Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本の出張買い取り依頼

2023年03月29日 18時35分16秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午前中は神奈川大学の六角橋キャンパスの近くの古書店に寄って、出張買取を依頼。白川静が35冊、埴谷雄高は44冊の単行本には食指が動いたようだが、果たして買い取ってくれるか。埴谷雄高などは何しろ古い単行本であり、ブックケースの厚紙は劣化して、ところどころ穴も開いている。その他井上上光晴の第1~第3著作集13冊、吉本隆明の単行本120冊、谷川雁の評論集4冊等々。合計で300冊余り。いづれもほとんどは読み終わっている。中にはぼろぼろになるまで読み返したものが多い。

 中井久夫のみすず書房の単行本は今回は見送り。まだ目を通していないものもあるし、理解できていない著作も多数ある。
 現代詩・現代短歌・現代俳句の評論も処分してもらうことにした。詩集・歌集・句集はまだ手もとに置いておきたい。美術関係の本も多数あるが、今回は取捨選択するゆとりがないので、見送ることにした。
 話によると函や帯などがあったほうが売れるらしいが、私はそのようなものは基本的に捨ててしまう。本箱に入る冊数を増やすことを優先しているため。もともと財産として本を購入する趣味はない。これからもそのつもりである。読んでつまらないものは昔はさっさとゴミに出すか、40歳のころまでは新聞などと一緒に廃棄していた。

 冊数では、コロナ禍以前の2020年の時に他の古書店に頼んだ900冊以上に比べるとまだその3分の1にしかならないが、今回はここまでとしたい。

 さっそく明日の午前中にも見に来てくれることになった。帰宅後に紐で縛って分類作業を行った。明日は見積もりだけになるか、早速引き取ってくれるか、未だ決まっていない。

 



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4 コメント

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通りがかり人様 (Fs)
2023-03-30 23:05:25
そうですね。白川静を除いて私の20代のころに一番大きな影響を与えてくれた方の本です。
これまで売り払うのを躊躇していた本です。

ウナギは同じものを注文したいな。たまには私も特上を食べたいです。
松竹梅の松が食べたい。
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おお、さすがです (通りがかり人)
2023-03-30 19:25:52
苦労されて集めた、それなりの本だったのですな。私が持っている安い本とは違う。ほんとに勉強するための本だったのですな。大したもんです。氏の思想の根幹を形成してくれた本たちだったということですな。今でも有隣堂に何度も足を運び、新刊も買いあさっている。果たしてスペースは確保できるのか……私でしたら、本よりウナギですな。奥様は上を氏は並で丼ですな。
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通りがかり人様 (Fs)
2023-03-30 11:14:06
3年前に900冊で1万8千円
今回は 300冊で1万円
となりました。
一冊当たり20円から30円に。
前回よりは高値を付けてくれたようです。
依頼した古書店は変えました。
心の奥ではもう少し期待していましたが
処分費も含めてと考えると、逆にありがたいかもしれませんね。
夫婦でウナギでも食べに行きます。
飲み代にしてしまっては、妻から怒られそうです。
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これはあまり (通りがかり人)
2023-03-30 10:25:24
期待はできないか、と思う。ただ、その本屋さんが昔気質のわかっている人だといいが、氏の集めた本or作家を知っている人ならいいが、学生街独特の神田のような本屋さんならいいが、ううむむむむ、飲み代一回分か……
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