植物工房 四季館だより

山野草・苔・多肉植物・植物のための手作り陶器鉢笠間のことなど綴ってます。

黄槿 (ハマボウ)

2010年07月24日 | 








ハマボウの花は、7月~8月に咲く、ハイビスカスなどと同じフヨウの仲間。
初めてハマボウに出会ったのは、今から10年程前、
葛西臨海公園やお台場海浜公園です。

ハイビスカス等の仲間ですが、ハイビスカス程派手さはありません。
黄色い一日花は、南国系の花の形をしていますが、
上品な黄色と丸い葉が印象的で気になる存在の植物でした。

実は、このハマボウ、お台場海浜公園で拾った種を蒔き、実生で育てたものです。
最初は、東京でも芽が出てもほとんど冬を越せませんでしたが、
鉢植えで何年か育て、少しづつ株を大きくし、

こちらにきてから元気な株を地植えにして、やっと笠間の街でも冬を超せるようになり、
背丈も約3mくらいに成長、毎年黄色い花を咲かせるようになりました。
盆栽では、小さな実生苗を浅鉢に多数植え、林等を演出います。

このハマボウは実生から育て、愛着も一入です。


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地球ドラマチック!

2010年07月23日 | 笠間















今日も温度計は35℃を超えています。
連日の猛暑が続く中、夕刻の笠間の空は、見事な夕日に染まりました。

絵に描いたような積乱雲は、少しづつオレンジ色に染まり始め、
太陽を包み込む巨大なキノコのような雲は、輪郭が稲妻のように輝いています。
いつのまにか飛行機が、彗星のように現れ、
巨大なキノコ雲を飛び越えて行きました。
そして、太陽は、もう一度わずかな雲の切れ間から、
白い光とともに、最後の輝きを見せてくれました。

宇宙まで続く鮮やかなブルーから、
山並みに消える燃えるようなオレンジのグラデーションが美しい。
そして、刻一刻と形を変えるダイナミックな雲には圧倒されます。

まさに、地球ドラマチック!
太陽と地球が演出する巨大なスクリーンのドラマは、
30分足らずの時間ですが、ただただ感動…

暑さも忘れてシャッターを切りました。


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雨乞い…!

2010年07月22日 | 笠間



今日の笠間はまたしても35℃超え、連日の猛暑に植物達も悲鳴をあげています。
いやいや、植物だけではありません。人間も犬も、そして、池の魚も…。

意外にうまくしのいでいる生き物がいました。
それは、アジサイの木陰でじっとしているアオガエルくんです。

毎日こんなに暑くてはたまりません。
いっそのこと、雨乞いでもするしかないか…という気分です。

庭の植物の水あげには、主に池の水を利用していますが、
だんだん水位が下がってきているのが気になっています。


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美しき夏のヒロイン

2010年07月21日 | 
ずいぶん前に、霧ヶ峰の車山高原でニコウキスゲの大群落を見て感動しました。
山一面に黄色い絨毯を敷きつめたようです。

群生する百合は、とてもスケール感がありますが、
色鮮やかな大きな百合の花は、圧倒的な存在感があります。
まさに、夏の花のヒロインといったところでしょう。

ほんの一部ですが、夏のヒロイン達を紹介します。

笠間の野山でも、もうすぐ山百合が咲くので楽しみにしています。

















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水面に浮かぶ宝石(睡蓮)

2010年07月20日 | 













今日の笠間は、35℃を超える猛暑。
そんな中、睡蓮鉢に浮かぶ涼しげな睡蓮を発見。
カメラを持っていなかったので、
かつて、アナログカメラで撮った睡蓮の写真をスキャンして掲載します。


初めて望遠レンズを購入して、睡蓮を撮りに行った時のことを、今でも覚えています。
あれは、今から約15年くらい前、調布の神代植物公園でのことです。
レンズを300mmいっぱいにズームアップすると、
ファインダーに映し出された睡蓮は、まるで水面に浮かぶ宝石のようでした。
さらに、アングルをいろいろと変え、逆光で覗き込むと、
太陽の光を受け、睡蓮は、自ら発光して輝いているようでした。


蓮は、葉や花が水面から立ち上がりますが、睡蓮は、葉も花も水面に浮かんだまま。
(熱帯睡蓮は、花が水面から立ち上がります)

花は、開いて閉じてを3回繰り返し3日で散ります。
これを人間のサイクルに例えて、
日中(開く=目覚める)、夜(閉じる=眠る)というところから、
睡眠する蓮なので、「睡蓮」なんだそうです。


スイレンは、水蓮ではなく、睡蓮なのでおまちがいなく。


笠間は、陶芸の街のせいか、民家や陶器販売店などで、睡蓮鉢をよく見かけます。



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