春宮のひとり言

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春宮のひとり言 789

2023-04-16 12:11:21 | 日記
昨日、どの様な方が、春宮のブログをご覧になっているのか気になって、相手様のブログを拝見しました。寝具店のご当主のブログを拝見していたら、ミニチュアシュナウザーの写真がありました。我が家は、亡義父が80才になった時にミニチュアシュナウザーをプレゼントしました。義父の年代は、戦争にいった方が多く、友人がいないので、呆け防止と可愛い犬と散歩すれば、人様から話しかけて貰えるのでは…と考えたからです。『ホーハイト』(ドイツ語で殿下という意味、どうせ義父が猫可愛がりして家来になると思ったから)という名前をつけ、ホーちゃんと呼んでいました。ソルトペッパーというよりブラックペッパーのような毛色でした。ケージの中で寝かせるはずが、義父が布団に入れてしまい、「あ~あ、やっぱり…」という甘やかし方でしたが、利口な犬種なので、馬鹿殿にはならず、助かりました。もう何年も前に義父も犬も亡くなりましたが、シュナウザーの写真を懐かしく拝見しました。
義父が亡くなった後、押し入れを整理したら、座布団が沢山…こんなにあるなら、春宮が結婚する時に10枚も持参しなかったのに…と、思うくらいありました。冬用・小座布団から夏座布団まで出てきました。夏座布団、座布団柄の表地ではない…本物の小千谷縮?慌てて、五枚、外に持ち出し、表地を解いて、洗いました。きっと、以前は人手があったので、夏が終わると、打ち直して綺麗にしていたのでしょう。今は、布団の打ち直しに出すのが精一杯、座布団まで手がまわりません。
洗った小千谷縮の表地(とても汚かったけれど、綺麗になりました)、春宮の夏の通院着(水屋着をお洒落にした感じ)に、縫い直して貰いました。この頃は、布地をやり繰りして、縫い直して下さる方がいましたが、今は、皆様、御高齢で出来なくなりました。
春宮は、亡母が持たせてくれた着物は、最後まで着ようと思っています。先々の事を考えて、赤系の着物はたった一枚でした。羽織を着ない家なのに、人並みにと考えたのか、お対の大島もありました。大島、椿柄で珍しかったので好んで着ていたら、お尻のあたりが薄くなった気がして、着ていない羽織を足せば、通院着が出来るのでは…と考えました。考えても、街中に、仕立て直しをして下さる方がいません😓仕方なく、いつも春宮の染め直し物を仕立て直して下さる三越本店呉服部の仕立て場の先生(こちらも御高齢、単衣の着物や浴衣の袖口が三つ折りぐけではなく、綺麗な縒りぐけで仕立てて下さいます)に、お頼みしました。通院着まで、三越に出すとは…小千谷縮も、赤系の紬も、椿柄の元お対の大島も、通院着となり、便利に着ています。
着物は、着れなくなったら、布団になったり、小座布団になったり、水屋着になったり、今で言う『エコ』だったのに、『最後まで…』と思っても、仕立て直して下さる方がいなくなる…ユニクロをポイ捨ては、エコなのでしょうか?半世紀前の日本の方がエコだったような気がします😓
シュナウザーから、仕立て直しまで、話が飛びました。ごめんなさい。これが、春宮のブログスタイルかもしれません😅