花山歩  ~はなさんぽ~

花に逢いに山をぶら~り

観音峰山を行く その1

2019年08月16日 | 大峰

 


2019年7月30日

9年ぶりの観音峰展望台へ

今日は山を始めた友人と観音峰山とその先を目指した



観音峰登山口の🅿に車を止める

すでに先行車は4台

此処にはトイレと休憩所、登山届のBOXが有る



山上川にかかる吊橋を渡って入山です

この下流が御手洗渓谷になります



植林帯の中、いきなりじぐざぐで高度を上げます

観音の水

冷たい水が湧き出しています

 


登山道には木々の間から陽射しが降り注ぐ

これじゃ奈良盆地は暑いよな



第一展望台の分岐

展望が良くないらしいのでスルーです



陽射しはあるがそれ程汗は出ない



登山道の斜度が緩むころ観音平到着です

休憩所で本日最初の一休み

石碑の前に菊の御紋が

南朝の歴史が伝わるようです



マムシグサの実が有りました

秋になると真っ赤になります



観音平の上空、青空が広がる



休憩後、急な階段を登りこれも南朝の歴史が伝わる観音の窟屋に向かう



窟屋への登山道沿い

自然に出来たと思われる不思議な造形物



その先に観音の窟屋

南北朝時代、南朝の皇族が一時避難された場所とされている



ギボウシ



観音の窟屋の分岐に戻り右に観音峰展望台に向かう

自然林の中のトレイルは心地いゆい

この辺りの林床はヤマシャクヤクのお花畑となる



自然林の中のキツイ登りを行く



尾根に乗った所でこの🌼❔

誰かおしえて



尾根に乗り樹林が無くなると前方に石碑が見える



観音峰展望台に着いた

陽射し遮る木々は無いが心地よい風が吹き抜けそれ程暑くは感じない

少し早いが昼食にする



展望台からは360°の大パノラマが広がる

稲村が岳と大日山



こっちは弥山方面



今回は此処まで

観音峰山を行く その2 続く


オオミネコザクラ 稲村ケ岳 その2

2018年05月31日 | 大峰

 

 

2018年5月10日

オオミネコザクラの群生地で写真を撮り

今日の目標は達成

下山するか...が

時間も早いので

山頂まで行くことに



大日山の裾を回り込みキレットまできた

 

 

ガスに包まれたキレット

 

 


キレットを過ぎるとこのコース唯一の急登となる



鎖場の架かる登山道

 

 

不安定な木製階段

 

 

稲村ケ岳の山腹を行く

 

 

霧氷が

 

 

尾根に上がり山頂へ

 

 

三角点は押さえときます

 

 

若葉も

 

 


山頂展望台はガスガスで視界はゼロ

風は強くて寒い

即下山に

 

 

シャクナゲの蕾

色が付いていたのはこの子だけ

 

 

風に煽られ氷が降り注ぐ

 

 

登山道沿いにイワカガミの蕾

 

 

霧が晴れてきた

 

 

濡れネズミのカタバミ

 

 

オオミネコザクラの咲く岩壁

 

 

オオミネコザクラ

 

 

秋には紅葉が

 

 

ワチガイソウ

 

 

クリンユキフデ

 

 

ムラサキケマン

 

 

稲村小屋前のベンチでの昼食タイムも

白倉谷からの風が冷たく

中学生の集団に席を譲り

早々に腰を上げる

 

 

自然林の中を下る登山道に日差しが

 

 

大日山の上に青空も

 

 

法力峠まで戻って来た

 

 

ハシリドコロ

 

 

チゴユリ

 

 

フタバアオイ

 

 

ウワバミソウ

 

 

フタリシズカ

 

 

ミヤマキケマン

 

 

シロバナエンレイソウ

少し遅かったが初めて見た

 

 

駐車場に咲いていたカキドオシ

 

 

思ってもみなかった霧氷

4月8日の藤原岳の積雪

山は非日常の世界

今日も楽しい一日になった


オオミネコザクラ 稲村ケ岳 その1

2018年05月23日 | 大峰

 

 

2018年5月10日

稲村ケ岳でオオミネコザクラが開花したようだ


今年は何処の山でも花の開花が早い


と言う事で


早速行って見ることに


早朝、洞川に向け車を走らせる


母公堂の駐車場からスタートです



母公堂の横が登山口です

ズギ林の中を行きます



古くからある稲村ケ岳登山口からの道が右から合流します



良く整備された登山道が

山腹を巻きながら

緩やかに高度を上げ

法力峠まで続きます



桟橋が架けられた登山道



コアジサイ

6月になると紫陽花ロードに



マムシグサは登山道沿い至る所に姿が



観音峰への道が分岐する法力峠



法力峠から登山道は尾根の南側へ回り込み

スギ林は次第に自然林へと変わって行く



暫くスギ林の中を行きます

 

 

高度を上げて行くと

登山道沿いは自然林に変わる



ヤマツツジ



登山道



オオミネテンナンショウ



ミヤマシキミ


 

ヤマネコノメソウ

 

 

ワチガイソウ

 

 

新緑が眩しい

 

 

セントウソウ

 

 

スミレ

 

 

ミツバツツジ

 

 

時折鎖場が

慎重に足を進める

 

 

落石で崩落した桟道

自然の力には驚かされる

 

 

白倉谷から冷たい風が吹き上げくる

ガスって来た

 

 

山上辻到着

止まると寒いので先に進みます

 

 

ガスに包まれた尾根の西側を行く登山道

 

 

尾根を東側に越す付近で木々に氷の花

ガスが白倉谷からの冷たい風に煽られ霧氷が

 

 

登山道が尾根の東側に回り込むその先

岩壁に咲くオオミネコザクラの姿が

今年ベストタイミング

今が満開か



オオミネコザクラ

 

 

・・・と言う事で

【オオミネコザクラ 稲村ケ岳 その2】に

続きます


2017紅葉山歩第四弾 巨樹の森と和佐又山 その2

2017年11月20日 | 大峰

 

 

2017年11月4日 (土) 

巨樹ふれあいルートでは一人の登山者にも出会わなかったが

大普賢岳登山道に合流後は

前後を中高年のグループ、家族ずれ、カップルが歩いている

 此処からは

笙の窟の先、岩本新道の分岐まで

整備された登山道を快調に進む



歩きやすい登山道


 

 

 

シダンの窟を通過

 

 

鉄製の階段

濡れていると滑りそうです

 

 

鎖場

足元は良く整備されています

 

 

笙の窟

大峰七十五靡の六十二番の靡

大峰修験道の霊地です

 

 

岩本新道の分岐

此処から左折れして森に入ります

 

 

分岐からの岩本新道はジグザグを刻み、暫く激下りを行きます

山腹に刻まれた登山道は細く、厚く積もった落ち葉で埋もれ

足元が悪いので慎重に下ります

傾斜が緩むと登山道は広がるが

落ち葉に埋まった登山道に標識は無く

時々現れるテープを追い高度を下げて行く

立ち止まって見上げる森の木々は、

自然が生み出す微妙な色に染まり

足が先に進みません

木々に緑色が増し、登山が緩やかになるころ

底無井戸、無双洞への登山道に合流します

 

 

激下りを行きます

 

 

倒木が・・・

以前来た時も有ったような

 

 

黄葉の森

 

 

ブナの木

 

 

ヒメシャラ

 

 

紅葉の森

 

 

登山道の崩壊箇所にはロープが・・・

 

 

登山道

 

 

底無井戸、無双洞への登山道に合流

 

 

左に行けば和佐又に戻るが時間が早いので底無井戸まで行くことにして右に進む

底無井戸までは緩やかに下って行く

底無井戸近くは岩間の下りでロープが付く

覗き込んだ底無井戸は暗くて底が見えなかった

戻る途中、風を避け岩の陰で昼食、☕を…

森の中、静かな時間を過ごし、和佐又のコルに向け腰を上げる

黄葉に包まれた登山道は歩きやすく、緩やかに高度を上げて行く

大木が目立つようになり、葉を落とした木々が多くなって来た頃

大普賢岳登山道に合流、その先にベンチのある和佐又のコル

 

 

登山道

 

 

岩間の登山道になると底無井戸は近い

 

 

底無井戸まではロープが付き足元が悪い

 

 

底無井戸

文字通り中は真っ黒で底は見えませんでした

 

 

今日のお昼

カップのカレーメシと

 

 

黄葉

 

 

登山道

 

 

大木が…

 

 

 

 黄葉

 

 

大普賢岳登山道に合流

その先は和佐又のコル

 

 

和佐又のコル

左に下れば和佐又ヒュッテ

和佐又山は直進

 

 

和佐又のコルから尾根を急登して山頂に向かう

山頂は広い台地で西から南側が開け大峰の稜線が…

下りは東へジグザグの登山道を和佐又ヒュッテに向かう

 

 

木々が葉を落とした石屑の尾根を急登

右側から強風が…

 

 

山頂 1344m

日本岳から大普賢岳の山並みが…

 

 

東に下る登山道は

靴が埋まるほどの落ち葉に埋もれているが

路はしっかり続いている

 

 

賑やかな声が聞こえてくると

和佐又ヒュッテに飛び出した

 

 

紅葉の山旅も今年はこれが最後か❔

巨樹ふれあいルート、岩本新道とも

素晴らしい紅葉に出会え

一人の登山者とも出会わず

静かな山旅となった


2017紅葉山歩第四弾 巨樹の森と和佐又山 その1

2017年11月14日 | 大峰

 

 

2017年11月4日 (土)

恐らく今年の紅葉の見納めになろうかと

頂上を目指さず山麓歩きをと

以前紅葉が綺麗だった岩本新道に加え

初めての巨樹ふれあいルートをチョイス



和佐又山ヒュッテの駐車場に車を止め

大普賢岳への登山道を

歌碑の分岐に向かいます。



午前8時に着いた駐車場はほぼ満車

 

 

駐車場からは舗装道路を歌碑の分岐へ

駐車場付近の木々も色付いている



歌碑の分岐

登山道は左手に登るが

巨樹ふれあいルートは

歌碑の右手を森に入る

 

 

巨樹ふれあいルートは森の中に入ると

山腹を緩やかに絡みながら

小沢を横切り

石灰岩が転がる登山道を

緩やかにアップダウンを繰り返しながら

展望ルートの分岐に向かう

標識板、テープは有るものの

落ち葉に埋められた登山道は

踏み跡も薄く暫しロスト

GPSを頼りに

慎重にルートを探りながら進む

 

 

森の中は黄葉に染まっている

 

 

踏み跡が落ち葉で埋まって判り辛い

 

 

山腹を絡むように踏み跡が続く

 

 

登山道

 

 

倒木が登山道を塞ぐ

此処は上手に迂回

 

 

登山道

 

 

マムシグサの実

 

 

登山道沿いにブナの巨木

 

 

展望ルートの分岐

展望ルートは右手の踏み跡をたどり

新伯母峰トンネル南口の登山口に続く

 

 

 

巨樹ふれあいルートは左手へ

山腹をジクザグに斜上しながら

一気に高度を上げます

周辺は

ブナ、ヒメシャラ、イタヤカエデの森となり

巨樹ふれあいルートの名に相応しく

大木が多く見られ

自然が描くキャンパスには

赤色、黄色、オレンジ色が混ざり

絶妙のコントラストが描かれる

此処でも落ち葉に埋もれる踏み跡は薄く

標識板、テープ頼りの

山歩きとなる

黄葉を愛でながら登山道を行くと

やがて傾斜が緩んでくると

大普賢岳登山道に出会う

 

 

大きな木が多くなってきた

 

 

これはトチノキの大木

 

 

登山道

 

 

カラマツ

 

 

ブナ、ヒメシャラの間を

薄く踏み跡が続く

 

 

ブナの大木

 

 

登山道

 

 

 

山腹を登って来た登山道は

一度尾根に上がる

標識が有っても

踏み跡は分り辛い

 

 

ヒメシャラ

木肌が綺麗

 

 

尾根を上がった登山道は

再び山腹を絡みだす

 

 

微かな踏み跡を追う

前方の倒木は下を潜る

 

 

 ミズナラ

大きく枝を広げる

 

 

登山道

 

 

ブナの森

 

 

 

大普賢岳登山道に合流

 

 

・・・・・と言う事で

【2017紅葉山歩第四弾 巨樹の森と和佐又山 その2】

に続きます