十六世紀 茶の湯におけるキリシタン受容の構図
前田秀一 プロフィール
<本論要旨> こちらから
謝 辞
大きなテーマを設定して取り組んでみたのは良かったのですが、文献調査が進むにつれて改めて浅学非才な自分自身に気づかされ反省させられました。そのような中、臨済宗大徳寺派龍興山南宗寺塔頭・天慶院(堺市)で開催された「はなやか関西~文化首都年~2011“茶の文化”」協賛行事「山上宗二忌」(平成23年4月11日)にお招きいただき、大変有意義に学ばせていただいたことが大きな励みとなりました。また、堺市立図書館の蔵書検索システムにも助けられ本稿をまとめることができました。
改めて、諸先達のご教示とご指導を仰ぎ、問題をさらに深く見極め、次なる目標設定に結びつけることができればと願っております。
ここに至るに際して、史料として信頼性の高い茶会記録『天王寺屋會記』とイエズス会宣教師報告書を忠実に読み解くことを基本におきましたが、論の構成に当たっては関連する先学の玉書・玉論を広く学ばせていただきました。
従いまして、先ずは、引用させていただいた文献および論の構成の基本を支えていただいた参考文献の著者の方々に厚く御礼を申し上げます。
また、本稿に取り組むに際して、皆さまから関心と好奇心および動機づけに結びつく示唆に富んだお話を承りました。ここに、お名前を挙げて厚く御礼申し上げます。
「山上宗二忌」主宰者・(株)つぼ市製茶本舗会長 谷本陽蔵様
「山上宗二忌」事務局・堺市立泉北すえむら資料館学芸員 森村健一様
「山上宗二忌」講演講師・静岡文化芸術大学学長 熊倉功夫様
堺市立博物館学芸課長 吉田 豊様
関東学院大学大学院文学研究科後期博士課程 スムットニー祐美様
さらに、谷本陽蔵様と森村健一様には平成24年4月11日開催「山上宗二忌」に於いて本論の発表の機会を与えていただき、その際、臨済宗大徳寺派龍興山南宗寺塔頭・本源院(堺市)住職小野雲峰様から本論をまとめるにあたりよりどころとした「禅宗」と「禅」の違いについてご解説いただきご評価を賜りました。加えて、元堺市博物館館長・和歌山大学名誉教授角山 榮様と帝塚山大学非常勤講師・博士(学術)神津朝夫様には本論の視点についてご評価を賜りました。
ここに重ねて厚く御礼申し上げます。
左から 熊倉 功夫先生 角山 榮先生 神津朝夫先生 谷本陽蔵先生 小野雲峰住職
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