マメモ

適当な日々のメモ。
写真 犬 育児 何かの感想 植物 たまに落書き が主です。

山寺に行きました!

2006-11-03 | 

深夜2時、「仙台まるごとパス」を発見し、急遽決定

山形県・山寺に行って参りました!!

いやー・急遽決まっただけあって「線路に人が居たので」電車が遅れるわ、向かいの女の子達が「トイレに紙やすりと好きな人の写真しかなかったらどうするか」を語り合うわ、大音量で大滝永一きいてる兄さんがいるわ、友達とは行き違うわ、電車から見える紅葉に感動した知らないおばさんに手を握られるわ(笑)なかなか素敵な往路となりました(笑)

 そして、いざ着いた山寺は…すっごい混んでる!!!

静けさが染み入る訳もなく、一段ごとに煩悩が消える訳もなく、寧ろ皆そういう宿命を負った人であるかのようにひたすら上っていましたよ(笑)
でも、「父さんおっそいなぁ!俺なんか走れるぜ!!」と得意げな少年に、「人生はこんなものよ!」と何かを悟ったらしい息を切らせたおばさん。柵を乗り越えようとする小さい子に、疲れたのか階段の途中で杖を持って座り込み、その柵を越えた子に「死んだら元に戻らんから、そんなことはしてはいかん!!」と怒るおじさん。そしてけなげに前の人を待ちながら上る犬たち。
混んでいてあんまり写真は撮れなかったんですが、面白かったです~。
勿論紅葉や自然も良かったですしね★

あと、一番高い位置にある「奥の院」を目指す通常ルートの横道に「天狗岩」だかいう修行場があるんですが、3mほどの木の梯子を上って、岩のくぼみの道に這い登り、そのあとは天井が低ければかがむか四つ這いで通ったり、30センチ幅で横は柵もなく急斜面なところがあったり(60センチほどの距離の曲がり角なので、運動神経がいい人はひょいっと飛んでいくんですが…。私には…)、その直後に待つのは急角度の岩肌を、鎖に掴まって登ったり…。

私はそこで「上れはするけど、降りられない」と判断。引き返してまいりましたが、それでも30センチ幅お所は「うー!」といいながら、岩にがっちり掴まって通ったし、梯子に至ってはどう梯子まで行くかに迷い、上りまちの人に「ゆっくりでいいですよ」と声を掛けてもらって、先に荷物を降ろさせていただいたり、私のびびりっぷりを心配した女の人2人に見守られながら降りたという、人の優しさを感じながらの恐怖体験となりました(笑)

怖がり&高所恐怖症&運動音痴の私にとっては本当怖かったんだよ!!久々に生命の危機を感じたもん!(泣)あれ、雨上がりなら絶対死人出るよ!!
因みに上まで上った友達によると、更にもう一回鎖を使って上った後、木の根に掴まって這い登った先が頂上らしいです。君は凄いよ!君の勇気に乾杯!!…でも…苦労の割には…との事。私タイプの人は無理しない方がいいですよ(笑)

下山後は宝物館で釈迦入滅図の刺繍を堪能したり、地獄絵図に見入ったり、死者九変化の絵(遺体が白骨化するまでを9つに分けて描いたもの)をみて「死んだ時、看取ってくれてる人いるんだから、獣に食われる前に埋めてやれよ!!白骨化して朽ちてからやっと卒塔婆なのかよ!!」と悲しくなってみたり、最後は知恵と道徳を授けてくれるという大日如来様に「頭を良くして下さい」とお願いしたりして帰って来ました。

あ!あとふもとにある「芭蕉焼団子!ごま味噌・エゴマ・くるみ味があるんですが、美味しかったです~。ごま味噌はあまじょっぱい味噌に白ごまがはいってて、美味!友達のくるみもしょっぱめ風味で美味しかったですよ。いかれたときは是非。

 紅葉もいいし、自然も良いし、民俗学とかに興味あるかたにもお勧めです★

…それにしても、なぜか今日は日記が固まって固まって、書くの4回目です。2回目なんてこんな長いの書いて「おし!」とUPしようとした瞬間だし…。なんだなんだ?


旅日記。

2006-03-24 | 

なんか日記ごちゃごちゃになったので、(ドラマの感想とか入れるから!)

「旅」ってカテゴリー入れました~。

↑の旅ってリンク押すか、左フレームのカテゴリーでクリックしていただけると旅関係の記事のみ読めます。


広島最終日

2006-03-21 | 

最終日。肉体労働のせいか睡眠時間が少なくて済むらしく、7時に起床★
せっかくなのでホテルを7時50分出発で宮島に行って参りました!!

宮島口まで各駅停車でも30分。駅前から船に乗って10分弱くらい。(JRの連絡線に乗ると、広島から船代も入れて570円で行けます★)いよいよ宮島です!

船に乗ると、朝日を浴びてる海や、遠くに見える山がなんとも言えず美しくて感動しました。さすが日本三景!なんか、このままずっと見ていたいくらいきれいでしたよ…。

…と思いきや、いきなり鹿。鹿が普通に駅前で歩いたり寝たり、こっちむいたりしてます。
でも周りの人がまったく動じないので、写真も取らぬまま厳島神社に向かったのですが、それもそのはず、周りの人は宮島のお店の人だったみたいです(笑)帰りには観光客がわいわい鹿に群がってたんでちょっとほっとしました。そうですよね、普通は興味示しますよね(笑)

→厳島神社。…あちこち修復工事中で、微妙です。
でも丁度朝の楽器演奏(?)場面に出会いまして、雅楽器の音を聞きながらの雅な見学となりました。場所によっては五重塔と、よこのお堂とが背景に入ってやっぱ景色はいいです。海に入っていく鹿とかも見れますし。工事が終わったらまた行きたいですね~。

→宝物館。正直展示量は少ないですが、当時の鎧や狩衣(かな?)なども見られます。

→民族資料館。昔の商家をそのまま利用して、昔の日用品や、宮島の工芸品などが展示してあるところで、凄く広くて量も豊富です。昔の道具が好きな人はぜひ!それに建物も古い、昔の家屋なので、そういうのが好きな人も楽しめるかと思います。
武家屋敷や、昔の普通のお金持ちの家とはまた違った造りなので(多分)ある意味とても貴重なのではないでしょうか。いやー、本当に広かったですよ~。家を囲んでる塀(?)のつくりもまた良いのです。

宮島全体→鹿がいたるところに当たり前のようにいます。
階段上ろうとしたら鹿が5匹くらい座り込んでて通れなかったり、そこを写真に撮ると、ふいによってきて「ぴゅーーーん、ぴゅーーーん」となんか切なく鳴かれたり。(どうすればよかったの!?お腹すいてたの!?)イメージは海、鹿、鹿の糞はくろいつぶつぶ。って感じでした。

…帰りに写真に余裕があったらあの美しい海を!!と思ってたんですが、昼近くになった海は朝とはだいぶ違ってました&宮島への船がめちゃくちゃ通るので、船なしの写真が取れませんでした…。くう(泣)やっぱ美しい!と思ったときに撮らなきゃですね…。反省。

以上。6泊7日の京都・広島の旅でした!!とっても楽しかったです★

*おまけ*
帰りの飛行機はネットで予約してたのですが、上手く機械で買えるかとか、どれだけ並んでるんだろうとか心配して1時間半前に飛行場につくように帰ったのですが…。1分ですみまして(笑:すぐに機械発見&だれも並んでない&なにも手間取らずに購入)大変暇な時間をすごしましたよ(笑)お土産に中国・四国版コアラのマーチとお好み焼きまで買っちゃいました!
次回は30分前到着にしよう、と思います(笑)


広島3日目

2006-03-20 | 

今日は宮島か尾道(大和ロケセット)か迷ったんですが、大和を選びました。

大和ロケセット→尾道古寺めぐり→(広島戻って)広島城。です。

→大和ロケセット。尾道駅前から船で3分+無料バスでロケセットへ。カメラを持ってる人は降りて直ぐ大和の菊の御紋の前で写真を撮ってもらえます。同時にあちらでも別に取ってくださって、そのあと入場券を買って入り口に行くと既に現像済みのを買う事が出来ます。一枚1000円というぼったく…お値段なのですが、折角なので買いました(笑)
内容としては実物大の大和のセット(前方1/3くらいまで)と、展示室+映画のメイキング上映会、おみやげ物屋+スタッフが使ってたという食堂。ですかね。大和のセットではやはり「あの辺から遠くを見てる人がいて、それを下から見るとこういう感じ?」みたいな目線でマニアな写真を撮りまくる私(←なんでなんですかね??臨場感を味わいたいのかなぁ??)
資料展示では写真不可なのですが、大和の厨房と下士官部屋のセット、映画の衣装・小物、海軍の募集ポスター、実際の当時のものなど見られます。映画みてなくても、それなりに楽しめると思いますよ★

→尾道古寺めぐり。本当は小津監督の撮影場所とか見たかったんですが、全然わからず、マップに載ってた歩いてゆける古寺めぐりに挑戦。途中までバスで行って(西国寺下までいきました)歩いて駅に引き返すことに。
…そして、わかりました。コレが尾道なのだと。もう、これでもかと坂!坂!坂!一旦上がった後も平行移動のはずなのに上がって下がって上がって下がって…。次第に古寺の写真すらあまり撮らずに息を切らしながらいきました。古寺めぐりの道からお寺に行くのも階段。お寺の途中でも階段。多分上りだけで1000段ではすまないですよ…。途中貧血起こしたのであれなんですが、ロープウェイの下にある艮神社が、一番良かったです!ときめきまくり。樹齢900年の樹とかありますし。なんでコレの上にロープウェイを作れるのかわからん!!と思うくらい私的にはツボでした。
折角なのでロープウェイにも。…余談なんですが小さいのに31人乗りのロープウェイ。一番乗りの私の次が…多分200キロはあるだろう、凄い具合の悪そうなおばさん。一気に傾くロープウェイ。「吐かないでよ~」といいつつ乗るおばさんの娘さんとこれまた体格のいい息子さん。ゆれるロープウェイ。その後次々乗っていくなか「これは31人乗りですのでつめて下さい」の係の人の言葉に「今、31人のると危ないよね」とつぶやく娘さんの声だけが聞こえてきました(笑:そう思うなら一家で一箇所に固まって乗らないで!!)無事到着するも、凄い勢いでおばさんの乗ってるほうだけ横のコンクリートにこすれるこすれる(笑)
ロープウェイを降りて、一寸山を下るとお寺が。尾道といえばこのお寺らしいです。途中なんか岩に登れる所もあったんですが、あまりの凄さに断念。(鎖で上るんですよ…登りはいいけど降りられなそうだったので)
他、多分全部で7箇所くらいお寺巡って帰ってきました~。疲れますが、道々風情のある場面が多くてよかったです★さすが尾道★

→広島城。一寸時間があったので、広島戻ってから広島城へ。
二の丸しかないのかと思いきや、広い敷地の中に護国神社(工事中)、そして天守閣が!…でも天守閣は原爆で吹き飛んだ後昭和30年代(?)に再建したものだそうで…。気が、まだ、黒く色落ちしきってないので、逆に妙な古さ感が…。いっそ黒く塗った方が…とか一寸思いました…。
中は展示室になっていて、鎧や、刀、屏風など。ただ16:30までのため、2階見ようとしたら係のおじさんに「上から見て下さいー」と言われ、5回まで一気に上る(古寺めぐりの後なので辛い)4回は展示改装中で見られなかったんですが、なかなか良かったです★

ここで、宮島は天の架け橋だけじゃなく、厳島神社があることに気付きまして、明日なんとか午前中みるべく駅の観光案内所で質問。明日に備えて帰りました~。明日筋肉痛だろうなぁ…。


広島2日目・2

2006-03-19 | 

1の続き。

→旧船山邸。呉海軍総監府長官のお屋敷です。日曜日しか見られないので急いでGO!意外にも17時まであいててホッとしました。長官のお屋敷は正面からは洋館な感じなのですが、一寸裏へ行くと完全和風。たぶん応接間と、お屋敷&一寸部下や知人を通す和室に分かれてるのかなと思ったり。そして広いです~。日本の古い屋敷が好きな人はときめくと思います(それは私)
庭からはそのまま軽く散歩道になってますし、全体的に簡略なようでしっかり、みたいな。なにげなく敷地内でも下のほうからは建物が見えないし、いい作りでした。資料館には当時の写真や、使ってた食器などもありますよ★(いいもの食べてるなって思った…。そういえば大和も艦長は昼は洋食フルコース&BGM付きですのよ!さすが大和ホテル)

→旧総監府。…。…日曜のみ、しかも一日計2時間しか見られないそうです(…ネットさえ繋がれば調べてゆけたのに…!!)ほんの一寸だけ入れていただいて門のところから写真1枚だけ撮らせていただきました。すみません…有難うございました。

→歴史の見える丘。一体何なのか不明なまま坂道をのぼって辿り着きました歴史の見える丘。大和の石碑と、当時の工場の基礎石を積んだモニュメントがあります。そして呉の海が見えます。景色はいいけど、これだけか…と思って近くのバス停へ。すると、そう、「大和のふるさと」と書かれた造船工場が見えるのです。なんとなくトキメキ。(笑)

→原爆ドーム。本当は海軍墓地に行こうと思ってたんですが、体力の限界を感じて広島へ帰りまして、バスで原爆ドームへ。(広島はどこへ行くにも紙屋町でおりると便利です。150円でいけるし)資料館も見ようか迷ったんですけど、海軍の時点でなんというか…凄く精神的に重かったので断念。(本当は見たかったんですけど…。すみません…。←なんか、逃げてしまったような罪悪感が。)平和公園を通って、原爆ドームへ。
感想としては…思ったより小さかったですが、思ったよりリアルでした。瓦礫とかもそのまま散らばってて、夕暮れになってたのもあってドームのひしゃげた感じとか、空気とかが、上手くいえないけどリアルでした。ドラマで緑色の再現した姿みてたので尚更、まさにこの場所で大勢の人が一瞬で消えて行ったのだなと。写真は撮ったんですが、記念写真をとる気には全くなれませんでした。

2日目はこれにて帰宅。
大和に対する勇壮な気持ちやミーハーな気持ちと、実際に戦死した人たちの資料を見ることでのしかかるものと、原爆ドームと。京都で感じたものとは全く違う「歴史」が残った日でした。
結構外国の人も原爆ドームに来てたんですけど、どんな気持ちなのかな…とか思ったり。