いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

普通の人

2004年09月19日 | 考える
普通の人なんているのだろうか。

いろいろな人に会う。
いろいろな人と話す。
いろいろな考えを聴く。

ますますわからなくなる。

普通な人なんていないのではないかと思う。
世界は懐が深くて、どんなマイナーな趣向を
持つ人にでも必ず同じような考えの人がいる。

「普通ならこう考える」

そういうことをよく言ってしまうが、
実際のところ、「普通の人」とはどういう人なのかが
わからない。

すべての人々の性向の「多数」の総和が
「普通の人」なのだろうか。

あたらしい人々に会うといつも、
「普通の人なんていない、この人もたくさんの個性の中の一人なのだ」
と思う。

「自分自身はマイナーで、人と考え方が合わない」

いつもそう考えるのだが実は他の人たちも
そう思ってはいるものの、
普通のふりをして、多数派にまぎれているのかもしれない。
コメント
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