種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

サラダ記念日 俵万智

2011年02月06日 | はじめに

 今も変わらぬ心 ー あれから24年


 

 

東京へ発つ朝母は老けて見ゆこれから会わぬ年月の分

母の住む国から降ってくる雪のような寂しさ 東京にいる


 

やさしさをうまく表現できぬことを許されており父の世代は

妻のこと「母さん」と呼ぶためらいなきことなにかあたたかきこと


一日の疲れを吐き出しまた乗せて夕闇めぐる山手線 

駅員の「おつかれサマ」という言葉微妙に届く心の疲れ

 


 

たそがれというには早い公園に妊婦の歩みただ美しい

「人生はドラマチックなほうがいい」ドラマチックな脇役とな

 

 



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1 コメント

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かあさん (量さん)
2011-02-07 19:30:30
種山荘さま、
その節はお世話になりました。
実はうちも、主人はわたくしを「かあさん」と呼びます。
ちなみに長男のことは「にいちゃん」です。名前に「さん」までつけて呼ぶのは叱るときや改まったときなので、「かあさん」「にいちゃん」の時が気楽です。
もう教科書にまで出ている俵先生のお歌、24年もたったのですね。
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