高崎 慈眼院 白衣観音

上越新幹線や長野新幹線で高崎を通過すると南の丘陵の上に大きな観音様が見えます。
昭和１１年に井上氏個人が建立されたもので、太平洋戦争中には東京空襲を終えたＢ２９がこれを目標に旋回して帰ったという話を聞いたことがあります。
真偽の程は分かりませんが、それほど当時は目立つ人口建造物だったのでしょう。

さて、群馬県には県民ショーでも有名な「上毛カルタ」あります。
その読み札は
（クリックすると大きくなります）
「白衣（びゃくい）観音慈悲の御手」なんです。
これで子供の頃から教育されていたので、「びゃくえ」は正直、違和感があります。



観音山の頂上に市営駐車場があります。駐車料金は４２０円。
たぶん桜の時期には満車でしょう。手前一段下にも第２駐車場が用意されていましたが、この日（４月７日）は余裕で第一駐車場でした。

ここからは高崎市街地、前橋方面まで一望できます。

高崎市役所と国立高崎病院
高崎市役所は映画「半落ち」で使われました。

２０年ほど前、松喰い虫被害の最前線だった参道を歩きます。松は残っていますが、当時は参道に追い被さるほどの松林でした。

山門はなく、仁王様が立っています。


桜はまだ２分咲き程度。満開になるとここは撮影スポットでしょう。
ここから見る観音様は、子供のようなお顔をしています。


近づき全体が見えてくると、流麗なお姿です。
わたしはこの横からのお姿が一番好きです。


橋をくぐり、左側に慈眼院本堂があります。
クリックすると大きくなります）
元々高野山にあった慈眼院をここに白衣観音ができたので昭和１６年に移転しました。とのこと


橋の反対側からの本堂


本堂の脇には大師堂があります。


真下からの白衣観音様

そこで、津軽三味線の野外コンサートが開かれていました。
（クリックすると大きくなります）
白衣観音様の由緒書き看板です。


本堂左で御朱印を頂きました。

日付 H24.4.7
寺社名 慈眼院
右上の字 奉拝
右下の字 （日付）
中央の字 大白衣観世音
左下の字 高崎　慈眼院
右上の印 大白衣観世音菩薩
中央の印 （梵字）
左下の印 高崎白衣観音
本尊 千体観音
宗派 高野山真言宗
所在地 高崎市石原町２７６０（付近）
寺院名 別格本山慈眼院
札所 関東八十八ヶ所霊場一番札所、東国花の寺百ヶ寺第三十三番
受領場所 　本堂（千体観音堂）





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