旧指定放課後等デイサービス事業所海山時間の行政事務調査特別委員会が開催されました。
海山時間の不正請求の調査は終了し、調査報告書が全会一致で承認されました。
以下、調査報告書の一部を要約します。
・開設当初から不正請求が始まった時期においては、桑原泰恵前市議は海山時間の従業者であった。
・特別委員会への提出資料の非公開対応については、個人情報ということではあるものの、桑原泰恵前市議に公開の是非についての本人同意の確認を行ったうえで、本人から秘匿した形で提供してほしいとの申出を受けたものであり、所管として桑原泰恵前市議に便宜を図るため秘匿としたものではなかった。
・令和6年4月2日に福祉部長が桑原泰恵前市議と面会した際に「事業所の場はいい場所なので、できる限り事業を続けられないか」といった趣旨の発言があったことについては、桑原泰恵前市議がどのような意図で発言したのか、明確に判断できる事実は確認できなかったが、市議会議員の立場でのこのような発言は、市への働きかけと受け取られかねないものであると言える。
・指定放課後等デイサービス事業所海山時間の不正請求に関し刑事告訴を求める決議が可決されたことを受け、現在、市内部で協議中であり、結論はまだ出ていないとのことであるが、今回の調査結果を受け止め、再発防止という観点から、今回の不正請求事案の責任の所在を曖昧にすることがないよう、市としてできることは果たしていく必要がある。
・告発状況は、ありません。