きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

蕪島

2015-11-10 21:25:00 | 徒然に2014-2015
数日前、神社が焼けたというニュース。

最初ぴんとこなかったが、青森のあの辺で海猫なら、ということで記憶が蘇る。

単車に乗り、一人で「野宿(キャンプ場があれば当然そこにしますがない場合は仕方なく)」しながら走っていた学生時代のこと。
東北を1週間かけて走っていただいたい中盤から終盤にかけてのこと。
広い片側2車線か3車線の道で速度超過。
夕方、今晩の宿泊地がまだ決まっていなくて焦っていたのは確か。
だめだよー、と地元のイントネーションで取り締まりの警官。
すんません。GPX、そんなに普段は出ないんですが。
27キロオーバーの青切符(最近まで手元にあったが昨年破棄)。
その代わりに、という感じで、これもソロで東北を走っていたライダーに教えてもらったキャンプ場がある場所をいう。もって来たガイドブックには記されていなかったその場所を切符切った警官に尋ねる。
もうちょっと先だねえと、これも地元のイントネーションで、教えてくれる。

本当にもうちょっと先にそこはあった。

海に面した、ひたすら広い草原(芝生ではなく)で、周りには何もない。その日は3張りのテント。風がやたら強かったのを覚えている。
それから、高かったキャンプ場の代金も。
当時は損したなという感じだったが、今になると良かったと思うのが不思議である。

ソロで走るのが、基本であり今も変わらない。その原点でもある、ライダーの時代を想い、やはり変わってないと思う。

蕪島も変わってない。変わらない。


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