や二番穂などを餌にしています。
一方、年中日本にいるコブハクチョウは、育てているイネなどの穀物を食べるので、農家にとっては深刻な問題になってきています。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/183130
今朝もNHKのニュースで、川沿いに咲く「菜の花」を取り上げていました。
ニュースではカラシナと呼ばれることはなく、いつも「菜の花」と呼ばれています。
関東地方では、邪魔者扱いされていることはないようです。
車も12年乗っていますが、このバイクはおよそその2倍も乗っています。物持ちがいいですね(笑)
タイヤはもちろん、チェーンやギアなどの摩耗品は何度か交換しています。
さて、下手賀沼が手賀沼に注ぎ込んでいます。そこから2.6kmほど下ると今度は利根川に合流します。
水はきれいとは言えませんが、一時ほど汚れてはいないようです。
何しろそこからさらに下ったところで印旛沼と繋がっていて、印旛沼の水は船橋市や市川市などの水道水に使われているのですから、きれいじゃないと困りますよね。
コブハクチョウは留鳥ですので、年中見かけます。ran1005さんへのコメントに新聞記事をリンクしましたので、よろしかったらご覧下さいませ。
ナガミヒナゲシは、私も昨日が今年の初見でした。
今日は千葉県議会議員選挙の期日前投票に行ってきました。
週末には山に行こうと思います。
「シリーズ下手賀川沿いを歩く」完結お疲れさまでした。
今回は自転車で動かれたようですが、28.4kmの走行距離とは凄いですね。
私は最近自転車には乗っていませんが、多くても20kmが限界です。
コブハクチョウ22羽の群れに出会えたそうですが、私はこんなに多くの
コブハクチョウの群れを見たことがありません。
セイヨウカラシナとセイヨウアブラナの区別、よくわかりました。
今度セイヨウカラシナに出会ったら確認して見ます。
今の時期、どこの梨畑もナシの花が満開ですね。写真を撮ろうと思っても
ネットがかっていて、なかなか難しいです。
ホシノヒトミとホトケノザの写真、とても素敵です。(^.^)
1ヶ月空きましたが、ようやく下手賀川沿いの散策が完了しました。
小さな川ですが源流から河口まで辿るのは、面白いものです。
利根川の源流を辿ったことがあります。今度は河口を観てみたいと思いました。
また、いずれ信濃川や黒部川の源流にも行ってみたいものです。
自転車は学生時代には1日で200km以上走ったこともありました。
今は30kmでもけっこうくたびれます。困ったものです。
コブハクチョウは、下手賀川に行くといつもいます。
たくさん集まっている理由は分かりませんが、流れが遅いのでねぐらにしているのかもしれませんね。
気持ちのいいサイクリングをされたようですね。
23年乗っておられる愛車で、28㎞走られたのですね。
きっとすごく大切に使っておられるんだろうな~とお写真みて思いました。
私の父は車の運転ができなかったので、移動はもっぱら自転車。
こんなカッコイイバイクではなく、昔ながらの荷台の付いた自転車でしたが、お休みごとに丁寧に手入れをして、ピカピカでした。
shuさんのコメント拝見し、それをふと思い出しました。
菜の花が綺麗ですね!
やっぱりセイヨウカラシナが多いのですね。
最近、葉柄はないけれど、茎を抱いているほどではない菜の花を見かけることがあり、カラシナかアブラナか分かりません。
数年前は両方咲いていたので、ひょっとしてハイブリッドかも。
毛があったりなかったり、変化も大きいのかもしれませんね。
ナシの花とコブハクチョウはこちらにはないので、見てみたいです。
たしかに、カラシナかアブラナかを迷うような葉の付き方をした個体もありますね。
なつみかんさんがご覧になった、どちらか分からないような個体(あるいは群)は、ハイブリッドではなく、カラシナかアブラナかの変異だと私は思います。
アブラナ科の植物に限ったことではありませんが、植物には変異がつきもので、たったひとつの遺伝子(DNA配列)の違いで見た目がまったく異なる個体ができます。
ちょっとした変異は日常茶飯事で、変わった形質の個体はいくらでもあります。葉が茎を抱くかどうかはその中のひとつの形質なので、中には茎を抱いたカラシナや、茎を抱かないアブラナもあると思います。
植物の遺伝子の変異と形質について研究している大学で、展示圃場を見学させていただいたことがあります。
そこでは、ある植物のありとあらゆる変わりものが栽培されていました。品種開発とは、ある意味で変わりものを見つけて、それを育てていくことだと思いました。
カラシナとアブラナとの間では、茎を抱くか抱かないかだけでなく、例えば辛み成分を作るとか、複数の遺伝子が異なるのではないかと思います。